サードウェイ(第三の道) ~白井信雄のサスティナブル・スタイル

地域の足もとから、持続可能な自立共生社会を目指して

地域に期待される気候変動適応と取組状況、次なる課題

2017年02月18日 | 気候変動適応
 1.はじめに    気候変動政策においては、緩和策に重点があったが、気候変動の悪影響が顕在化する中で適応策が注目されてきた。従来の大気汚染等の環境問題においても、環境問題の原因となる環境負荷の削減という緩和策のみならず、環境悪化の影響から身を守る適応策はとられていたのであるが、緩和策に加えて、適応策が強調されることはなかった。それだけ、気候変動の問題への緩和策は実行が難し . . . 本文を読む
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環境新聞連載:「再生可能エネルギーと地域再生」より、8回目:湖南市の再生可能エネルギーと地域づくり(3)

2017年02月12日 | 持続可能性
 前回までに、湖南市において、2013年に障がい者の作業場の屋根上(初号機)、地元運送会社の倉庫上(弐号機)に、市民共同発電所が設置されたことを記した。今回は、新たに設置された市民共同発電所(参号機と四号機)や地域電力会社の設立の動きを紹介し、最期に湖南市における取組の全体像をまとめる。   ●公共施設に設置された参号機と四号機  十二坊温泉ゆららに設置された参号機16.3kWと、 . . . 本文を読む
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白井信雄の経歴

2017年02月03日 | 自己紹介
地域における環境と経済、社会の統合的発展(サステナブル・デベロープメント)をメインテーマとして、人づくり・コミュニティ、リスクコミュニケーション、森林・林業、循環型社会、気候変動対策、再生可能エネルギー等の切り口から、地域行政施策や地域企業、地域住民を支援する研究を行っています。 . . . 本文を読む
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【論文掲載】 再生可能エネルギーによる地域社会の構造的再生に関するチェック項目の構築

2017年02月03日 | 持続可能性
環境科学会誌 Vol.30(2017)No.1に、下記の論文が掲載されました。   再生可能エネルギーによる地域社会の構造的再生に関するチェック項目の構築—長野県飯田市・滋賀県湖南市の評価—   大規模な再生可能エネルギー設備の地域への立地が,地域主体との紛争や地域主体と設備間の乖離を招いている。一方,小売電力の完全自由化により再生可能エネルギー . . . 本文を読む
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環境新聞連載:「再生可能エネルギーと地域再生」より、7回目:湖南市の再生可能エネルギーと地域づくり(2)

2017年01月18日 | 持続可能性
 滋賀県湖南市の市民共同発電は、1990年代に設置され、さらに2012年以降に再開された。今回は、2012年以降の市民共同発電における障がい者福祉との接合の仕方や、売電収益の地域商品券による還元へのこだわりを紹介する。   ●条例制定と市民共同発電所プロジェクトの始動  2012年以降、湖南市では、「湖南市地域自然エネルギー基本条例」の制定と「コナン市民共同発電所プロジェクト」が動 . . . 本文を読む
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講演及び研修講師・コーディネイター・パネリストの実績(白井信雄)

2017年01月12日 | 自己紹介
豊田市/豊田市環境学習施設eco-T(エコット)、エコットフォーラム2016『地球温暖化時代の到来』にて講演「地球温暖化の最新情報と緩和と適応に向けた地域づくり」 2016年12月11日、豊田市環境学習施設eco-T(愛知県豊田市)   京都府 低炭素・持続可能な京都づくり研修会(地域版低炭素塾)「気候変動・地球温暖化への適応について」 2016年11月9日、京都府民総合交流プラザ( . . . 本文を読む
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サードウェイ(第三の道)としての持続可能な社会:自立共生という規範の重視

2017年01月09日 | 持続可能性
今年からブログのタイトルを「サードウェイ(第三の道)」に変更した。持続可能な社会の実現において、”第三の道”を具現化することが必要だと考えているからである。   ●”第三の道”とは何か?   ”第三の道”は論点に応じて、様々に示されてきたが、筆者は、第二次環境基本計画(2000年)が示した定義を出発 . . . 本文を読む
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地域資源の活用は、本来どうあるべきか?

2016年12月24日 | 持続可能性
1.「地域資源」の本来の意味と活用方向   「持続可能な地域づくり」においては、「地域資源」の本来の意味を理解し、「地域資源」を「地域資源」らしく活用することが重要である。    本稿の前提として、上記のことを強調したい。「持続可能な地域づくり」の定義の議論は別稿(樋口・白井(2015)等)を参照いただくとし、ここでは、環境と経済と社会といった3つの側面を相互に関連さ . . . 本文を読む
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環境新聞連載:「再生可能エネルギーと地域再生」より、6回目:湖南市の再生可能エネルギーと地域づくり(1)

2016年12月14日 | 低炭素社会・エネルギー
今回からは、滋賀県湖南市における地域づくりをとりあげる。湖南市は、事業型市民共同発電の設置、再生可能エネルギー関連条例の制定ともに、日本初で実施した地域である。一方、湖南市は障がい者福祉に力を入れてきた町であり、それと再生可能エネルギー事業が結合してきたという特徴を持つ。障がい者福祉と再生可能エネルギーは、どのように接合し、再生可能エネルギーへの取組みの先進性を生み出してきたのだろうか。 &nb . . . 本文を読む
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気候変動適応を通じた地域づくり

2016年11月20日 | 気候変動適応
 水・土砂災害や熱中症対策、農業の被害等、気候変動のマイナスの影響への対策を強化したり、長期的に備えることが「適応策」である。  しかし、「適応策」には、気候変動のマイナスの影響を回避するだけではなく、プラスの側面を活かすという側面がある。また、「適応策」を通じて地域再生を図ろうという動きもみられる。   気候変動を追い風にする研究開発の動き  気候変動(地球温暖化)による気温上 . . . 本文を読む
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環境新聞連載:「再生可能エネルギーと地域再生」より、5回目:飯田市の再生可能エネルギーと地域づくり(3)

2016年10月18日 | 低炭素社会・エネルギー
 前回までに、「飯田市再生可能エネルギー導入による持続可能な地域づくりに関する条例」(以下、再エネ条例)によって、事業主体となる地域自治組織が、再エネ条例の制定以前から市民共同発電事業の中核を担ってきた「おひさま進歩エネルギー株式会社」(以下、おひさま会社)と接続し、が新たな動きをみせていることを紹介した。今回は、飯田市の再生可能エネルギーに係る事業主体が多様に活発化している様子を取り上げる。 . . . 本文を読む
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環境新聞連載:「再生可能エネルギーと地域再生」より、4回目:飯田市の再生可能エネルギーと地域づくり(2)

2016年09月24日 | 低炭素社会・エネルギー
  前回、飯田市における市民共同発電事業の中核である「おひさま進歩エネルギー株式会社(以下、おひさま会社)」を中心に紹介した。今回は、2013年4月に施行された「飯田市再生可能エネルギー導入による持続可能な地域づくりに関する条例」とそれによって再生可能エネルギー事業の主体であると位置付けられた地域自治組織に焦点をあてる。   ●地域が主体となるエネルギー自治を目指す条例 . . . 本文を読む
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市民アンケート調査について:若年層の意見を聞くために

2016年08月17日 | 雑感
 某地方自治体の某検討会の委員を引きうけた。その委員会の一環で、住民アンケートを行い、意識や要望を把握するという。私は、「任意抽出でアンケート調査を行っても、若年層の回収率が悪く、若年層の比率が少ない偏ったサンプルになってしまい、そのサンプルの全体集計を行うことでいいのだろうか。若年層のサンプルを多めに抽出するとともに、年代別の集計を行うことが必要ではないか」という意見を出させていただいた。 & . . . 本文を読む
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環境新聞連載:「再生可能エネルギーと地域再生」より、3回目:飯田市の再生可能エネルギーと地域づくり(1)

2016年07月31日 | 低炭素社会・エネルギー
●再生可能エネルギーの先進地といえば飯田市    飯田市は、人口10万4千人の南信州の中心都市である。この飯田市に、337ヶ所(2014年度末)の太陽光の市民共同発電所が設置されている。気候ネットワークの豊田陽介氏の調査によれば、全国の市民共同発電所は800弱とされることから、飯田市における市民共同発電所の集積度の高さがわかる。    2013年4月には「飯田市再生可能 . . . 本文を読む
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環境新聞連載:「再生可能エネルギーと地域再生」より、2回目:再生可能エネルギー条例の動き

2016年07月10日 | 低炭素社会・エネルギー
【環境新聞連載:「再生可能エネルギーと地域再生」より、2回目:再生可能エネルギー条例の動き(5月18日号掲載)】 . . . 本文を読む
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