京都・西陣の老舗「俵屋」の十七代当主であった喜多川平朗さ
ん(1899~1988)の染織作品である「暈繝錦」(うんげんにしき、
1961年)が展示されていた。
喜多川さんは正倉院裂(ぎれ)などの古代染織の研究と、その
復元に務めて、平安時代の貴族の装束や調度に用いられた有職織
物の技法を蘇らせた方である。1960年に人間国宝に認定。
作品は、複雑な織りの構造がでこぼこと光の加減によっていろ
んな表情を生み、錦がまるで呼吸をしているようにみえた。
(TKKB工芸館:千代田区北の丸公園1-1)
ん(1899~1988)の染織作品である「暈繝錦」(うんげんにしき、
1961年)が展示されていた。
喜多川さんは正倉院裂(ぎれ)などの古代染織の研究と、その
復元に務めて、平安時代の貴族の装束や調度に用いられた有職織
物の技法を蘇らせた方である。1960年に人間国宝に認定。
作品は、複雑な織りの構造がでこぼこと光の加減によっていろ
んな表情を生み、錦がまるで呼吸をしているようにみえた。
(TKKB工芸館:千代田区北の丸公園1-1)