めじろ台  新屋鮨

伝統が育んだ日本の味ーすし
その繊細にして優雅な味わいに

心がけ

2008年06月24日 | ご案内

“見て美味しく。食べて美味しい”を心がける。

心がける、簡単には言うが常に心がける事ができているのか?ゆっくり丁寧な仕事なら誰でも出来る。人より速く丁寧な仕事が出来るようになるまでが修行か?修行と言えば、寿司屋としての修行、それは自分の握った寿司を食べていただけるまでが修行なのか?そうではない。魚を扱う上での良し悪し。見極めとその魚の味、匂い。同じ魚でも違いがある。臭覚は大事だと思っているが、嗅ぎ分ける事は難しい。また匂いを記憶する事にも経験が必要だ。そんな経験を重ねて、おもてなしが出来て気持ちよく食していただき満足感を与えられる仕事が出来て評価が得られるまでなのか?

40才で資産8億円以上のカリスマ美容師が兵庫県に居る。

カリスマ美容師がここまでになったのは大震災があってからだ

高校を中退し彼女と一緒に働きたくて始めた美容師。働きながら定時制高校に通い卒業。24才にして店を持つ。

店は繁盛せず経営不振。そして大震災が店を奪う。店を失い復興の中、彼はただで周りの人達の髪を切り頭も洗ってあげた。

そのお陰で、後に店を出してから髪を切ってあげた人達の口コミなどで繁盛して行き今では240人の社員を抱えるまでになった。というテレビを見た。

全てを失っても持っている技術を惜しみなく振る舞い、人に対する優しさから恩恵を受けたのではないか。人は一人では生きてはゆけないとは言うが、恩恵を求めて優しくする奴に恩恵はない訳で、真の優しさ自然と出る優しさが大事なのか?

では自然と出る真の優しさはどうするべきか?それは人生における心がけの修行なのか?、、、、

と振り返り考えさせられる事が多いこの頃だ。