ここ数年で貨幣供給量が3倍に増えていると言われている。例えば新車の価格をバブル期と現在で比較してみる。当時のR32スカイラインGT-Rが450万円だったのに対し、現行型GT-Rは900万円を超える。スペックも確かに向上しているが、市販車として売り出す以上、庶民の財力に応じた価格設定での開発に留めるはずだから、バブル期の450万円と現在の900万円が同等だろう。つまり貨幣供給は2倍。3倍の貨幣が市場に出回っていることになっているが、その3分の1が一部の権力者にストックされていれば、話の筋が通る。権力者は発行された紙幣の3分の1をせしめて、さらには貨幣供給が倍になると貨幣価値が半減するので、国民の貯金額も価値が半減し、コツコツ貯めた我々の蓄財も奪われる。またバブル期の初任給が20万としたら今の初任給が40万になっているはずだが、実際はそうなっていない。だから賃金も以前よりも減っている。さらにいろんな口実を付けて税金も搾り取られる。そうした中で今朝の熊日に最低賃金が時給で数十円上がったとある。そんなことを成果のように与党の奴らからドヤ顔で言われても、怒りしか湧いてこないよね。アベノクソミクス。
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