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TANAKAHAN日々思った事を綴ってみたりして

多彩

2011-07-04 23:46:40 | Weblog
仕事休み。金融機関で公共料金などの入金を済ませてドトールで書き物をする。その後蔦谷書店に立ち寄って雑誌を2冊買いミスドで読む。まず読んだのは日本庭園を特集した『一個人』。以前何度か行った龍安寺の石庭の記事が載っていた。初めて京都に行ったのは3年前。それまでの京都のイメージは、自分の想像を越えた異質な土地だったが、初めて行ったと思えない心地良さを感じた。特に龍安寺の石庭は僕に「問い」を投げ掛けるのを待ち続けていたように錯覚したほどだ。美しいものはシンプルで潔く、石庭の潔さは他の庭園には感じられない。雪の積もる京都に行きたいと思った。もう一冊、戦国武将の城を特集した『歴史人』別冊を読む。いつも熊本城を眺めているうちに城に興味が湧いてきた。織田信長・豊臣秀吉・徳川家康いずれの城も現存していない点は少し不思議。特に安土城は築城3年後には焼失する儚さである。城と御家の寿命はまるで比例している。熊本城も然り、城主は細川家に移ったが御家は存続している。また、築城した武将が建築センスを持っていたことも不思議。城のイメージを設計者に伝える為にもそれなりの建築知識が必要だったはずだ。勇猛さと緻密さを兼備した戦国武将の功績をみれば、現代人とは遺伝子のレベルから違っていた気がする。夜、タオカフェに行く。久しぶりに夜更かしするほどマスターと話をした。
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