ご訪問いただいた方にお返事を書きながらいろいろなことを思い出しましたので少し書いておきます。
PECOのフレキシブルレールやポイントは金属ジョイントがきっちり入っている限り、段差が生じたりしません。ただ電圧降下対策を含めて、半田付けしています。ゲージ側に半田が盛り上がってしまい、削整をよぎなくされた部分もありました。
絶縁ジョイントは透明のプラ製のものがあります。これはレールに挿入するのがちと大変。
片側のレールにきちんとささっていなかったり(老眼の弊害ですね)
レールの段差にあとから気づいたりします。
ジョイント部分の枕木はあらかじめカットしておき、接続後あとから枕木を挿入します。
PECOのファインレールはマクラギの部分にレールが食い込んでいる状態なので、レールの部分に溝を切った挿入用のマクラギを売っています。コレを使用します。
ジョイント部分のレール端部にあらかじめはめておき、ジョイント後、正規の位置にずらします。先にいれておかないとせっかくつないだジョイント部分を持ち上げる羽目になります。(実際そうなってしまい、レールが元に戻らなくなってしまった場所があります。)
フレキシブルレールの敷設もコツをつかむまで苦労しましたが、かえってユニトラックの方がジョイントの癖、もしくはレール自体のねじれで左右のレールに段差ができたりします。この調整には手間取りました。予備のユニジョイナーを買っておいて状態がいいものと交換したり、レールを逆にねじったり(原始的ですが効果はあります。)
また曲線レールに直につなげたポイント部分で外方に向かってせり上がり脱線をおこすことがあります。(特にローフランジ車両)この場合は間に短い直線をかませると解決します。
フレキシブルレールを急曲線の部分でジョイントするとレールが直線に戻ろうとするのでジョイント部分が外側に向かってとんがってしまうことがあります。
この場合、ほんの気持ちだけレールの端部を内側に向かってペンチで曲げてあげる(あくまでもほんの気持ちだけです。)と、きれいになじみます。(写真にもペンチが写っていましたね)
実は1箇所だけトンガリが残ってしまったところがあります。(画鋲固定が甘くて、接着剤が固着する前にレールが戻ってしまいました。)
さて、本線のレールが敷設できたので手前側のメインの駅の配線工事にかかりますといいたいところですが、ここで問題が。(またですね。)
ベニヤの上に原寸で書いた図面の上に線路を仮置きしてみます。設計図がいい加減だったので思ったように有効長が取れません。(実は試運転で長編成の列車を走らせていて、せめて10両くらいの編成が走れればなどと思ってしまった事もあるのですが)
ポイントの位置をずらしたりホームの幅を変えたり試行錯誤、これでいいなと思ったらポイントマシンの位置に梁がありまして。しばらく考え直すことにしました。
PECOのポイントは線路下にマシンを入れることができ実感的なのですが、メンテナンスを考えるとそのまま下方向に抜き差しできるようにしておきたいところです。
有効長をとるか、メンテナンス性をとるかしばらく考えて見ることにしました。
また、手前の線路を先に敷いてしまうと今後の作業スペースがなくなってしまうし。
この当時この手前のスペースは貴重な工作台となっていました。
先に上部本線エンドレスの連絡リバースを敷設します、また上部のリバースの途中に小さな駅と町並みを作るための路盤を作成しました。
当初は前にお見せしたプラン図のように山裾を走る区間にするつもりだったのですが。
ついつい「あれも欲しい、これも欲しい病」がでてしまいました。
写真中央部分はあとで点検口として使用できるように蓋状にしておきます。
これが2007年2月初旬の状況です。
リバース区間の試運転をしていると
コレはM社の157系ですね。
線路の敷設状態が悪いのです。床下機器がレール一杯のこの車両、極端な縦断的屈曲をともなうジョイントの段差にはついていけません。ちょっとしたレールの段差にひっかかってしまいます。線路の調整具合を確かめるのにはいいのですが?
小駅の予定地で少し遊んで見ます。
線路の横の板切れはホームのつもり。
買い貯めたジオコレシリーズの建物などを並べて見ます。
思えば久しぶりに行った模型店でつい買ってしまった建物と車をテーブルの上にならべ、線路と車両を持ち出してきたことが当鉄道建設へと突き進むきっかけでした。
安楽マニアの腰を上げさせたひとつの原因です。
ちなみに交番のおまわりさん、しなの高原の住民第一号になりました。
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