まさやす日記

長野県議会議員。
宮田村の議員(議長も)していました。
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伊南福祉会の新任役員の施設見学

2016-12-21 | 健康・医療・介護

午前中、表記の施設見学。
伊南福祉会が運営する特別養護老人ホーム観成園と救護施設順天寮、老人保健施設フラワーハイツへ。

見学順に・・・
フラワーハイツ

要介護状態と認定された方が、できる能力に応じて可能な限り自立した日常生活をおくれるようにし、居宅での生活復帰を目指した介護サービスを提供しています。
在宅強化型老健(在宅復帰率などが設定されている、長く入所すること、他の施設へ行くこと、、、などを目的としていない)、昭和伊南総合病院と渡り廊下でつながっている、、、というのが特徴。
ただし、最近は家庭の事情で長期入所の方もあるそうで、在宅強化型老健を維持するために苦慮している感もありました。

それぞれのリハビリにも使われる長い廊下(約70m)

訪問リハは、春から訪問介護ステーションと観成園でそれぞれ行っていたものを統一する、、、との話。

観成園
家庭生活の延長線上を目指している施設で、利用者10名を一つのグループと捉え、12グループがあるような生活施設。

(正面が観成園、右は訪問介護ステーション)
数年前まで妻の祖父が利用していたので何度か訪れたことがありました。
それから改築もあって、外観はイメージが変わっていました。
13か所にある浴室は、利用者さんの状況に応じて様々なタイプのものがありました。




法律の変更で、廊下や部屋は若干狭くなったようですが、施設感を減らす住空間としての工夫は、やはり増築された施設のほうで感じられました。

最後に順天寮。
生活保護法に基づいて、家庭や地域において独立して生活を送ることができない方々を受け入れて、生活の支援を行うところ。
現在、アルコール依存症の方が結構いる、、、との話がありました。
こちらは初めての訪問でしたが、、、40年経過した施設は老朽化もそうですが、施設内で起伏も多く、入所が長期化する利用者さんが多い中、利用し辛いのでは?と感じました(一部改築済み)。
施設の性質上、資金的にも厳しいとは思いますが。。。
「綿の古布が欲しい」
といった話があったので、ご協力できるかたがお持ち寄りください。(ボタンなど着いていてもOKだそうです)

・・・
思いのほか知らないことがあり、自分自身反省しています。
当て職での役員ではありますが、公設、民設との差異は理解したうえで、地域の福祉向上のために寄与できれば、、、と思います。


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