竹内しげやす 市政チャレンジ日記

新米議員から四期目を向えて市政にチャレンジする奮戦記。
一歩一歩目標に向け前進する日々の行動を日記風に。

旧蒲郡ふきぬき観光ホテル建物解体工事 進捗状況

2014年01月04日 | 議員活動
旧ふきぬき跡地裁判 判決後の動向

豪華な水車風呂や巨大な温泉プールで全国的に知られた、 蒲郡市三谷温泉の観光ホテル 「ふきぬき」 が過剰な設備投資と放漫経営で1998年に倒産したのが、 ちょうど14年前。 8年ほど前に岡崎市の宗教法人が研修所などの利用を名目に建物を買い取ったが、 この3年ほど賃借料が滞ったため地主である市が明け渡しを求め、 早ければ来月にも提訴することになった。
 
2004年に名古屋地裁豊橋支部の特別売却によって8034万円で買収した同法人は、 ホテル跡地の9階建て建物 (延べ床面積約8730平方メートル) を 「廻向精舎」 と名付け、 研修所や研鑽 (けんさん) 場、 宿坊として活用すると発表していた。
 ところが、 市の説明によると、 実際にはデイサービス施設や1泊1200円の宿泊施設として利用。 外国人や生活保護受給者らが出入りし、 騒音問題などで近隣住民からの苦情が絶えなかったという。   (2010 6/22 東日新聞による)

<裁判経過>
平成22年6月21日 市議会6月定例会で訴訟の提起について議決
平成22年8月27日 訴状提出(建物収去土地明渡等請求事件)
平成22年10月7日~平成23年7月14日まで9回の口頭弁論を実施

<当時者>
原告 蒲郡市三谷町財産区
被告 聖法寺、天野 明 
   鈴木 明
<判決>
判決日 平成23年9月 1日
確定日 平成23年9月28日(上訴期間を経過し、判決確定)
判決主旨(主なもの)
 ・ 聖法寺は、訴えの対象物件(旧ふきぬき)の建物を収去して土地を明け渡せ
・ 特定非営利法人三河市民福祉会
 ・ 被告らは連帯し平成23年3月7日から土地明渡済みに至るまで年366万6,747円を支払え
 ・ 訴訟費用は被告らの負担とする。

平成22年7月以降 聖法寺納付金額13,205,000円 賃料相当損害金未納分(平成24年3月末現在)
3,919,610円

<強制実行の実施>
平成24年2月 1日 建物収去命令申立書提出
平成24年2月29日 建物収去命令申立書決定
平成24年3月30日 強制執行申立書提出
平成24年5月21日 第1回強制執行実施
平成24年6月21日 第2回強制執行実施
平成24年7月23日 第3回強制執行実施

本館は既に全員が退去して明渡が完了している。

蒲郡市三谷温泉で岡崎市の宗教法人「聖法寺」が不法占有していた蒲郡ふきぬき観光ホテル跡の建物が21日明け渡され、入居者の退去を確認した市が、玄関や部屋の入り口などを封鎖した。
 封鎖は、長期にわたって地代を支払わなかった同法人に対し、建物の撤去と土地の明け渡しの判決を下した名古屋地裁豊橋支部による強制執行に基づくもの。
 裁判では、土地を所有する三谷町財産区の管理者である市が、明け渡しなどを申し立て2010年に同支部に提訴していた。
 強制執行に着手した同支部は、通告した5月21日から1カ月以内に退去するよう、同法人と入居者に対し求めていた。
 通告時に使用されていたとみられる約30室の住人は、別棟の従業員寮を除いてすべて退去していた。
 期限となったこの日、同支部の執行官4人とともに市の財務課職員ら9人も建物に入り、1室ごとに中を調べ、空室であることを確認すると入り口にかぎをかけた。
                (2012 6/22 東日新聞による)

7月23日の第3回強制執行実施により全ての建物の明け渡しを完了する予定であったが、入居者の8人の転居先アパートの修理が終わらないために9月2日まで明渡が延期となった。
9月議会には、解体費用が実際どのくらいかかるのかを調査する費用の計上を求める議案が上がってきます。
9月2日の明渡の完了。そして、解体費用の金額(解体費用の金額によっては、この建物をどうするのか)まだまだ議論は尽きないと思います。・・・道はいばらです。




平成25年6月定例会に第62号議案として補正予算の計上が議案提出・・・2億700万円(6月24日原案可決)


 平成25年9月議会、第67号議案 旧蒲郡ふきぬき観光ホテル建物解体工事・・・・9月25日本会議にて可決
 工事内容(1)旧ホテル解体処分 一式
     (2)旧従業員寮解体処分 一式
     (3)アスベスト撤去処分 一式
     (4)建物撤去部埋戻し 一式
     (1)から(4)までの主な工事
      仮設工事、建物解体工事、副産物処理工事、アスベスト除去工事
 
 工 期 平成25年9月26日~平成26年7月10日

 受注者 蒲郡市形原町南新田29-1 株式会社 光建設












下の2棟の寮は解体が完了。残るは本体です。


三谷温泉の未来にはばたくように、かもめが沢山飛んでいました。
(過去よりも 未来に夢見 かもめ飛ぶ)
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