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声だそう多数派のみなさん

都(国・県・市)民目線の政治

2017-07-04 22:19:38 | 声だそう多数派のみなさん
 東京都議会議員選挙は、小池知事率いる「都民ファーストの会」が圧勝し幕がおりました。マスコミによれば、森友学園、加計学園、強硬な国会運営、防衛大臣発言などの問題が主要な敗因と論じています。当然、それらの影響があったと思います。あれだけマスコミも野党も物事の本質から外れ、現政権を非難するだけの主張を大々的に報じれば・・。
 私は、何よりも猪瀬元知事、舛添前知事らの辞職騒動のごたごたから、都政運営があまりにも都民目線からかけ離れたものであったことを多くの都民が認識し憤りを感じたからだと思います。更に、昨年の知事選などで、様々な自民党都議団にまつわる旧態依然の金権体質が見え隠れし一層の非難を受けました。その最たるものが豊洲市場の問題だと思います。次から次へと悪しき情報が明らかにされ耳を疑いました。
 事の真相はわかりませんが「火のないところに煙はたたない」、私は保守系の立場ですが事実であれば言語道断だ。いまだにこのような運営をしている議会があるとすればそれは許ない。
 安部首相は、今回の結果を踏まえ「初心に立ち返って・・」との趣旨を表明しました。自民党総裁ですからうなずくところですが、しかし、私は、森友問題は「わきが甘い」との指摘は受けるところですが、国民のための政治を迅速的確に推し進めている政権だと思います。遅きに失したテロ等準備罪は、批判を受けてでも必要不可欠なものはある意味強硬策をもってしても実行すべきことだと思いますしそれが国民のための政治であると思います。旧来のような八方美人で何ら進捗が見られない政治の怠慢を国民は見てきたはずです。何も今回の国会運営が強引だとは思いません。むしろ野党の、野党側にとっておいしいところだけを取ったいわゆる「つまみ食い」国会戦術のほうこそ、国民に事の本質をはぐらかす不誠実な運営だと思います。二大政党制が好ましいところですが、何でも反対の野党ではとても組するに値しない。
 願うところは、知事も自民党籍であった方、安倍政権とも思いはかけ離れてはいないと思います。対立構造ではなく相互理解、切磋琢磨しての協調を期待しています。
 今回は、都民目線を主張する「都民ファーストの会」が追い風に乗り圧勝しました。どんな選挙であっても当該地区の市民目線を踏まえた政治が求められることはごく当たり前のことで、政治家や政治を志す者はこれを肝に命ずるべきです。4年後には「都民ファーストの会」が信任を問われます。真に都民のための政治に邁進してほしいと思います。


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