shiba's scope

めざせ、ロジカルなロマンティスト。 

あざといの典型。(67.6)

2009-11-06 00:19:28 | 日々のあれこれ

 先週末に髪を切りに行って、けっこう混んでたので、待ってる間に「ラストイニング」っていう野球マンガを手に取ってみたら、これが面白い。戦術とか技術にかなりウエイトが置かれてて、今までこういうのなかったんじゃないかな。10巻以上読んじゃった。つづきがとっても気になる。マン喫行って読もうかな。

 さて

 この間、カミさんと話していて、何かの流れで「あざとい」ってどーいうときに使うかな?という展開になった。
 辞書的には「抜け目がない、小利口」みたいな感じだけど、そうそう、サントリー「金麦」のCM、あれなんか「あざとい」の典型じゃない?という話になる。

 清楚で古風、でもってすこしお茶目な奥さん。こんなひとと一緒だったら、ビールのカテゴリーなんてどうでもいい、第3のビールだって、十分おシャレじゃない、みたいな。たぶんこのCM(商品)のメインターゲットって、オーバー40の男性なんだろうな。
 使われてるBGMも十分計算されてる。アレンジは変わっているけど、40代以上なら多くのひとがすぐにそれと分かる、オールナイトニッポンのオープニングテーマ。まあまあ、ホント手回しがよくて、これぞ「あざとい」って感じ。

 いま流れてるのは、これだったと思う。

 何年かこのシリーズが続いている(ひょっとして発売以来か?)から、好評なんだろうね。出てる人は別に嫌いではない(といって、ストライクゾーンでもない)けど、わたしがイヤなのは、「ほ~ら、みなさんが食いつきそうなCMつくってみましたよ~、好きでしょこういうの。(このセグメントはこうやっときゃオッケーだぜ、ぐへへ)」みたいな感じが漂ってくるところ。なんかロコツに小バカにされてる気がして、イヤだ。何事によらず、あざとさが見え見えなのは、ゲンナリしてしまう

 あ、第3のビールなら、サッポロの「麦とホップ」がおすすめです。なかなかおいしいよ