先日、加来 耕三 氏 による「歴史を動かした会議」を読み終えました。
タイトルに惹かれて読んだ本です。
ひとつの「会議」の成り行き次第でその後の歴史が大きく変わった、そういう実例を数多く紹介し、その中から「会議」を有利に導くための具体的なポイントを提起しています。
ここで著者が採り上げている「会議」は、文字通りの会議もあれば謀議・篭絡等の類も含まれています。その点でいえば「根回し」に代表されるような裏舞台の行動の巧拙を論じたものでもあります。
私としては、そういう会議を成功裡に導くためのTipsよりも、歴史の転換点となった会議について、より詳細な史実の掘り下げやリアリティのあるエピソードの紹介を期待していたので、ちょっとイメージが違ったかなという印象を抱きました。
読後感については、また私のもうひとつのBlogでお知らせします。
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