本日、三木 清氏による「人生論ノート」を読み終えました。
このところ、最近の話題本を手にすることが多かったので、久しぶりに哲学系の著作を選んでみました。
さて、この「人生論ノート」、巻末の解説において中島健蔵氏は「このようにわかりやすく、しかも肌のぬくもりを感じさせるものは、・・・」と語っていますが、私は正直なところかなり難渋しました。
論文という形式ではなく、各テーマに対していくつもの短文が連なっているまさにノート（書き留めたもの）という体裁です。
短文であるため、かえって哲学的素養のない者には理解するのが難しいと感じました。
読後感については、また私のもうひとつのBlogでお知らせします。
本日、御立 尚資氏による「戦略「脳」を鍛える」を読み終えました。
著者の御立尚資氏は、BCG（ボストン・コンサルティング・グループ）のヴァイスプレジデントです。
本書は、御立氏のコンサルタントとしての経験をベースに、The BCG Wayとも言うべき「戦略立案のための実践的なノウハウ」を紹介したものです。
キーワードは「インサイト」です。
非常に読みやすい「戦略How To本」ですが、ともかく実戦に活かせなければ全く意味がありません。
実践するための「How To」は、実践しかありません。
読後感については、また私のもうひとつのBlogでお知らせします。
具体的な感想のURLは、以下のとおりです。
http://ns-blog.blogzine.jp/omoikomi/2007/11/post_02a4.html
http://ns-blog.blogzine.jp/omoikomi/2007/11/the_bcg_way_106a.html
本日、蔵本 由紀氏による「非線形科学」を読み終えました。
「非線形科学」の第一人者である蔵本氏による入門書です。
著者氏は、「まえがき」において、デカルトにはじまる近代合理主義精神をベースにした現代科学のあり方に対して、今、「何か足りないのでは」という疑問が感じられ始めていると指摘しています。
それが、現代の「複雑系」「非線形科学」への関心の高さの背景にあるとの考えです。
従来からの科学の方法論とは異なるアプローチが示されているので、専門的な内容が理解できなくても、新たな気づきが得られます。
読後感については、また私のもうひとつのBlogでお知らせします。
具体的な感想のURLは、以下のとおりです。
http://ns-blog.blogzine.jp/omoikomi/2007/11/vs_48ee.html
年に数回、福岡出張があります。
出張の帰りに福岡空港でよく買って帰るのが、「薩摩蒸気屋」の「かすたどん」と「銅鑼殿（どらどん）」です。
（鹿児島のお菓子で、なかなかこちら（東京）ではお目にかかれません）
先週も機会があったので、買ってきました。
鹿児島のお菓子といえば「かるかん」が有名なのでしょうが、私の家では、「かすたどん」と「銅鑼殿（どらどん）」の方が圧倒的に好評です。
「かすたどん」は、カスタードクリームをスポンジでつつんだ蒸し菓子で、仙台の「萩の月」と同じ系統です。
「銅鑼殿（どらどん）」は、まさに普通の「どらやき」なのですが、皮（スポンジ）もアン（粒あん）もしっかりしていて、なかなかものです。
値段も１個84円と手ごろなので、うれしい限りです。
今週は、出張で久しぶりに札幌に行きました。
行ってみたいラーメン屋もあったのですが、時間もなかったので、札幌駅付近で手を打ちました。
入ったのは、 「らーめん初代一国堂 駅前・屋台店」 。
お店の方に何がよく出るのか聞いたところ「醤油らーめん（700円）」とのことだったので、それをお願いしました。
麺は、サッポロラーメンらしくちょっと太目のちぢれ麺。
味付けの煮玉子はちょうどいい具合でしたが、スープや具も極く標準的で、トータル的には可もなく不可もなくといった感じでしょうか。
