昨日、鶴見 良行 氏による「バナナと日本人―フィリピン農園と食卓のあいだ」を読み終えました。
岩波書店の「図書」という小冊子に、岩波新書創刊70年記念の企画として「私のすすめる岩波新書」というコーナーがあって、そのなかで、ルポライターの鎌田慧氏や東京大学名誉教授の篠原一氏等、数名の方がお薦めとして挙げられていたので読んでみたものです。
「バナナ」という身近な食品から、発展途上国の貧困を踏み台にして世界経済を牛耳ようとする多国籍企業実態や世界経済の歪みを浮かび上がらせています。
ちょっと前の出版(1982年)の本ですが、私と同時代のルポルタージュでもあり興味深く読めました。
読後感については、また私のもうひとつのBlogでお知らせします。
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真っ当なレポートでよい本でした。
「エビと日本人」も「私のすすめる岩波新書」で何人かの方が推薦されていました。