Mのミステリー研究所

古今東西の面白いミステリーを紹介します。
まだ読んでいないアナタにとっておきの一冊をご紹介。

『ドンデン返しの映画』

2014-07-13 08:47:08 | 日記
お話の最後にこれまでの世界をひっくり返す衝撃が待っている映画。それがドンデン返しのある映画です。
沢山有りますが、先に紹介した「猟奇的な彼女」もそんな映画です。予備知識なしで観ているとビックリしますが、なるほどと思わずニヤリとする。そんなところがこういった仕掛けの有る
映画の楽しいところです。映画の好きな人なら先刻ご承知でしょうが、ここは私なりの好みなどを取り入れた作品をピックアップします。

初めに「アイデンティティ」2003年アメリカ は有名な作品でこの映画は外せないと思います。ラストはほとんどの人が予測不可能と思います。二番煎じは効かない映画、それがこの映画の強みです。
通の人には評価が高いのが「ユージュアル・サスペクツ」1994年アメリカ でしよう。アイデンティティはジョン・キューザック、レイ・リオッタなど曲者俳優が揃っていますが、ユージュアル・サスペクツも
ケビン・スペイシーなど個性派俳優が顔を揃えています。この映画も謎を最後まで引っ張ってあのラストです。脚本の妙ですね。脚本の妙と言えば内田けんじ監督の「アフタースクール」2008年日本 です。

大泉洋、佐々木蔵之助、堺雅人、常盤貴子など豪華メンバーが出演しています。内田けんじ監督はこの他に「運命じゃない人」カンヌ4冠 や「鍵泥棒のメソッド」などコメディ・タッチのサスペンスを
撮られています。個人的にはどの作品も好きなんですがこの「アフタースクール」は別格です。こんな楽しい映画はありません。もちろん「楽しさ」の質のレベルの話ですが。

そもそも最後にドキッとさせるラストシーンで秀逸なのは1968年に公開されたチャールトン・へストンの「猿の惑星」だと思います。あの最後のシーンは衝撃的で忘れられない。

この他には「シックス・センス」が有名ですね。でも有名ではなくても最後に意外なオチがある映画はまだまだあります。自分がとても好きなのは「閉ざされた森」です。
この映画のラストシーンのカッコ良さ。DVDもコレクションしています。どちらかと言うとサスペンス系の映画にこの手の仕掛けが多いのが特徴です。古典でいえばヒチコックの「サイコ」ですね。

「エスター」などもそう来たか、というオチで目の付け所というか発想の良さがこのストーリーを成功させています。「パーフェクト・ストレンジャー」「スイミング・プール」「メメント」
「シャッター・アイランド」なども面白いと思います。「パッセンジャーズ」なども冒頭の衝撃的シーンから入っていくストーリーには引き込まれます。アン・ハサウェイのファンの人なら外せませんね。

ところで最近まで知らなかった事ですがブラピの「ファイト・クラブ」もそうなんですね。あのラストには驚きました。まるで違う映画と思っていました。

でも自分が好きなのは「ラッキーナンバー7」や「ゲーム」です。「ライフ・オブ・パイ/トラと漂流した227日」も憎い話でうーんと胸に重くのしかかります。まだまだ書ききれないほど作品があります。

テレビがツマンナイ夜にでもどれかひとつを試してみて下さい。面白さは保証します。


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