昨日はイオが生まれて初めてのヴァイオリン・コンクールに参加しました。
姉のメリとは違い、男児はVnに対する取り組みが全然違っていて、それが面白くもありストレスにもなるのですが、とりあえずは人前で演奏するまでになりました。
では技術的にも上達したのかというと???
↓がコンクールの数日前に舞台用の衣装を着て練習した時の動画です。
イオの場合、家庭内での立ち位置が常に姉メリの下にあり、コンクールの話が出たときから「僕は銅賞でいいよ♪」
と、謙虚な発言。
その姿に母は胸がキュンと(男親には分からない感情です)なるそうです。
こんな理由で目標を銅に設定したコンクール本番。
幼稚園児達のクラスは比較的簡単な曲の第1A部門、
バッハ・メヌエット・第1が、第1B部門
最後が、コレルリ・ガボットの第1C部門です。
イオが参加したのは第1A部門で、演奏順は4人中3番目です。
年中さんばかりのこのクラスは、演奏以前にとにかく可愛いのです。
コンクールという性格上、ともすればカチカチになりそうな雰囲気を一気に解消してくれ、
ある子は入退場の際に忍び足で歩き、その飾りっ気のない可愛さに会場中が笑顔で溢れました。
そして1番の子から演奏が始まりました。
素人の私が聴いていると、どの演奏にも序列はつけがたく(技術的にも)、
この中で敢えて順位をつける審査員の先生は大変だなぁ~と思ったものです。
園児部門A~Cの13人全員が弾き終わり、30分ほどの審査・休憩後に表彰と講評が始まります。
こちらのコンクールでは金・銀賞が舞台で表彰され、銅・努力賞は受付に置いてある賞状を自分で取りに行かなければなりません。
目標は銅賞!だから、ここではイオの名前は呼ばれない
と、自分自身にも言い聞かせているのですが、そこは親バカ
金なんて望むことすらありません。
でも、もしかして、もしかしたら銀
と思ってしまいます。
いよいよ発表
まず1番の子が銀賞
ドキドキはMAXに達し、もしここで呼ばれなければ銅賞以下が確定します。
・・・3番、○○イオリ君銀賞
信じられない思いでした。
男の子のイオは、姉とは異なるスタンスでバイオリンを始め、小学校低学年までの期間限定のお稽古です。
ピアノやソルフェージュを同時進行するわけではなく、2日に一度程度の気が向いたときだけの練習
そんなに頑張った訳でも無いのですが、とりあえず「お疲れさま~」「おめでとう
」
夏休みは始まったばかり、来月にはメリのコンクールも控えています。
※これまでのコンクール(メリだけですが)では、一週間前に弦と弓を張り替え、それなりの準備をして臨みましたが今回はすっかり忘れてしまい
5年前にメリが使っていた、そのままの状態で出てしまいました。
案の定、参加者全員の中でいちばん響かなかった事に猛省
して次に備えます。