しいなの独り言

音楽評論ほか

大腸がん-わたしのリアル闘病記- 腸閉塞発症 その4

2017-05-07 15:12:43 | 大腸がん闘病記
絶飲食を数日続けた後、案外早く退院することが出来ました。
自分の中では、がんに比べれば腸閉塞は軽症でした。
ベッドの上で、iPhoneを使って腸閉塞への対処方、今後のつきあい方といった事柄を調べました。そこから、何故か飛躍して「大腸フローラ」について勉強をし、更に自分流にまとめ、退院後の手引までつくっていました。
大腸の健全化には、ごぼう、こんにゃくをはじめとした食物繊維を豊富に摂取して、所謂「大腸のお掃除」を日々行うのがいいということでした。
後でわかったのでは、大腸フローラに効くといわれているものは、腸閉塞の大敵であるということです。
退院した日に、早速スーパーでごぼう、こんにゃく等を購入し、食しました。今思えば、こんにゃくを細かく切ったことで多少救われました。
翌日出社した私は、同じ症状に見舞われ、病院に舞い戻りました。
結局は自業自得です。

大腸がん-わたしのリアル闘病記- 腸閉塞発症 その3

2017-05-06 10:31:30 | 大腸がん闘病記
主治医の先生ではなく、救急対応にあたっていたお医者さんに症状を訴えました。とにかくCTスキャンをとりましょうということになりました。
結果は腸閉塞を起こしているということでした。
開腹手術をした場合、開いた部分の裏側では往々にして「癒着」という現象が起きます。私の場合もそれで、癒着を起こした部分の小腸がスクリュー状になっており、そこに食べたものがひっかかり、あの痛みとなったとの診断でした。奥の簡易ベッドで横になり、次の対応を待っていましたが、結論は「入院」ということでした。

大腸がん-わたしのリアル闘病記- 腸閉塞発症 その2

2017-05-05 05:43:42 | 大腸がん闘病記
前日、私は同僚と焼肉を食べに行き、そこでホルモンを結構たくさん食べました。
翌日は普通に目覚めたのですが、食欲が無く、朝飯を途中でやめたのを覚えています。昼飯も食べられませんでしたが、あの痛みはその後襲ってきました。
例の痛みがふたたび襲ってきました。だんだん耐えきれない痛みとなり、「がん再発」を意識した私は会社を早退し、以前入院していた病院に向かいました。タクシーで向かえば5分位で着くのですが、丁度バスが来る時間でしたので、バスで向かうことにしました。勿論スーツのままです。
勝手知ったる病院につき、救急受付で症状を伝え診察待ちとなったのですが、急激な吐き気に襲われ、トイレで嘔吐しました。本人としてはがん再発を視野に入れておりましたので、「血を吐くのでは」と思いましたが、幸いそうではありませんでした。
その後診察までの短い待ち時間、ベンチに座っていましたが、途中耐えられずベンチで横になったりしました。

大腸がん-わたしのリアル闘病記- 腸閉塞発症 その1

2017-05-04 17:27:23 | 大腸がん闘病記
先述のように、2016年10月に退院した私は、職場復帰を果たし、体力のほうも回復し、ほぼ従来通りの生活を行っておりました。油断はしていませんでしたが、このまま何事もなく完治するのだろうという希望を持って日々を過ごしておりました。最初は会社の同僚も腫れ物を触るような対応でしたが、次第に同僚と飲みに行く機会も増えていた矢先でした。
2017年2月、出勤中のある日の午後1時位でした。また、あの苦痛が私を襲ったのです。