ケアコミュニティ せたカフェ

世田谷区を中心にした多職種連携によるケアコミュニティ

第5回認知症カフェのお知らせ

2015-04-14 16:49:10 | 日記
今回はグループホーム長がゲストです

5月10日(日)13:30〜15:30の2時間、
せたカフェ定番「認知症カフェ」が,豪徳寺のさくら茶屋で開かれます。
今回のゲストは、グループホームのホーム長、市川裕太さん。
認知症の人にとって、グループホームというのはどんな場所なのか?
ここでしか聞けないぶっちゃけトークも聞けそうです。

カフェにはご本人、ご家族のほか、介護の専門職や家族会の主催者も加わり、
介護に関する相談も受けます。

認知症の人にやさしい社会をどうつくっていくのか、
ゆったりした雰囲気のなかで、みんなで考えていきたいと思います。

お問い合わせ・お申込みは・・・・
080-6620-6662(西澤)
m.nishizawa@seta-cafe.com








  さくら茶屋
  東京都世田谷区
  豪徳寺1-21-5
  ヴィラゴートク1F




 ※地図をクリックするとGoogleマップへリンクします。












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第4回「介護家族のための実践介護講座」の報告

2015-04-14 07:20:13 | 日記
講師とともに悩みつつ学べる介護講座

第4回「介護家族のための実践介護講座」、
今回は「車いすからベッドへ」と「ベッド上の介護」がテーマ。
詳細は以下の「脇濱レポート」で報告しますが、
「おお!」「えっ、こんなことが!」の連続でした。
介護技術も福祉用具も日進月歩。
数年前の「ジョーシキ」がいまや「ヒジョーシキ」と化していることもあります。
介護家族の参加も回を重ねるごとに増え、
「続けていかなくちゃいけないね」と、スタッフ一同、うなずき合いました。
講師の理学療法士、佐藤正務さん、ありがとうございました。


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車いすの選び方は、姿勢を正しく維持できることで、日常生活が随分楽になります。
今回は、車いすの選び方、移乗の仕方に焦点を当てます。

■車いすの選び方
①シート部分で、お尻の位置が安定するものがよい。適度な弾力性、太ももが安定するもの。
②背もたれ部分、猫背の方でも調整しやすいように、ベルトで調整できるものがよい。
③フット部分、取り外しができると、転倒を予防できる。
④座椅子の高さ調節ができるもの。
⑤ブレーキは、高い位置にあると便利。
本人でも、かけられる。
⑥介助者用のハンドルは、交換できるものがよい。ハンドルの位置が高いと、猫背の場合、肩にあたってしまう。

■移乗の仕方
車いすからベッドへ
①車いすの位置設定
車いすをベッドへ寄せ、フット部分を外す。(転倒予防のため)
②ベッドの高さを車いすのシートよりも低めに設定する。高い方から低い方へ移動する。
③ひじ掛けを上げる。
④足の位置設定
ベッド側の足を一歩踏み出す。(こちらが軸足となる。)
⑤体重移動
軸足はそのままで、お尻を移動させる。
一人で移乗場合は、椅子ひじ掛けに捕まりながら移乗すると楽です。

■猫背のかた、自分で動けない場合は?
①お尻の位置を前方へ移動させ、両腕で肩を抱える。
②ベッドと反対側の肩に上半身を担ぐ。
③ベッド側の肩を軸に回転させて移乗させる。

メモ感想
■軸足、軸肩が移乗の決め手
体重移動を考えながら移動させると分かりやすい。意外に難しかったのは、お尻を移動させること。
片方ずつ、手のひらをお尻の下にいれ、浮かせて引く感じにする。
手のひらを広げて、大きな面積で受け止めるようにすると、安心感がある。
介護は、密着することで安心感ができることを、実習を通して知ることができた。
触れることから安心感、信頼関係ができることを改めて知った。

※脇濱さんのブログもご覧ください。



写真は、パーキンソン病の患者さんを演じる介護家族の”熱演”で、イスからイスへの移乗に手こずる講師の佐藤さん。
介護経験をバックにした「模擬患者」が多いので、講座にはがぜん熱が入り、爆笑が巻き起こります(笑)。


次回の「介護家族のための実践介護講座」は6月14日(日)です。