探偵ナイトスクープの感動物語

「探偵ナイトスクープ」は視聴者から依頼を受けて、調査する番組です。上の動画は２０１２年６月１５日に放映された「探偵ナイトスクープ」です。こちらの番組はいつも出演者の芸人さんが面白くて笑ったり、また感動物語もあって泣いたりしながら楽しく観ています。

先日（９月２１日）、３番目に放映されたものにとても感動しました。探偵ナイトスクープの感動物語の中では１番良かったのではと思うほどでした。Ｙｏｕ　Ｔｕｂｅにアップされていないか探しましたが、残念ながらありませんでした。それでどのような依頼であったかホームページから抜粋しました。

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3.『おっさんと少年の友情』たむらけんじ探偵

大阪府の主婦（４８）から。去年の夏、主人の勤めていた会社が倒産した。塞ぎ込む主人に、かねてからの夢だった「北海道でオートバイのツーリングをする」を実現する機会だと勧め、家族全員で快く送り出した。１ヶ月のチープ旅行で、主人は貴重な体験をしたようだ。北海道からの帰路、函館から青森までのフェリー内で、たまたま隣にいた小学生の男の子に、会社が倒産した事や旅に出た男のロマンなどを語ったらしい。その少年は修学旅行の帰りで、学校の集合で一度去ったが、下船時に再び主人のところに挨拶に来てくれ、感激した主人は「旅の思い出の写真を送るから」と少年に約束。帰宅した主人は、写真を編集した自己満足度１００％のＤＶＤと、ＵＳＪで買ったターミネーターのケースに入ったキャンディーを少年に送った。変に気を遣わせまいと、こちらの住所は大阪府とだけ書き、ワイルドに終わらせた。今は再就職して頑張っている主人だが、少年がＤＶＤを見てくれたのか、見てどう思ったのかが、気になって仕方がないようだ。どうか主人だと分からないようにして、ＤＶＤの感想を少年から聞きだしてもらえないか、というもの。  

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 探偵のタムケンと依頼者のおじさんは他の番組をよそおって、少年の家へ（青森）行きました。少年は中学生になっていました。おじさんはワイルドで終わらせたいので、ＤＶＤの感想だけを少年の口から聞き、少年には会わないことを希望していました。ですから着ぐるみで身を隠し少年の部屋に入れてもらいました。少年の机の上にはおじさんから送られてきたターミネーターのお菓子のケースが飾られていました。タムケンが少年にターミネーターがどうして飾ってあるのかと聞くと「大切な物だから」と答え、おじさんから送られてきたＤＶＤも見せて、「大変感動した」と言いました。「おじさんはとても良い人なので将来警察官になって探したい」とも言いました。その瞬間おじさんは思わず少年を抱きしめました。もちろん着ぐるみのままなので少年はおじさんとは知りません。とうとうおじさんは我慢できずに着ぐるみを脱いで白状しました。おじさんも少年も涙・涙・涙・・・局長も探偵も視聴者の私も涙・涙・涙・・・こんな出会いがあるのですね。会社が倒産して無職になったおじさんが、偶然出会った少年に泣いて心を打ち明けたらそれが通じたのです。少年はおじさんから贈られてきたＤＶＤとターミネーターの入れ物に入ったお菓子のお礼が言いたいと住所を調べてみたけれどわからなかったそうです。１年以上前のことなのに、送り状も残されていました。少年の美しい目に魅了されたおじさんは再就職をして頑張っておられます。おじさんと少年の友情に心から拍手を送りました。感動しすぎてなかなか寝付けませんでした(;^_^A アセアセ・・・

ますます「探偵ナイトスクープ」が好きになりました。ドキュメンタリーの素晴らしい番組だと思います。

お気に入り度：★★★★★　　朝日放送　　毎週金曜日　２３：１７～