銭湯OL日誌~銭湯ガイドマイスターへの道~

お風呂。特に銭湯が好きです。現在「銭湯検定3級」を持ち、次回の2級に向けて勉強中。【関連】銭湯OL、銭湯、銭湯検定、

【東京銭湯】六郷土手 六郷温泉

2013-12-07 23:26:24 | 銭湯レポート
~お湯を取り巻く思いやり空間~

友達との約束時間がずれ、
時間潰しにのんびりお茶しようか考え、、、行き着いた六郷土手駅の六郷温泉!
そう、時に銭湯には美味しいお茶よりもリフレッシュできる可能性が詰まってる、と私は信じています。


多摩川沿いなため、ランナーさんも多いこともあり、朝10:00からの営業が嬉しいです。実際美ジョガーさんがチラホラでした。


番台のお姉さんに
「体洗ってお湯つかるくらいしか時間ないんですが、入っていいですか」
と聞くと
一瞬きょとんとされ、
「これからお出かけで。」と言うと
「気にせずどうぞ。」と
すぐに笑い飛ばしてくださりました。


早速浴室ですが、、、
黒湯。久しぶりの黒湯ですっ!!
そっと手にすくって、ほの茶褐色な色を改めて確認します。
お湯はやはりなめらかで、熱湯なのにピリピリしないのは私個人の感覚でしょうか。熱さがじんわり、じんわーり体に吸収されてゆく実感がします。

ちなみに六郷温泉は黒湯ではない普通のお湯まで用意されていることと、黒湯の水風呂が用意されていること。
これらは珍しいことです。
普通の湯と比べられるのも魅力ですね。

ちなみに全てのラインナップはこちら。

サウナ後の水風呂までもしっとり肌でいてください、、、という六郷温泉さんの思いやりを感じます。

黒湯のおかげで、寒さでカチカチだった末端も、全身もやわらかくなり、ちょっとカツカツしてた気持ちも和らぎました。
これ、本当に。
体の芯からあたたまるってこうゆうことなんだと、体で理解しました。



さてお湯以外で大切な造りについて。
緑色タイル貼りはあるものの、基本は白ベースに水色縁の凸形天井。
黒湯に心おきなく浸されるためには
、これくらいシンプルだけど開放感ある天井が最強にマッチしていると思います。


また脱衣所にも十分な
脱衣スペース、団欒スペース、くつろぎスペースが空間として工夫されて設けられていました。
特に団欒スペースと脱衣スペースには花が飾られた本棚の仕切りがあったり、
団欒スペースの前にはガラス張りのお庭が見えたり、
それぞれの場所の意味合いをわかるように作られているのです。

ちなみに横になる式のマッサージ機がありました。むむむ、初見です。使いたいけど時間がなかったので、またの機会にしましょう。

こんな束の間の時間でしたが、だからこそ銭湯の力を感じたひとときでした。体ホカホカ。
それに短い時間でも、わずかな会話でも番台さんのあたたかい人柄ってわかるものですね。心ホカホカ。
出口前の休憩スペースは番台さんと対話しやすいような対面式にソファがおかれており、早速お客様と番台さんが会話されていました。


名残り惜しくも
「今度はゆっくり入りに来ます!」
「待ってますよ!」
と番台さんと会話をし、六郷温泉を後にしました。

朝銭湯は初めてでした。
おかげさまであたたかな、いい一日を過ごせたことは、言うまでもありません。




やすこ。

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