千秋小梅日記

コミティア参加サークル「千秋小梅うめしゃち支店」を運営する小津端うめからの連絡、雑感、感想などです。

最近の出来事。

2016年09月15日 18時45分03秒 | 生活

う~ん、綺麗にまとめて書ける状態でないのです。

なので、最近あった出来事をつれづれに。

ゴーストバスターズ見に行きました。旧作を見ていなかったので、見てから新作を見に行きました。新ゴーストバスターズ、面白かったです。ずっと映画館で笑ってました。旧作も面白かったのですが、女性への扱いがこの30年で随分変わったんだなぁ、と隔世の感を持ちました。新ゴーストバスターズは男女の役割が逆転した話で、逆転した可笑しみは勿論ありつつも、それによって炙り出される世の理不尽さが隠し味としてものすごく効いてました。枠にはまらない人間に対する社会の反応の冷酷さとか。旧作が社会に対して戦うことで居場所を作ることが出来たのに対し、新作は社会のどこかに居場所が作れたらと思うのに拒絶される物語のような感想を持ったのです。勿論救いはあり、それがとても描写として美しかったです。

清水玲子の「ミルキーウェイ」「竜の住む星」をついに読破。名作と誉れ高い「竜の住む星」は買ってあったけどずっと恐れ多くて手に取れなかったのでした。今回読んで、予想通り感動しました。死なないロボットと死ぬ人間の対比が鮮やかでした。死なないロボットがいることで、人間が死ぬということをものすごく深く味わうことが出来るようなお話。死を表現しているという印象を持ちました。中々そんな風に思う話ってないような気がします。ちなみに「ミルキーウェイ」に併録されていたコメディ短編、絵柄やテンポが文月今日子(特に星空の切人ちゃん)していて、あぁここにファンがいた!と嬉しくなりました。

近所のブックオフで手に入れた花郁 悠紀子の文庫を久しぶりに読み返しています。以前、18,9歳の時に読んだときにはよくわからなかったところが今では多少は分かるようになり、味わい深く読んでいます。この方は若くして亡くなられた少女漫画家さんで、私は氷室冴子さんの文章で知りました。かなり緻密なプロットと絵で、最近の世間の流行とはかなり離れますが、オリジナルな世界を堪能できます。

あ~、疲れていて今日はここまでで…おやすみなさい…


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