千秋小梅日記

コミティア参加サークル「千秋小梅うめしゃち支店」を運営する小津端うめからの連絡、雑感、感想などです。

今日も再び思いつくまま

2016年09月30日 00時57分46秒 | 読書・漫画

制作に忙しくてブログ書く暇が作れなくてこんな夜になっちゃいました。

また徒然なるままの日記です。

 今、高屋奈月「フルーツバスケット」読んでます。初めて読んでます。現在旧版の10巻を。いや、正確には最終盤を雑誌で見ました。なんと重くて暗い漫画なのだろうとおもっていて、ずっと読んでいなかったのですが、縁があって。

 今なら冷静に読めますが、高校時代にもし勧められて読んでいたらどっぷりつかって出てこれなかったかもしれないな…と思いました。心理描写がストレートに心に突っ込んでくる感じ。高校時代、こんな美しいものに対する憧れが私はものすごく強かった方。
 ただ、美しい面を読み手の心に届けるために、ものすごい人間の負の面を作者は見つめていたのだろうな、とか、感動的なシーンに至るまでに、ものすごく綿密で時間を描けた積み重ねや演出をしているのだな、ということは高校時代には多分気付けませんでした。なんてことを夾くんの本性が明かされるあたりで考えていました。
 あと、ファッションが華やかで見ていて楽しい。今のところ個人的に好きなのは花ちゃんと綾女さん。

 草川為、というLaLa(DX)の漫画家さんに少しずつはまっておりまして一番好きなのが「八潮と三雲」という全7巻のものですが、それはこんど頭が整理できている時に書きたいなと思います…眠い…

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最近の出来事。

2016年09月15日 18時45分03秒 | 生活

う~ん、綺麗にまとめて書ける状態でないのです。

なので、最近あった出来事をつれづれに。

ゴーストバスターズ見に行きました。旧作を見ていなかったので、見てから新作を見に行きました。新ゴーストバスターズ、面白かったです。ずっと映画館で笑ってました。旧作も面白かったのですが、女性への扱いがこの30年で随分変わったんだなぁ、と隔世の感を持ちました。新ゴーストバスターズは男女の役割が逆転した話で、逆転した可笑しみは勿論ありつつも、それによって炙り出される世の理不尽さが隠し味としてものすごく効いてました。枠にはまらない人間に対する社会の反応の冷酷さとか。旧作が社会に対して戦うことで居場所を作ることが出来たのに対し、新作は社会のどこかに居場所が作れたらと思うのに拒絶される物語のような感想を持ったのです。勿論救いはあり、それがとても描写として美しかったです。

清水玲子の「ミルキーウェイ」「竜の住む星」をついに読破。名作と誉れ高い「竜の住む星」は買ってあったけどずっと恐れ多くて手に取れなかったのでした。今回読んで、予想通り感動しました。死なないロボットと死ぬ人間の対比が鮮やかでした。死なないロボットがいることで、人間が死ぬということをものすごく深く味わうことが出来るようなお話。死を表現しているという印象を持ちました。中々そんな風に思う話ってないような気がします。ちなみに「ミルキーウェイ」に併録されていたコメディ短編、絵柄やテンポが文月今日子(特に星空の切人ちゃん)していて、あぁここにファンがいた!と嬉しくなりました。

近所のブックオフで手に入れた花郁 悠紀子の文庫を久しぶりに読み返しています。以前、18,9歳の時に読んだときにはよくわからなかったところが今では多少は分かるようになり、味わい深く読んでいます。この方は若くして亡くなられた少女漫画家さんで、私は氷室冴子さんの文章で知りました。かなり緻密なプロットと絵で、最近の世間の流行とはかなり離れますが、オリジナルな世界を堪能できます。

あ~、疲れていて今日はここまでで…おやすみなさい…

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コミティア117の感想、電子書籍の思い出

2016年09月08日 18時56分13秒 | 創作

今回夏のコミティアで、「紙・電子書籍同時発行企画」部活動に参加していました。

ここ数年、電子書籍には興味はあっても難しそうで、新しいことを覚えないといけないと考えると面倒くさくなってずっと手を付けていませんでした。今回主催者のなかせさんの「今回の企画で簡単にできるよ~」という言葉をきっかけに参加してみたのです。

実際のところ、「マグネット」を使った電子書籍作りは思いの外簡単で、これなら過去の作品をやってもいいかもしれないと思ったくらい。

悩んだのは、紙と電子書籍で中身に違いを持たせた方が良いのか。結局殆ど中身は変えませんでした。なんだか、あこぎな商法のような気がしてきたからです。また、変えるなら値段や、イベントに参加してくれている点を考えると紙媒体の方におまけをつけたいと思ったり。でもそれもまた部活動の趣旨に反する?とかぐるぐる悩んで、結局中身自体は差別は殆どなしになりました。

あと技術的なところではトーンと写植のことを悩みました。アナログトーンはどうしても縮小や解像度、明るさやコントラストによってモアレが出るので、丁度いいところがどのへんか、どのへんなら完成品が見やすくなるのかは難しかったです。そして写植。私はアナログ原稿だから原稿に直接写植を貼ってるんですが、それだとスキャナした場合原稿にフォトショップで入れるよりも読み辛いのです。全部打ち直した方が読みやすいかもしれないけどその手間はかなりのものだな~と気重でした。更に、うちのフォトショップでは振り仮名を簡単に付けられない、ということも相まって、結局打ち直しせずに読みやすくなるようなるべく加工して作りました。写植については今もどっちが良かったのか悩むところです。

実際の販売の場である「bookwalker」では、本の登録が中々上手くいかなかったり、登録が反映されるのに時間がかかったりして、そこらへんでは気が張りました。もっと迅速に反映してくれると嬉しいのだけど、運営する方も大変なんだろうなぁ。

そして…これはなんだか恥ずかしい話なんですが、今回の本は自分の中の動揺が強くてあまり宣伝に力を入れられませんでした。というのは、今回の新刊、新潟、みちのくのコミティアで先に売ってきました。そこで読んで楽しんで下さった方もいれば(本当に有り難かったです。有難うございます)、話の中に無駄が多いと言う方もいるし、こういうのじゃなくてもっと軽いものを描いてほしいと求められたりもしました。色んな反応が返ってくることが今までなかったことなのでまずそれに戸惑い、更にみちのくでは新刊なのにあまり売れない、既刊の方が売れるという初の事態がありました。そういったことで自分自身が動揺して、気分の波が激しかったので、宣伝に精力的になる心の余裕がなかったのでした。

あと、電子書籍を宣伝する、という方法について全く考えてなかったため、いざやろうとしたらなにをどうすればいいのかな?と考えている内に当日になってしまいました。

初めて作ることで色々悩んだこと、登録が割とゆっくりで当日まで時間がなかったこと、自分の本に自信を持ちきれなかったこと、宣伝が必要な時点になって初めて「なにやればいいんだ?」と思い至ったこと等…気づいたら当日準備で追われていたような状態でした。

結局殆ど電子書籍については宣伝できずに当日を迎えたのですが、それでも何冊か電子書籍も売れました。多分自分がぽんと出版しただけでは、宣伝の仕方が分からないこともあって、一冊も売れなかっただろうことを考えると、有り難い企画だったかな、という気がします。

また電子書籍をやるか、と考えると、…既刊紹介の役目としてはとても良いよな、と思うんですよね。もう売れないだろうから製本しない昔の本になんとか日の目を見せてやりたい親心はあります。ただそれは誰かに読まれることを強く狙った作業ではない上、創造的な作業でもないので、それなら新刊にかける時間を増やしたい気もします。

新刊の電子書籍化は悪くない選択肢だと思うのですが、身を乗り出して「どんどんやろう!」とまでは至らないところです。理由は上手く言えませんが、多分自分の漫画を読んでくれる読者がいるという実感がまだ電子書籍の向こうに見えないからだと思います…いや今なんだか気分の波が底になっていて、とにかく自信がなくてネガティブになってるみたいなんです自分が(・。・;。なんかこんな状態で書くもんじゃないなぁとここまできて反省しています。

11月3日にまた一斉配信の機会がありそうです。その頃までには今描いている漫画(20pくらい)も出来上がっているはず。描いている内に元気が出てくると良いなぁ、そして今度は元気に色々やれるとよいなぁと現在考えているところです。

なんだか読み返すとへんな文章な気がしますが許してください。そんな思い出でした。

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君の名は。を見てどーでもいいことを考える。

2016年09月01日 18時01分01秒 | 映画

妻が見て感動し、「君も是非行きなさい」と送り出してくれたので、昨日の夜見に行きました。

盛況で、結構混んでいる中見てきました。

あらすじはあまり言うと野暮なので、男女入れ代わりだけではなくて、そこからの展開がすごいですよ、はらはらどきどきします、とだけ。

久しぶりにアニメ映画で満足しました。「かぐや姫の物語」以来かな?楽しかったです。

最近実写映画を見ることが続いていたので忘れてましたが、天候や、アングルや、フォーカスや、重力を自由にコントロールする(アニメだとすべて描かないといけないのはありますが)アニメ映画の快感を思い出させてくれました。個人的には本筋と全く関係ないところですが物語のクライマックスで主人公の女の子が転ぶシーン、あの体が転がる様が一番印象に残っています。重力から自由になったかのような動きでした。

背景の美しさは言うまでもなく。実写やCGは「本物だ」とは思わせてくれるけど、人間の脳に「綺麗だ」と思わせてくれるのは絵なのかもしれないな、なんて思いました。

しかし、残念だったのは自分の耳。この映画、あるバンドの曲がところどころに挟まれて話を情緒的に盛り上げるような作りをしているのですが、それに自分は乗れなかった。乗れない理由ははっきりしていて、自分がトシを取って、新しい音に厳しいから。どうしても「あぁ、この歌い方はあんな感じ、このメロディーはあれに似て…」とか気になってしまう。良く作ってあって、上手くて、メロディーも良い、なのに自分の耳が素直に感動させない。あぁ、若くないなぁ、ひねくれてるなぁと自分に対して苦笑しながら見ていました。

そうそう、時代の変化を感じたのは、背景の描写でもあって。たびたび列車が走るシーンが出てくるのです。そして、たびたび列車が東京駅に入る俯瞰シーンや、東京の街を定点で取って、早送りするというシーンが入ってくるのです。列車のアップの絵で質感を感じないなーというのに違和感を感じながら見ていたのですが、今のアニメはきっとそこに力点を置くよりもカメラを通して場所時間の全体を映すようなところに力点を置くのだろうなーなんて、美しい東京の街並みの早送りを見ながら思ったのでした。

ただ一点気になったのはお父さんを説得するシーン、そこを創りこんで見せてほしかったなーと思いました。いや若い人はそんなの見たくないかもしれないけど、気になったのでした。

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コミティア117ありがとうございました!

2016年08月25日 18時18分01秒 | 創作

コミティア117参加してきました。

寄って下さった方、見て下さった方、買って下さった方、おやつを下さった方、本当にありがとうございました。

この日を楽しみにして買った本、新規開拓を目指して買った本、色々買いました。それでも漫画スペース全部は回りきれなくって悔しかったです。

イベント後の疲れが今回中々取れないので簡単に。

「長編部」で目に留まって買ったのはSho-on「10th」。高校生たちの行動がとっても自然に受け止められて、「あぁ、まっすぐでいいなー」と嬉しくなっちゃいます。とは言え、これからの展開はきっと辛いんだろうなぁという雰囲気で心がざわざわ。そして絵が上手い。登場人物の肉感が行動の自然さと相まってとても生きてるっぽい。うぅ、いいなぁ。

「長編部」繋がりではRIMLANDさんの「別冊FD」。第2部とか3部とか4部のことで流石に覚えてないことがあるな、と読み返して気づきます。そして終わりまでの構成が明らかに。あぁ、終わりがあるのかー…とちょっと寂しい。いや、未完は嫌ですけど。あと、最後の方に世間での長期連載となった人気作とFDの期間の比較があって、その自虐さに笑いました(笑)。いや確かに長いですが、読む価値ある作品ですよ読んでない方。

部活動と言えばまるちぷるカフェ、なかせよしみさんの「紙・電子書籍同時発行」。「漫画の先生ep5」は新展開。これからどうなっていくか楽しみなところでおしまい。最近のなかせさんの作品は引きが強い。この作品の中で主人公が頭を抱える所、読んでいて「あ、自分はこれよくあるんだよな」とものすごく恥ずかしくなりました(笑)。創作者は一度は身に覚えがあるような恥ずかしさ。どんなところか気になる方は電子書籍でご確認を。「徒歩で5分の別世界」は「いとしわが家」という短編が良かったです。これは説明するより漫画を読んでほしい。

砂虫さんの本は現在妻に貸し出し中(ファンなので)。きっと近日中、うちにある梅酒を使ってなにか料理を作り出すんじゃないかなぁと思っています(^_^;)

web時代からの友人でいつも合同参加のはねむすオフライン「クロネコ喫茶ハチワレ」は「まかないこむすめ」番外編ともう一本黒猫ネタの短編。相変わらずもふもふとしています。今回のは1年前くらいの作品だったので、また新刊が読みたいです。

そのはねむすオフラインのざちおさんが楽しみにしていたのがはしくれ工房「戦え!BIG‐LADY」笑わせてもらいました。はしくれさんの描く人物は悪役でもどこかいい人なところがあって、そこが好き。

うーん疲れてきた…

pastime cafe「かんぴょう食べたいか?」夕顔を見てかんぴょうを夢見る子供たちの話。いや、かんぴょうそんなに好きかお前…とつっこみながら読んでいました。いつもの通り安定した作風。いつか自選集作ってほしい。そしていつも思うけどお年寄りの描き方が上手い。

tito、しば太さんの「四百四病の外/around the seacret」二つのお話が入ってます。どちらのお話もとても良かったですが、特に推しは「around~」。ザバダックの同曲から題を取ったそうですが、私もあの曲昔から好きです。ファンタジー世界で介護、という設定がすごい。思いつかないよそんなの。死と性と不浄と愛が入り混じった話をわずかなページにつめこんで結晶にするような作品。どうにも不十分にしか描けない自分から見るとかなわないなぁ、といつも思います。

アイカラッカ「ゆきのしんぞう」は冬の話。新刊「まるで星のような」は夏の話。表紙がそれぞれの季節を思わせるので、並べると夏と冬をいっぺんに味わえる気分。いつものアイカラッカ。このすっきりとした画面、憧れます。新刊の髪の長い主人公の造形がツボ。

みちのくに続いて購入したのがびりおんみくろん「FOURTEEN」3部作の1作目で謎がまだまだ沢山。突拍子のない人物と展開に良い意味で吃驚させられます。

アトリエそねっと「荒磯の姫君」上巻だけ買ったんですけどね、嫌な予感したんだけどね、中下巻買ってくれば良かった(T_T)。面白いです。小説は最近あまりに読み慣れていないため、長編読み通せるか自信なくて上巻だけにしたんですが、失敗したなぁ。

以降は今回初めて見かけた、買ったサークルさん方(あ、Sho-onもでした)。

絵に惚れて買った南志都「こいするめ」。2巻まで出てましたが、話がまだ始まったばかりで、先が気になります…。

P&Rで惹かれて買ったWATTS TOWER板倉梓「爆弾処理をする男の話と、相棒の少女ロボットの昔話」。ああー、これぞコミティアーと思いました読んだとき。ジャンル分け困難、色んな側面を持っていて、懇切丁寧じゃないし、必要な描写のみで出来ている、厚くないけど深い漫画。こういうの、いつか思いついてみたいなー。

沙羅双樹「ピンクの散歩道」うちの姉がピンクハウス好きだったよなー…と懐かしくて購入。ベテランのエッセイ漫画描きの方らしく、まぁ読みやすく面白い。そしてピンクハウスがこれでもかと描かれてます。ああいう服が好きな人は見てるだけで楽しい気分になれるかも。

L'ETOILE DU CIEL BLEU「幸薄い男ふたりが棲む館」どっかで見たことある絵なんだけど…思い出せない。コメディです。良質のコメディは出会えた時は幸せ。悪役のアクの強さが個人的に良かった(^_^;)

フルクラム「Vetitum Fructum」林檎をモチーフにした家庭教師と妹のやりとりが丁々発止かつ繊細で、読んでいてにやにやさせられっぱなしでした。

今回いつもより回ってる方が長かったかも…色々創作について、絵について、促販について、悩ましい気分で今回参加していました。その分終わった後うんと疲れてしまったようです。自分の至らなさを改めて突きつけられてるようなと言いますか。そんな中話してくれたり、感想を教えてくれたり、励ましてくれたり、様子を見に来てくれた方の存在が砂漠のオアシスのようでございました。本当にありがとうございました。

次回は新潟コミティア…子供の行事で参加できないかも、委託~コミックワークショップかなぁと思ってたのですが、妻に「天秤にかけるくらいなら来るな」と言われて悩み中。まぁとりあえず創作は出来るので、現在ネーム中。そしてネームしたり、創作しているのが一番元気が出ますね。次はもっと面白いものを描こう…と思いつつ、コミティア日記終わりにしたいと思います。長文読んでくださってありがとうございました。

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コミティア117のお知らせ

2016年08月21日 00時00分00秒 | 創作

8月21日、東京ビッグサイトで開催されるコミティア117に「千秋小梅うめしゃち支店」で参加します。

スペースは「T04b」です。

今回は部活動「紙・電子書籍同時発行」にも参加しています。

そんな新刊は新潟コミティアの新刊だった「リヤ/スイ」です。

紙では300円、電子書籍では108円です。

中身は殆ど変わりません。

ただ、紙の方、イベントに来て寄って下さった方には今鋭意制作中の8pペーパー漫画をつけます。

今年の秋のコミティアは参加しない可能性があり(子供の行事で、下手をすると新潟コミティアも行けないかもしれない状態になってきました)、是非寄って頂けたらと思います。

お待ちしております。

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LaLa原画展と、吉野朔実劇場

2016年08月05日 18時54分26秒 | 読書・漫画

先週末行ってきました。

まずLaLa原画展から。以下敬称略で。

成田美名子、清水玲子の絵は別格だなー、と居並ぶ絵を通して見て思いました。

どう描いたのか想像つかなかったです。清水さんの過去の絵だと主線が見えないけどどういうこと?とか、月の子のサンゴの細やかさとか。成田さんサイファの背景のビルとか、エイリアンストリートの装飾とか、パソコン使ってないんですよね???と突っ込みたい位緻密で整然としていました。

私と同じくらいのお年頃の方は成田さんのところでお話しされて、若い方々はホスト部のところでお話しされている姿をよく見かけました。そうそう、今回午前と午後2回見に行って、1回目は家族みんなで、2回目は一人で見に行ったのですが、男性一人だと流石にちょと寂しいというか、周囲から浮いてるかも?と思っちゃうくらい女性の方々が元気で楽しそうでした。

私も成田さんの絵を楽しみに行ったクチですが、お目当ての「アレクサンドライト」「ナチュラル」どっちも何枚かあったから嬉しかった!「ナチュラル」は10巻か11巻の表紙絵が見たかったけど、欲を言えばきりがない。

そしてわかつきめぐみの絵も見れました。今回一番感動したのは「月は東に日は西に」の絵を見た時かもしれない。なんかね、胸が熱くなりました。「SoWhat?」も2点ばかり。普段お見かけしたことがない絵だったので、新鮮でした。

あと、ひかわきょうこの絵も楽しみだったのですけど、個人的には「彼方から」もっと好きな絵があったので残念でした。でも「時間を止めて待っていて」の絵はとてもきれいで、高いのに血迷って複製原画を買いそうになっちゃいました。

あと、もっと原画って小さいものだと思ってましたが、どれも大きくって迫力ありました。カラーにこんなに力を注いでいるんだなぁ、と感動。

ポストカードでふじつか雪、草川為のを購入。どれもその作品読んでないのに!好きな作家さんで、展示されていたカラーも良くって、つい購入。悩んで辻田りり子も。この方は読んだことなかったけど、気になってた方で、良い絵があったので購入しました。…もしかすると本当はララDXの作家さんの方が好みなのかもしれません。

長くなりましたが、続けて吉野朔実劇場。ジュンク堂でやってました。

やっぱり、白黒の原稿は良いです。ものすごく感動。

吉野朔実劇場、ペンタッチがはっきりくっきりしていて、いいかげんじゃなくて、でもかちっとはしていない。よれているけどそれが味になっている。あぁ上手く言えないけどとにかくその線だけでもため息。

そして気合が入っているところの絵はとても繊細。尾崎翆のコマとか。「あぁ!もっとこんなの見たい!」と思いましたもん。

一方聞いてはいましたがトーンはけっこう思い切りよい貼り方。指示の60/10の文字が生原稿らしさを際立てていました。

もう何度も読んだ話ばかりなのですが、生原稿で改めて読んでも話のテンポがとても良くて快感、ユーモアが効いていてたまらんです。

よく出てくる背景の樹、いつもうっそうと繁っていて、とても生命力を感じさせます。

あと、話の最後、登場人物の帰路を後ろ姿で描いた絵が多いのですが、その後ろ姿と、その人たちが各々持ってるバックとの組み合わせがまたかわいい。

少ない線で本当に楽しそうだったり、嫌そうだったりする顔を描かれるのです。

もう一回見たかった、何度でも見たかったなーという原稿でした。

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みちのくコミティア2ありがとうございました!

2016年07月28日 23時43分36秒 | 創作

7月24日のみちのくコミティア2に参加してきました。

寄って下さった方、ありがとうございました。買って下さった方、嬉しいです。

車で移動して参加しましたが、久しぶりに長距離運転したら疲れました(^_^;)。来年はもっと時間をゆっくりとろうと思います。

売るより買う方がメインだったのでは、というくらい、うろうろ会場を歩いてました。それで買ったのが上の本。

語り出せばきりがないのに、8月ティアに向けた電子書籍準備で疲労困憊してまして、あっさりめですいません。

えっと、去年上巻を買ったmiyazakikumeさんの「原の城」。下巻ではなく、上巻部分の描き直しを含んだ192ページの大ボリューム!の本でした。
島原の乱を題材にしたお話です。上巻部分はかなり加筆があって、その苦労はいかほどのものであったかと(過去に似たようなことをやった身としては)涙を誘われます。で、その加筆は下巻を読むと「なるほど、必要だったのだなぁ…」としみじみ。大きく3人主人公がいるのですが、一人の人物の陰影がより濃くなっておりました。それが下巻ではもう切なくて…。
元々死に近い感情や場面を描くのに秀でた方で、そういう人だからこそ描けるところまで描いておられて、一気に読み進めてしまいました。ここまで重いものをよく最後まで描けるなぁと感服。
読んでいて「愚かでいる自由」という言葉が浮かびました。何が正しいかなど、誰にも決められたくないのだ…
読んでおられない方にはオススメ!の本。

きっと有名な同人作家さんなんだろうけれど、今回初めて知ったのがサークル「形而上的プラネタリウム」。会場で1冊読んで感動して、まとめ買いをしてしまいました。一番面白かったのは「ふわふわ魔女のふわ子さん」。絵が可愛い、テンポが良い、話が面白い、でなんじゃこりゃーどストライクじゃんーと会場で悶えていました。そして「アンドロメダ」という総集編を購入。これがまた分厚い。190pとか、170pとかが4冊!流石にすぐは読めず、何度かに分けて読みました。深く深く心の中の宇宙に入っていくようなお話で、主役の子の変化にハラハラドキドキで、最後は幸せになるのか心配しながら読み進めました。なんとも生きづらそうな人たちのお話で、この先も生き続けて幸せになってくれることを祈りつつ読了。

委託で良かったのがつきしろ都萌「Road Movie」絵が綺麗で、ずっとこの世界を見ていたく思いました。北海道が主の方なのかな?また縁があったら買いたいです。

普段成人は中々踏み出せないのですが、サークル「ウサギの穴」で売られていた「妄想のかの子」はペンタッチがすごく好みで、思わず買ってしまいました。

これまた分厚い本で、サークル「びりおんみくろん」の「大田原権造探偵事務所」最終話。160p弱の本。今までこのシリーズは読んだことなくて躊躇してましたが、作者が「ここから読んでも大丈夫」と言っておられたので購入。うん、大丈夫でした。SFがどうにも不得手でこのサークルさんの本は気になっても買えないことが多かったのですが、これはSF的ギミックが少なかったので、大いにこの作家さんの独特の場面展開や魅せを堪能できました。最終巻から読んだので、もしかして一番おいしいところから頂いたような気がする(*^_^*)

3回連続新潟コミティアで隣同志という御縁のアトリエそねっとさん「夜風」。幼馴染みの女性3人のそれぞれの来し方行く末のお話。こまかな伏線を一歩一歩丹念に回収していく話を読み進むうち、いつのまにかとても大きな話を読み終えていた…という気分でした。読み出したら一気読み。この作品の中にどれだけの資料の裏打ちがあるかと感心してしまう位色々な要素が詰まっている気がします。

RIMLAND「どこの馬の骨とも知れないお姫様のブルース」。お話がすごく開いているのですよね。いろいろ深読みできるししたくなっちゃう。作者が裏表紙で話してますが、様々なメタファーが隠れている気がする。なんというか、危険なものが隠れている気がする。ただ、どんな危険の気配がしても、なにか自分にとって大切な、好きなことをただ本当にやりたくってやっている、という気持ちが指針となる、暗闇を進むたいまつとなる、…という風にまずは自分は読みました。たとえどんなに悲しい世の中でも…。今日読み返して元気をもらった本です。

あぁ、もう12時まわってた。今宵はこれまで。ごめんなさい・・・。

そして8月21日は東京コミティアです。参加します。

あ、その前に明後日ララ原画展行きます!それについては来週感想を!!

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みちのくコミティア2のお知らせ

2016年07月24日 00時00分00秒 | 創作

7月24日、福島は郡山にあるビッグパレットふくしまにて行われる「みちのくコミティア2」に参加します。

スペースNo.はF4です。ファントム…?

みちのくコミティア合わせの新刊はありません。が、8pペーパー漫画描きました。

去年のみちのくコミティアから今までの新刊は2冊。

「A Frozen Boy,A Girl In Love」 A5 32p 300円

「リヤ/スイ」 A5 38p 300円

です。

他既刊を持っていきます。

来られた方、是非寄って下さい。宜しくお願いします。

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漫画のお勉強にトライ。

2016年07月14日 21時22分44秒 | 創作

こんにちは。みちのくコミティア2を前にして中々燃えてないうめです。

6月中にペーパー漫画を出来上がらせたのですが、その後、新作のプロットが進まなかったり、自分の能力に嫌気がさしたりしたのです。

段々と悶々ともしてきて、どうして自分はこんなに悶々としているのであろう、と考えたとき、ふと気づきました。

「あぁ、絵が、というか漫画が描きたいんだ。」

気付けば、去年の正月くらいから延々と漫画を描いていたので、今描くものがないと却ってストレスだったよう。

とはいっても、最近自分の作品をもっと良くしたい…裏を返せば今じゃ不満…という気持ちが強く、ネタはあっても急いで描きたくない。

なにしようと考えていた時、ツイッターでプロの漫画をネームみたいに描いてるのを見かけました。

「あ、これ、今こそできるかもしれない」

と思いました。

よく、「プロの原稿をトレースすると上手くなる」と言われます。しかし、自分はやっても完成させたことがありません…どうしても途中で飽きてきてしまうのです。

でも、ネーム位の簡単な描き方なら飽きずに最後までやれるかも!

そう思って描き始めたのが前に触れた吉野朔実「いたいけな瞳」の「夢喰い」。現在18p目。全部で47pだったかな?そろそろやっぱり疲れてきているので最後まで行けるかわからないですが、ここに描くことで逆に自分を追いつめて最後まで達成したい(笑)なんて思ってます。

で、描いてみると、

このページなんて、とっても好みの構成です。かといって自分では思いつかないなぁと脱帽してしまいます。場面転換のページなんですね。雨が降っている、イーゼルを取りに別棟に移動する、というシーン。下半分の、大きな背景コマ、そして点在する人物のコマというのが「あぁ、いいなぁ」と感じます。

自分が書いたら、雨と別棟、小さいコマで終わらせちゃいそう。でもそれじゃこの良さが絶対出ない。

そして、この作品にとってとっても大事な雨を表現するのに背景だけでなく、水が滴る傘が置かれることで、雨のイメージがよく伝わるなぁ、なんて思うのです。自分だったら、背景に雨描いただけで終わらせちゃいそう。それじゃ全然ダメじゃん、とこれを描きながら自分に駄目出ししてました。

上のコマも、並ぶキャンバスのアップと手だけで、美大の出来事という場面設定を饒舌に伝えてくれます。

そして、ここは主人公が恋に落ちるシーン。ただ読んでると結構あっさり読み切ってしまうのですが、描いてみたらものすごく細やかで、あぁ恋に落ちてるんだなぁとしみじみと伝わってきます。ただ

今回描いていて、吉野朔実はほんの数秒と思われるシーンを、要を得たカメラとコマ割りで過不足なく伝えているんだなぁということに感動しました。私の漫画だと要を得てないカメラとコマ割りであっさりしすぎてる気がする…。

で、このシーン。というか全編に渡ってですが、もう手の表現が細かいのですよ。ここだとスケッチブックを持つ手、口に当てる手、ペンを持つ手がもう、顔より何かを訴えてるんじゃないかって思います。うん、これやったら、全身で、とか、小道具を駆使して、とかで、表現するのって大事なんだーとよ~くわかりました。ちなみにネーム模写やってて気づいた饒舌な小道具と言ったら食事。もう食事がどれも細かくかつおいしそうで、食べる人もおいしそう。

で、顔ですが、斜め取りで顔半分だけ描写するアップ、すごくよく使われてます。この表現、この表情、自分が吉野朔実だなぁ、と思うのはこの顔だなぁと納得できるくらい、この角度からの顔が多い。でも自分が描こうとすると、顔半分の分構成部品が少ないからバランスを崩しやすいので中々出来ないのです。

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