千秋小梅日記

コミティア参加サークル「千秋小梅うめしゃち支店」を運営する小津端うめからの連絡、雑感、感想などです。

人物下描き終わりました

2017年01月19日 23時26分37秒 | 創作

やっと、人物下描きが終わりました。

今回主人公は二人で、体験したことを忘れないように書き残しておきます。

最初主人公は一人だったのですが、ドラマを背負いすぎてる設定になってしまったので、二人に分けました。

その最初の主人公のビジュアルは、とある漫画の主人公から考えていました。

しかし、二人に分かれたことから、片方はそのまま、もう片方のビジュアルを考えねばならなくなりました。

そこで、丁度その頃見て面白かった、女優さんが印象的だった映画があって、その女優さんをモデルにすることにしました。何枚か写真を印刷して、それを見ながらビジュアルを作っていったのです。

そんな経緯だったから、元々の主人公の方は描きやすいだろうと高をくくって、もう一人の主人公の方が上手く描けないんじゃないかと不安で一杯でした。そのため何度かクロッキー帳に描いて。

さて、いざ描き始めたら。

新しく描いている主人公の方が、何枚か印刷した写真を見ながら描くと案外サクサク描けるのです。そして、元々いた主人公の方が逆に難しい…

その漫画の絵そのままなら簡単だったのかもしれませんが、それを自分なりに動かすことも大変だったし、もう一人の主人公の演技が上手くいく分、細かいニュアンスが出せちゃう分、こっちもうまく演技させないといけないとなったら、描き直しの連続になってしまいました。

やりながら、「やっぱり現実の人物をモデルにした方が良かったのかな…」としみじみ今回は思いました。

でもなんとか最後は上手く描けたので、来週からはペン入れ又は背景を頑張っていきたいと思います。

早く完成させたいです。

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悩みながら悩みながら

2017年01月12日 22時41分50秒 | 創作

下描き頑張り中。

今回の作品、前にも書いたけど内容がシビアで、描く方も中々辛い。

そして、描いてて、「これを読むことで傷つく人がいたらどうしよう」という気持ちも湧いてくる。

シビアな内容で、嫌なこと思い出させないか、とか、現実とかい離していて腹が立つ、とか、お前に言われたくない、とかならないかなぁと心配になってきました。

そう思っている内、なにより「これ」を描きたい気持ちが強いからここまでやっているんだよなーという気持ちを思い出したりして、中々揺れる心中です。

まず、ベストを尽くしてやろうと思います。

独り言のような現状報告です。また頑張ります。

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こんな感じにシリアスな話

2017年01月06日 00時07分54秒 | 創作

この人は主人公の一人なのですが、こんな感じにシリアスな漫画を描いてます。

この子、10歳のはず。なかなかその年齢に見えるように描けません。

ちょっと大人っぽくなったときは、「どれみちゃんと隣にいてお姉さんに見えないように~」と言い聞かせてから描き直します。結構効く呪文です(^_^;)

しばらくこんな感じに創作三昧。

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今年はありがとうございました。

2016年12月29日 18時21分49秒 | 生活

一足早いですが、今年はありがとうございました。

創作の方では、「リヤ/スイ」と「BEATITUDE」を描くことが出来ました。

読んで頂くことも出来て有り難かったです。本当に、読んで下さる方がいることがとても有り難い。

去年あたりから人物の遠近やバランスを整える練習していました。一つ技術を身に付けると定石に陥ってオリジナルなことから遠のくのではと不遜な若い頃は心配してましたが、実際は描く際の悩み事が一つ減って余裕が出てより作品に注入できるということを体感。来年は遠近法を少しは身に付けたいなーというのが目標。

来年の初夏の作品は現在マネキンが芝居しているところまで進みました。今日少しでも下描き始めたいです。

あと、今年の冬にP&Rに載れたのもとても嬉しい思い出です。「あなたが住む町」で。お蔭で家族の理解も得られ、たった1時間ですが冬のコミティアにRIMLANDの舞村さんの御好意もあり参加出来ました。コミティアはやっぱり良いです。来年の冬のコミティアは久しぶりに買い手として参加したいな~とか目論見中。上手くいくと良いなと思っています。

今年は映画も一杯見ました。「キャロル」「秘密」「シン・ゴジラ」「君の名は。」「この世界の片隅に」「ゴーストバスターズ」どれも当りだったので、最近の映画はすごいことになってる?とか期待してしまいますーまぁ、年明け最初に見るのは多分戦隊もののVSシリーズなんですけど(^_^;)

ちなみに今年の戦隊ものは、中々に地味で丁寧な作りをしており、大人が見ると楽しめるのですが、子供が楽しんでいるか不安になる程地味な気がします。でも、近年の作品よりも途中の中だるみがなく毎回楽しみにして私は見ています。逆にプリキュアは今年は脱落しました…

で、ドラマやアニメは「重版出来!」が面白かったです。約10年ぶりに連続ドラマを(前見てたのは朝ドラの「いもたこなんきん」かな?)見ました。最終回のゆうきまさみが作画していたベテラン先生の爆発ぶりが今でも印象に残ってます。「逃げ恥」はあまり見なかったな…「3月のライオン」結構楽しみに見てます。原作が12巻も出てて、最初の頃って大分忘れていたから、改めてアニメで見ると新鮮です。あと、「この世界の片隅に」見ても思ったのですが、監督の作品への解釈が自分とは違った目線になっていて「なるほど、あのシーンにはこういう意味があったのか」「あのシーンはこう繋がってたんだ」と新たに教えてもらう良い機会になりました。あと、羽海野チカ先生の描線を結構忠実に再現しているので、あの描き込みをどうすっきりとした線で表現するかの良い実例になってて、絵描き目線で見ても面白いです。「新しい愛の詩」の高子さんの時、結構悩みながら羽海野先生の目を参考に描いてた覚えがあるのです。

でも今年で一番思い出すことは、訃報。小山田いく先生と、吉野朔実先生。高校時代、浪人時代にものすごく影響を受けたお二人。上の絵は何も見ずに描いた「少年は荒野をめざす」の狩野都と「風の宿」の鹿間ふうこ。まぁ似てないですが(^_^;)でもこんな顔だった、というのは心の中にしっかりと刻み込まれているから、まったく描けないということはなかったです。

「少年は荒野をめざす」は、どの方の感想や批評を聞いても「違う」という感覚が残ってしまいます。これは、色んな読み方が出来る本だからだと思っています。開かれた本。私はとにかく中学時代の狩野の危うさが忘れられなくて忘れられなくて。そしてあの詩のようなネームと端正な絵。高校時代の狩野とは逆にまだまだ知らない所が一杯ある感じで、読むたび新しく出会い直しているような気持になります。

この絵は今まで生きてきて一番好きな絵のうちの一つ。

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漫画描いてます

2016年12月22日 22時24分23秒 | 創作

という訳で漫画描いてます。

6月に向けて…って随分先ですが、なにせ47pという久しぶりの中編ボリュームなので、早めに進めたいんです。

今回、時間があるので、カット割りを映画を意識して、とか、レイアウトをよく考えて、とか思いつつ描いているのですが、そうするとまぁ上手く描けないシーンが多いこと多いこと。

自分の画力のなさとか、今までそんなことに気付かないでいたこととか、思い知ります。

物を立体視して描く練習をしているのですが、そうすると今まで適当に描いていたコマが適当に描けなくなってしまって、本当に中々進みません。

今年中に細かい下描きに入れるといいなぁ、と思うので頑張ります。

今年はあと一回更新かしら。来週の木曜日目標で。

何か描けるといいなぁ。ではでは。

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今年1年よく読んだ漫画

2016年12月15日 21時25分56秒 | 読書・漫画

先週言ったので、頑張って書こう。

でもけっこう忘れてるんだよなぁ…

覚えている限り、今年の漫画で良かったものを挙げてみます。

「アンの世界地図~It’s a small world」吟鳥子 ミステリーボニータ

去年から引き続き。連載が終わるまでずっと引っ張られて、気になって仕方なかったです。つい「ミステリーボニータ」買い始めてしまった位。

東京でネグレクトされていたロリータ服の好きなアンが家出をして、四国で大きな家に一人で暮らす和服のアキという子の家に住むことになって…というのが大まかなあらすじ。

物語については結構色んな方が絶賛してらしたのでそれは略して、私が特に好きだったのはその背景を含めた描写の説得力の強さと、その背景構成のすごさ。ときに魚眼レンズのような構図だったり、見開きを使った駆け出す描写だったりがすごい迫力で。そんな中で一番好きなシーンは、4巻(でいいかな?今手元にないのです)の「○○(伏字)ごっこはもうおしまい」とアキが言うシーン。1p全部使ったこのシーンは雑誌で読んだときその言葉に説得力を与えるに十分なインパクトを与えられました。特に4巻の背景やコマの進め方はとても読んでいて快感でした。

「八潮と三雲」草川為 LaLaコミックス

今現にLaLaDXで描かれているのは「世界で一番悪い魔女」で、こっちも面白くてオススメなのですが、一番読み返したのはコレ。

人間の世界と隣り合わせにある9つの命を持つ猫の社会(九生猫社会では猫は人の姿に、人間社会では猫の姿になる)で、取り立て屋をする八潮と、その八潮に助けられて恩返しがしたい三雲のラブコメ。

ユーモアの部分が自分のツボにはまって、何度読んでも飽きませんでした。普段男性キャラにそんなに反応しないのに、イケメンで戦えば敵なしの八潮がTV好きだったりミーハーだったりにぼしや酒にやられちゃうというギャップ萌えにやられました。そして三雲がそんな八潮に守ってもらうのが嬉しいようなキャラでは全くないところ、更に余計な駆け引きなくアタックしまくるところがすがすがしくて好きです。

そして、描線が好きです。さっぱりしていて、絵にわかりやすい印象を与えてくれる気がします。

特に今年大好きだった漫画はこの2つ。でも、読んで泣いた漫画はと言えば、

雑誌メロディ10月号の「大奥」。スーパーマーケットで読んでたので泣いちゃだめだと思っていたのにもう、耐えられませんでした。阿部正弘の死の回。多分次の新刊に収録されるんじゃないかと思います。家定編、オススメです。

あと、偶然ですが、20年ぶりくらいに花郁 悠紀子さんの漫画を読んだのです。そして、「春秋姫 」読んで、泣きました。子供の頃は早く読みたくて色んなものを落としていたのですが、今ゆっくり読めるようになって、なんて美しい話だろうと思いました。

他はどうなんだと言われると、う~ん、あちら立てるとこちら立たず、という感じで描きにくいのです…

でも、同人では今年一番感動したのはmiyazakikume「原の城」だと思います。次点が「アンドロメダ総集編」と「面白家老」。「原の城」「アンドロメダ」はみちのくコミティア2で買った作品でしたね。感想リンクしておきます。

本当はもっとありそうなんだけど、思いつきません…また思いついたら今年中に書きます。

でも今はまず来年の新刊に向けて頑張ってます。今、ネームが出来上がったかもしれないところ。小道具や背景の資料を集めて、本番に備えていって、年内に始められたらなぁと思います。47pなので、久しぶりに大変そう(^_^;)

追加した画像は思い立って一気に描いたアンとアキ。見ないでも描ける気がして描いてみたらやっぱり似なくて、途中から見ながら描いたので、あんまり似てない絵になりました。ごめんなさい!

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今年の音楽を振り返る

2016年12月08日 21時03分02秒 | 音楽

今年発売のCDじゃないものが多いのですけどね。今年買ったなぁ、よく聴いたなぁというものを並べました。

鈴木慶一「シーシック・セイラーズ登場!」

曽我部恵一とやったソロ作では第一作が圧倒的に有名で、後の2枚が隠れちゃいますが、この2作目が個人的には一番好き。今年一年延々と聞き続けました。「不戦戦艦シーシック号」と「FMとAMの間のゴースト」が特に好きで好きで好きで。しかしyou tubeにも上がっていないのでどんなに良いか示せないのが歯がゆいですね…。他にも佳曲が目白押し。

メトロトロンレコード「metrotron records 25th anniversaryライブ「軌跡」」

これは、鈴木慶一45周年記念コンサートで買った思い出の1枚。カーネーション、グランドファーザーを知るきっかけになりました。付属のDVDもまたいいんです。リラックスして楽しんでる皆さんがとっても楽しそう。

カーネーション「Multimodal Sentiment」

そのカーネーション。本当は「a beautiful day」の方が一杯聞いてますが、心により深く届いたのは最近買ったこっちの方。今年の新譜。「メテオ定食」が特に好きです。しかしこれを歌いながらネームをすると、最後の「救いはどこにもないが でも何か忘れてないか 何か忘れてないのか~」の辺りで、「もっとこのネームよく出来ないかな?」とか考えこんじゃうことがあるのが問題(^_^;)

ジャック達「Forbidden Jackfruit~禁断のジャックフルーツ~」

こっちは10月のムーンライダーズのライブの時に購入したもの。ドラムの夏秋さんが、「軌跡」のバックで叩いてたり、ムーンライダーズのドラムやってたりして、ずっと気になってたのです。聴いてみたらおかしな声と、おかしな歌詞と、凝っていてでも気持ちいいロックな演奏で結構病み付きになりました。「 UNHAPPY BIRTHDAY TO YOU SONG」の歌詞というか語りに「ミルがコーヒー豆を砕くように恋に落ちた」みたいな台詞があって、この表現いいなー、大好きだなーと毎回聞くたびにやにやします。
去年出た「JOYTIME」も良いアルバムで、結構聞き返してます。

鈴木祥子「Live At GB」

で、そのジャック達がバックを務めた鈴木祥子のライブ盤。選曲も結構堪らん感じのライブ盤です。今まで高くて買わなかったのが悔やまれた!このアルバムを起点に「snapshots」「candy apple red」も相当聴き直しました。このアルバムにまつわるジャック達リーダーの一色進の書いたブログがとても面白かったのでリンクでhttp://jacktachi.exblog.jp/13382113/

ZABADAK「平行世界」

今年のショックは沢山ありましたが、吉良知彦の他界は個人的にはかなりのショックでした。このアルバムはそのニュースが駆け巡る前に近所のブックオフで偶然購入したもの。上野洋子脱退後のアルバムって聞いていなかったのでどんな感じだか心配しながらかけた覚えがあります。重厚でメロディアスなアルバムで、最初はそれ程でもなかったのですが、気付くと何度も何度もかけていました。

新居昭乃「降るプラチナ」

で、これもブックオフで購入。どうして購入したかというと、「ボニータ」で不定期連載中の黒井あがさ「着るプラチナ」のタイトルの元だったから。ま、聞いてみようと買ってみたのですね。でも、かけたらかなり虜になりました。一曲目の「スプートニク」がもうすごく好みで好みで。昔大貫妙子さんに相当はまっていた時期があったのですが、久しぶりにその時大貫さんに求めていたものを満たしてもらえたという感じでした。

パトリシア・カース「Le mot de passe(パスワード)」

これはムーンライダーズのライブのとき、東京のブックオフで見つけて喜んで買ったもの。昔、中島みゆきが楽曲提供していて、その縁で知った歌手。フランスの方です。この方のライブCDが昔大好きだった(今も聴いてます)ので、他のもいつか聴いてみたいと思っていたのです。フランス語の歌詞なので本当にさっぱり聞き取れませんが、その歌唱を聴いているだけで幸せになります。

なにか落としているような気がしないでもないですが、こんな感じに今年も楽しい音楽と出会えました。来年もまた新しい出会いを期待したいものです。なにせ音楽で漫画の勢いも変わる(*^_^*)。

来週は漫画を纏められたらと思いますが、そういってると失敗しそうで不安が…

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6月に向けて頑張ってます

2016年12月01日 19時08分43秒 | 創作

6月の新潟コミティア。新潟コミティアのたびに新刊を出すというのを自分の中の締め切りにしています。

今考えている作品は、内容が結構重たいものになりそうです。「BEATITUDE」の反動?

「BEATITUDE」の続きも、ネタはなんとなく浮かんでいるのですが、新作に頭がかかりきりで中々形に出来ないなぁ、と過ごしています。新作が終わってから、イベント毎に描いていけたらと思います。

3月には創作同人電子書籍で「握手の神様」総集編を出します。多少手直しをして、準備大体完了です。150pくらいあって、拙いですが読みごたえだけはあるのではないかしら。安く販売するので、宜しかったら買って下さい。ってまだだいぶ先か(^_^;)。

パソコンで打ったシナリオから、わら半紙を8分割に折った紙に小さくネームを描いて、それをコピーして本にしてみたところ。

この後、流れがおかしかったり、面白くないところに紙を当てて描き直して、ネームの設計図を作っていく予定です。

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製本の思い出とりとめなく

2016年11月24日 20時51分55秒 | 創作

今、3月の電子書籍のため自分の過去の作品を見返しています。

何冊もオンデマンドで、プリンタで本を作ってきました。

本、というひとまとまりになると、作品内容だけでなく、その質感や大きさ、発色なども含めてひとまとまりとして受け取ることになります。電子書籍は便利で、バックライトが綺麗で、それはそれで良いものとして、本はそういうひとまとまりとしての喜びがあるなぁと言うことを改めて感じました。

特に同人誌の本は千差万別で、商業の本よりも、製本されたものひとまとまりでその本を思い出したり、覚えたりしている気がします。

私は遅れてきた同人誌描きで、カラー表紙ばかり描いてきたので、2色刷りとか、憧れがあっても上手くできる気がしません。あれは人がやってるのを見て、それがイケているといつまでも印象に残ります。

あと、何度やっても自家製本はそっけない出来上がりになってしまうので、かわいく作り上げる人が羨ましいです。まぁ、絵が可愛くないというのもありますが(-_-;)

厚い同人誌はそれだけで作者の熱い思いを感じて、本が実際より重く感じたりします。そういえば最近厚い本を描く人が増えました。皆描くスピードが上がってるんでしょうか。

薄い本は、その薄さが手にぴったりくるものとこないものがあり、あの違いはよくわからないところです。ぴったりくる本はいつまでも鞄に入れときたくなりますが、段々角が曲がっていってしまうので注意が必要。

本当は最近のつるつるした加工をした表紙より、昔ながらの画用紙の質感がある表紙の方が触り心地は好き。でも、つるつるしている方が折れにくいし、見た目は目立つのです。値段も変わらない(ポプルスだと)ので、ついつるつるにしちゃいます。

自分の同人誌はこのデザイン、と決まっている人はすごいなぁといつも思います。自分はそうしたいと思っても、良いデザインが全然思い浮かばず、すぐ経年劣化しちゃうため、続けたくても続けられません(T_T)。

ひとかたまりになった時に「これはよくできた!」と思ってもあまり売れなかったり、やっつけでやったものが逆によく売れたり。

思いつくまま製本のことを書きました。

ちなみに自分が作った本で好きなのは、

薄さ、表紙の質感、絵、中身と、見事に全てさらりと軽やかなところが好きでした。

下巻②の方が製本の出来は良いのですが、すんごく悩みながら描いて出来たとき、「中身はともかく製本に助けられたー」と安堵した本。これも全てにさらりとしてました。

最近ではこれ。絵の雰囲気とつるつる加工が合ってる気がしてます。

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映画を見て思ったこと

2016年11月10日 23時29分43秒 | 映画

今日「TAXi2」を見ましてね、とっても面白かったんですよ。

題からすると車の映画、ってイメージを持つと思いますが、基本はコメディです。

2000年制作。フランスの映画。

何が面白いって、登場人物皆「そばにいるとちょっと困るかも」な人たちなのに、皆堂々と、生き生きとしているんですよ。

そしてそれに呆れたりする人はいても、足を引っ張ったり責めたりする人は出てこなくて。

こういう映画は本当に元気になります。漫画で言うと自分の好みだと文月今日子のコメディみたいな感じ。

最近プロットを考えていて、相変わらず暗いプロットやら、暗い過去やらをもんもんと考えて、穴倉にはまった気分になっていたのですが、なんだかやっぱり自分が楽しいことを忘れるほど思いつめないようにしたいな、なんて思いました。

 

で、唐突に思い出したのが007のこと。

私はピアーズ・ブロスナン時代の007が一番好きで、ロジャー・ムーア時代は1作、ショーン・コネリー時代のは2作しか見てないのです。

なんでその2人のものをあまり見ていないかというと、まず一番は女性の扱いがあまりにひどいことがあります。そういう時代だったとはいえついていけない。

ただ、なんでここまで女性の扱いがひどいんだろう、そして他の人が見ればそんなに変わらないかもしれないブロスナン007はなぜ楽しめるんだろう、というのは自分の中の謎でした。

そして気付いたのです。007の本当の恋人は「国」なんだということに。そう考えると合点がいきます。コネリーやムーアの時代、まだ冷戦時代で、国は強かったし、国を守ることはイデオロギーを守ることと結びつき、イデオロギーはある意味信仰のようなもので、つまり、強い力を持った国を信仰し、それを守るために非情に行動する男として007は描かれていたのだな、と。そう考えると女性へのあのひどい扱いに合点がいきました。

んで、ブロスナン時代。丁度冷戦が崩壊して、国のために戦う理由が無くなったのですね。そして、イデオロギーは勝利を収めたはずが、バラ色の未来は来なかった。敵がいなくなり、信仰が揺らぎ、まさに「何のために戦う?」の状態になった007なのだと思うのです。

そこで何を守るかとなったとき、目の前にいる女性を守るーブロスナン007が一番かっこよいのは、任務のために守る必要性がないのにも関わらず袖を振り合った縁で一緒にいる女性を「きみを必ず守る」と言葉にするシーンだと思うのです。あの瞬間私は、007を国を守る諜報員でなく、目の前の人を守るただの人になっているかのように見ているのだと思います。

そしてブロスナン007の女性たちは皆元気で、じゃじゃ馬です。これも、今まで国のためにと重くのしかかっていた男性の支配から自由になるかのように感じます。

そんな「生き生きとした女性、ただ一人の男に還元された007」という構図が、やはり私には生き生きとして見えて好きなのだと思います。

そういう意味では、世間的に人気のないらしいダニエルクレイグ007「慰めの報酬」は正にその設定なわけで、私はものすごく好き。

なんてことを、映画を見終わった後考えてました。

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