千秋小梅日記

コミティア参加サークル「千秋小梅うめしゃち支店」を運営する小津端うめからの連絡、雑感、感想などです。

8月16日みちのくコミティア6

2020年08月14日 21時42分04秒 | 創作

すっかり間が空いてしまいました。・°°・(>_<)・°°・。

新潟合わせの新刊が6月に終わり、7月に「ひとつ」の原稿とみちのく新刊の原稿、8月に入って製本や発送でてんわわんやしてました。

昨日はツイッターの告知絵にすごい時間をかけてしまって、今日は眠いです。

そんなこんなですが8月16日みちのくコミティア6委託参加します。

職場の関係で県外には出られず、最初から委託予定でした。そしたらコロナのせいで皆委託になるとは思いもよらず…。

今回は海連作尽くしで送ってます。新刊がないのは寂しいので、番外編を描きました。早苗と良一の話。10pです。

果たして委託でどれだけの人に手に取ってもらえるかさっぱりわからないのですが、楽しんで描いたので読んでもらえると嬉しいです。

よろしくお願いします。


5月17日のエアコミティアに前向き検討中

2020年05月10日 23時29分53秒 | 創作

…とはいえ、何をやるかってまだ何も考えてないのですけどね。

電子書籍の販売位かなぁ、と思います。

新作は準備が間に合わないです。まだ人物ペン入れの最中。

冬の新刊だった「Relation and boundary]上巻を期間限定であげても良いのではとも思いつつ、というところです。

せめて、看板の絵くらいは描きたいなと思い、はがきに絵をさっきまで描いてました。久しぶりのこゆりさん。

今年、サークル活動15周年なのです。それで、ちょっと懐かしいキャラクターを描いていました。

近日アップできたらなと思います。ペン入れして、色塗らないとね。


後編の原稿下描き終わりました。

2020年04月20日 23時21分28秒 | 創作

相変わらず原稿やってると進まないブログです。

えっと、もう随分古い話になります。片渕須直監督の記事 https://globe.asahi.com/article/13185352。この記事自体物議をかもし、監督に聞きに来た記者が意図を捻じ曲げて書いたと更に物議をかもしたいわくつきの記事です。でも、個人的にはとても示唆に富んでいて勉強になった記事でした。

それは、自分の古い記憶と重なったから。丸谷才一という長生きされて2012年に87才で亡くなられた作家がおります。戦後文学の旗手だったのですが、エッセイの中で戦前の主流の文学に苦言を呈することが多かったのです。その苦言は様々あった覚えがありますが、特に覚えているのが「戦前の日本文学は職業人を主役にできなかった。親のすねをかじるような遊牧人種ばかり主人公にした」みたいな内容。

これが心に響いた。大人の意見で、ぐうの音も出なかった。そうだよね、それじゃ視野が狭いよね、自分の心の中の妄想の自分には響くけど、現実の自分はそこに参加できない。できるなら、現実の自分も、内面の自分も、どちらも届いた方が良いし、そういう文学が読みたいよね…などと思ったのです。なので、今の自分の作品がそうなってるかは分かりませんが、プロットの時、いつも心のどこかにこのことは引っかかってます。

で、記事の話に戻ると、「後期思春期」って戦前の日本文学の話のあれじゃない?と心の中で結びついてしまったのでした。

と、その二つに線を引いてみると、日本人、そこに留まるのが好きなのかなぁと考えたりしました。というか、内面的なものを描こうとすると、社会が見えなくなるのかもしれません。社会と内面の接点がそもそも少ない世界なのかもしれない、日本が。

例えば政治的なものと芸術的なものを結びつけることに非常に批判的であるように。

また、対話がしずらいためかもしれない。違う価値観を抱いた内面的なものを批判でもなく、混ぜ合わせるのでなく、両立させるような、感情でない知的作業が出来るような場が社会の中に乏しく、物語の中では猶更難しいのかもしれない。

などと、ずーっとこの記事を読んでから考え込んでいて、今もうまくまとまらないのですが、原稿が終わったこの機会に一度外に出してみました。

とりとめのない話ですが。


コミティア131ありがとうございました。

2020年02月13日 21時45分56秒 | 創作

2月9日コミティア131行ってきました。

なんとビックリの角の机でした。分不相応なと思いつつ、角だとスペースが広くて、今回座ってるのが楽でした…

新刊は無事持ち込み分は売れていきました。買って下さった方々ありがとうございます。一方海シリーズは殆ど動かず。重たいので持ち込み分もう少し減らしてもいいのかなーと思いました。

重いことが気になったのは、前日移動中にキャリーボックスのタイヤが壊れまして。引きずれなくなったキャリーボックスがこれほど重いとは思わなかった…そんなこんなで荷物を減らすことを考えたりしてました。

今回は会場がとにかく広かった。とてもじゃないけど回り切れない…と諦めて、自分がどうしても欲しい毎回寄ってるサークルさんのみに絞って回ってました。

久しぶりにお会いできた方もいたり、来てくれたらと願っていた方が寄って下さったりと、嬉しいイベントでした。

新刊は前編なので早く後編を持っていった方がいいと思いつつ、多分今年は次は秋参加だろうな~と思います。東京で買ってっくださった方ごめんなさい。新潟かみちのくで多分売ってます。良かったら来てくださいね。

というわけで、後編は6月の新潟にもっていけるよう頑張りたいです。

ではでは、寄って下さった方、運営の皆様ありがとうございました。


2月9日コミティア131に参加します。

2020年01月31日 01時04分42秒 | 創作

原稿、やっと目星がついてきて、やっとブログを書く余裕が出来ました。

2月9日、東京はビックサイトで行われるコミティア131に参加します。すごく久しぶりの東京参加です。

新刊、間に合えば(まだ入稿してないという…)あります。

「Relation and boundary~結び目と境い目 」という題、前後編の前編です。48p、400円?300円?まだ未定です。

ただ今回時間がなくて初のデジタル本文入稿、しかもモアレが出そうなアナログトーン縮小しての入稿なので、出来が悪かったらごめんなさい…

内容は頑張りました。

というか、今回は自分の今描きたいものを思い切って描いてみました。

差別を扱った、在日朝鮮人の女の子が出てくるお話。後編まで無事に描き切れたら良いな…と漫画の神様に祈っております。

あと、東京初売りだと麻梨さんの「青空の下、海原の上」もですね。なんだか描き上げたのが遥か遠くのようです…こちらもまだ手に取ってらっしゃらない方がいたら是非取っていただけたらと思います。

ではでは、また本番までに書けたらと思います。

 


新作ぽちぽちと。

2019年10月17日 23時37分37秒 | 創作

こっちに書くのはまたずいぶん久しぶりになってしまいました。

そういうときは大体新作にかかりきりになってます。

今回ネームは42p、とりあえずできあがり。

ファッションとか、背景とかの準備も整いつつあり。

主要登場人物の顔もほぼ決まり。脇役はまだ決めてないのがちょっと心配なところ。

そんな感じでもうすぐスタート切れます。

今回の話、取扱う事象にセンシティブな内容があって、もう万人に受ける気がしない。今の時点でしない。私の思慮が足りなくて全然ダメな話かもしれない。

ただ久しぶりにキャラクターから作った話です。その分キャラクターに愛着がすごくあって。とにかく自分が今回は描きたい、という話です。

読む人の事は考えて読みやすくは努力している所です。

前後編の前編。後編もネームのたたき台はできているので、前編が描き上がったら取り掛かる予定で。

出来たら来年の新潟に前後編で完結して持っていけたらなぁ、なんて思ってます。


新作を楽しみに

2019年08月29日 23時07分35秒 | 読書・漫画

現在買ってる漫画雑誌は「メロディ」くらい。これに時々「ボニータ」を買うくらい。

新しい作家さんの作品を買うことがめっきり減って、自分の昔から好きな漫画家さんの新作を楽しみにする程度になってます。

「…枯れた?」とか内心気にしてたんですけど、

…よく考えたら、年に数回、コミティア行くときは、必死になって新しい才能、新しいマンガを探してました。

中々見つからない時もあるけど、見つかった時の喜びは大きくて。

自分にとって新しい物語を探す場所でもあるんだなコミティアは、と気付いたのでした。

それを気付いたのが、8月のコミティア行きたいな~行きたいな~とうだってた時。とっても行きたかったのです(涙)。

更に秋の新潟コミティアがお流れになってしまいました…冬の東京まで長いなぁ。

新作プロットはやっと再構築し直したところ。ここからまた修正を繰り返して、9月中にネームに入れたら嬉しいな。


今更でも京アニ。

2019年08月19日 22時26分59秒 | アニメ

京アニ。今まで興味ありながらずっと見てなかったのでした。「日常」くらいかな…。

で、今更ですが見始めました。

「けいおん!」から始まって、「氷菓」を見て、今は「響け!ユーフォニアム」。

 

氷菓の前期OPがとても綺麗で、毎回見とれてました。

見ながら心の中の自分が「これってありえるの?」と非難がましく聞いてきます。そしてもう一方の自分が心の中で応じる返答は、

「現実の高校生男子だった頃の自分は、性欲が邪魔をして、あんなに近づかれたら性的なことを考えざるを得なかった、

逆に、性的なものに左右されずあんな風に女性と関わりたかった。だから、見ていて羨ましい。

性的なものは文化的な影響を強く受けているもの、言い換えるなら恋愛至上的な思想、女性を性的なものと見るのが男だという思想、女性を男性の獲得物扱いする思想、強さを崇める思想に影響を受けているもの。

こういうアニメは、そういう思想に風穴を開けて、もっと女性にも、そして男性にも優しいもう一つの思想の可能性を生み出してくれて、

現実世界で、性的なものに左右されない関係もあるんだと思わせてくれる。

そういう時代に思春期を過ごせる今の高校生が羨ましい」

というようなものでした。

ありえない、と切り捨てるのでなく、こうだったら嬉しい、と素直に受け入れて変わってゆく気持ちが見ている内に生み出される。

それを成り立たせてるのがあの瞳や髪の表現、色彩の綾、背景の細やかさや存在感から来る物語の説得力なのだなと思い、毎回心に沁みてました。

 

で、「響け!ユーフォニアム」DVD2巻まで借りてきたら一気に視聴してしまって、いかん、面白すぎる・・・となってるところです。


みちのくコミティア5ありがとうございました!

2019年08月02日 22時46分33秒 | 創作

もう8月ですいません!みちのくコミティア5、行ってきました!

今年はあいにくの雨でしたが、お客さんが多くって、とてもにぎわっておりました。

うちにも寄ってくれた方がおりました。本当に有難うございます。去年に引き続いて寄って下さった方がおられて、感想を話してくださったりしてくれました。口下手でその場では何と答えていいのかわからず、上手く表現できませんでしたけど、ものすごく感動してたんです。

みちのくコミティアは規模がちょうど参加しながら回り切れるくらいで、今年もたくさん買わせて頂きました。毎年参加しておられる方、今年初めてで気になった本、色々買って帰りました。

サークル「tito」のしば太さん の「climb every mountain 」。2つ短篇入っています。甘いのと重いの。昔のシングル盤のA面B面てこんな感じだったなーなんて思う味わいでした。 甘いA面は感情の流れ高まりが自然にこちらに流れ込んでくるような名人芸。B面は創作者には身につまされ過ぎる話。我が身を振り返り、色々考えてしまいました。わたしゃ登ってるのか降りてるのか他の山に尾根伝いに行ってるのか…とか。

サークル「cotton club」のwatapikiさん による「ハイヒールとスニーカー」も面白かった…すごく身につまされる話でした。悪意の不合理さ理不尽さが逆に現実味を感じさせて怖かったです。でもそれより印象的だったのはそれに対峙するある子の姿。眩いくらい格好良くて素敵で、私も憧れました。

サークル「びりおんみくろん」さんの「夢色スカイハイ」も面白かった。かなりのヤンデレぶりを発揮してる主人公に頭を抱えながら読み始め、先が不安になったけど、ラストに向けて(ヤンデレぶりはそのままなのに)可愛くも見えてくる。何というか、どんな人でも付き合っていくと好きになれるものだなぁ(ちょっとひどい言い方でスマヌ)。でもそう思えるような、生きてるように感じられるキャラクターでした。 主人公が突飛だから目立たないけど男の子もちゃんと意思があって読んでてとても感情移入できました。 でも良いのか??とちょっと心配なラストでした。あと、「えほんのつづき」というのも買ってて、こちらはSFで、でもストレートなボーイミーツガールもので気持ち良い読後感でした。

前回のお隣さんだったサークル「わたしのタニー」さんの「なみなみなみだ 前編」。前回アクロバティックな展開の末ハッピーエンドになって良かったなぁと思ってたカップルが別れ話しとる(T_T)。今回、会話に合わせたアクションがとても良くって、引き込まれて読みました。後編を読むのは怖いけど、楽しみです。

今回もお隣だった「よしだや。」@kbkbhihi さん。今回はシリーズ本5冊をまとめ読みさせてもらいました。主要登場人物が4人いて、一人を除いて皆中々黒い内面を持っているのですが、どの子も自分の気持ちに嘘をつかない子たちなので楽しく読ませて頂きました。以下続刊なので行く末が楽しみです。

…などなど。新潟コミティアでも面白い本一杯あったのに書いてなかったなー、もったいない。

 

もうからっぽで何も描けんかもーとか思っていたのに、今またプロット練ってます。新潟コミティアのワークショップで「社会とぶつかって出来るキズと漫画らしい表現との揺れが君の作品の魅力」と言われたのをじっくり考え、今回思いっきり具体的な社会に寄った話を考え中。長そうなので、前後編にした方が良いかもだけど、でも一気に描きたいし…来年の春に向けて頑張ります。

あと、秋には今までのペーパー漫画やあ寄稿した短編を集めた冊子を作る予定。集めたら16作もあったのでうほうほしてたのだけど、元がペーパー漫画だから大体見切り発車で作った原稿ばっかりだったから、これから手直しを一杯しなきゃいけないなーと、一杯あるなー…と困っている所です。

秋の新潟コミティアが10月13日から延期、今の所未定…という心配なところではありますが、今はこつこつ秋に向けて頑張ります。

そして京アニの事件からこっち、「けいおん!」見始めました。今10話目ですが、毎回笑いながらなんだか段々感動してる自分がいます。


7月14日はみちのくコミティア5!

2019年07月12日 23時41分14秒 | 創作

新潟からわずか2週間。みちのくコミティアに今度は参加します。

7月14日、福島県のビッグパレットふくしまにて。スペースNo.はG4。

みちのくでの初売りは「青空の下、海原の上」「BEATITUDE Vol.4」になります。

わずか2週間、でもペーパー漫画描きました!貰って行って下さい。

みちのくで買うのを楽しみにしてるサークルさんもいくつかあるので、楽しみです。

ではでは、よろしくお願い致します。