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石仏み~つけた

大和とその周辺の石仏や磨崖仏を探し歩いています

御杖村 神末杣谷 腰折れ地蔵

2011年06月30日 | 石仏

 

御杖村の神末杣谷

墓地奥の堂内に腰折れ地蔵と呼ばれる石仏が在ります。

 

宇陀郡御杖村神末杣谷

もとは背後の岩肌に彫られていた磨崖仏で

巨木が倒れて地蔵岩が割れたものです。

南北朝初頭の造立銘があり、この地方最古銘の石仏です。

 

 

元は等身大の地蔵立像ですが六個に割れています。

腰折れどころか、上半身で袈裟懸けに破損しています。

光背の左右に蓮華瓶を線刻しているそうですが、確認出来ませんでした。

 

 

背後の岩肌に地蔵の裾と両足が残っています・・・

足だけが磨崖仏・・・・・ 

 

 

堂脇の小石仏

 

昔は埋め墓でしたが、現在は普通の石塔墓になっています。

 

 

 



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4 コメント(10/1 コメント投稿終了予定)

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Unknown (ぺん)
2011-06-30 07:59:19
神末杣谷 腰折れ地蔵さん、もうぶった切り状態ですね・・・・。
こんなになっているとは。
これが磨崖だったとは・・・、大地震で崩れたのかなあ???。

でも良い風情ですね・・・・前の格子扉は開くんですか??

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Unknown (たいしん)
2011-06-30 08:14:24
地蔵さんは大木が倒れて破損したようです。
格子戸は鍵掛かっていませんが
前に見える賽銭箱を針金で巻きつけているので
ちょっとだけ面倒くさいです~
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Unknown (えいいち)
2011-06-30 08:31:53
杣谷※訪れたときはまだ埋めで墓の静かなところで…お堂の後ろの岩肌に裾、足が残っているとは知りませんでした。
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Unknown (たいしん)
2011-06-30 12:50:51
えいいち様
今は真新しい墓石ばかりで、在所墓の雰囲気は無くなってしまいました。
足だけ磨崖仏って、笑ってしまいました~
この辺り、三峰山や学能堂山など良い山もあるので
石仏と山歩き両方楽しめます♪
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