甲府鳥もつ煮ブームで一躍有名になったそば屋の奥藤本店。
昔は甲府駅南口に店を構えていたのですが、現在は甲府市国母町で営業しています。
その奥藤本店が数か月前に奥藤本店の駅前店をオープン。
場所は甲府駅南口の平和通り沿い、ほうとうで有名な小作のすぐそばにあります。
甲府駅南口の平和通り沿いにある東急インの向かい側といった方がわかりやすいでしょうか。
清運寺では昨年に続き、今年も千葉さな子さんの墓参りに訪れる方がたくさんいらっしゃいます。
たまに、そういう方々からどこか近くで鳥もつ煮やそばを食べられるところはないですかと尋ねられることがあります。
人それぞれ好みがありますから、甲府鳥もつ煮のマップをお渡ししてご自分で選んでもらうようにしています。
しかし、今回せっかく駅前に奥藤本店が出店したのですから、リサーチに行かないと紹介も出来ないよねということで、食べに行ってきました。
メニューは国母の本店よりも居酒屋風のメニューが多く、むしろそばメニューが少ないという感じでした。
昼間はそば屋として、夜は居酒屋として機能しているようです。
私が行ったのは夜でしたから、勤め帰りのサラリーマンやOLさんたちが一杯やりながらという光景を多く見かけました。
オーダーを採ってから頼んだものが出てくるまでの時間も早く、従業員の方々の感じも良かったです。
そばを始め単品メニューもいくつか頼んでみましたが、ボリュームもそこそこあり、値段も手ごろ、ふじざくらポークの網焼きやしゃぶしゃぶ風などの特色あるメニューもあって観光で来られた方を意識したメニュー構成になっているように感じられました。
とりもつ煮はというと、こってりした奥藤の味でしたが、前に国母の本店で食べた時には入っていなかったシイタケが入っていました。
そばは・・・・私的には普通。とりたてて好きな味ではないです。
ただ、気になったのはテーブルに着いたときにお茶ではなく、氷の入った水が提供されたこと。
確かに、寒い時期ではないですからおかしくはないし、若い方ならお茶よりも冷たい水の方が喜ばれるかも知れません。特に夜はビールを飲む人もいますから、ビールの前にお茶を出されても困るということもあるでしょう。
でもお年寄りや食事だけの人にはどうかな?
そば屋というと年配の方の利用も多いことと思います。
そういう方々にはやはり夏でも暖かいお茶の方が良いのでは。
現に私の母も、冷たい水を飲み、ざるそば、天ぷらなどを食べたのですが、案の定帰りに気持ちが悪くなって戻してしまいました。
たぶん冷房もきいていたし、その中で冷たいものと油物を食べたせいで冷えて具合が悪くなってしまったのでしょう。
食べる方も気をつけなければなりませんね。
奥藤本店駅前店の感想としては、そば屋というより居酒屋に近くメニューも若い人向け、観光で来られた方にもお薦めできる店、ただし、お年寄りは食べるものの組み合わせに注意といったところでしょうか。
それとこの駅前店には駐車場がありませんから車で来られる方は気をつけてください。