こどもの日は過ぎてしまいましたが、
デイケアでは５月の間、こいのぼりと五月人形を飾っています。
「風船張子の五月人形」
２０１３年に作成したお雛様の男の子たちを並べて
五月人形風にしつらえてみました。
この張子の正体は風船と新聞ですが、外側は京着物のはぎれを使用しており
とても立派に仕上がったのでここ数年、毎年出して鑑賞しています。
元はろうけつ染めだったこいのぼり
毎年何かしらの手を加えてリフォームして受け継いでいます。
今年も、手のひら教室の時間に
白色を足して雰囲気を変えてみました。
この「こいのぼり」もデイケアの代表的な作品になってきました。
初めてろうけつ染めに挑戦した時は
色がはっきり出ずにぼやけてしまったのですが、
毎年、手を加えて今の状態になりました。
作品を受け継ぎ、手を加えていくのはエコですし、
思いを繋げていくことはステキなことだと思いました。
15年の時を経て命を吹き込まれる「青龍」
いにしえより伝わる龍の復活となるか！！
これは、かつての病院職員と患者様が長崎くんちを模倣して創作し、
舞ってみせた「榊原くんち」の青龍
退色してしまった龍ですが、
かえって潜在的なパワーを感じます。
デイケアの手のひら教室で修復作業を行っています。
色褪せた部分に再び色をのせていきましょう。
慌てず急かさず。 「穏やかに ゆっくり 」・・・。
お腹の部分も鮮やかな赤を足して・・・
少しづつの修復です
鮮やかに蘇ったら、龍踊りの練習にとりかかります。
あの夏も、いまの季節も、二度と訪れることがない
「一期一会」
揺れてもいい、心の中のともし火は絶やさずに生きましょう。
いにしえの龍を前にして
たまにこうして、壮大なことを考えてみたくなりました。
良い季節が訪れています。。。
節分にちなんで鬼のお面を作りました。
それぞれが思い思いの色で塗り、色々な鬼のお面が出来上がりました。
そのあとは、デイケアにたくさんの福が来ることを願いながら豆まきをしました。
季節を感じながら、季節に応じたことを経験し、行うことも大事な社会生活のための技能であると考えてデイケアでは様々な季節行事を行っています。
今年も恒例、案山子コンテストの季節がやってきました。
こちらは初代デイケア案山子のＤ子さん
一年間、大活躍してくれました。
デイケアの看板娘として広報活動を任されたり、
デイケアの菜園「めぐる庭」を守って、案山子本来の力を発揮したり。
一年間、お疲れ様でした！！
Ｄ子さんを参考に、足の長さや手の長さを決めました。
こちらは、特殊ルートで入手した「藁」です。
なぜか、今年はこの位置に足が固定されました！？
服も着せていきますよ。
骨組み完成
なんだか、元気な案山子になりそう♪
ではでは、藁を詰めていきましょう。
腕や足、胴体
たくさん詰めるのは重労働です。
後ろ良し！！
前はこれくらいで良いかな？
全体の肉付きのバランスを考えて藁を詰めます。
頭になる部分の藁を合体させて・・・
ポーズは「ウエストサイドストーリー」
こんな感じに出来あがりました。
まだ、顔は描かれていませんが、
「へのへのもへじ」とか似合いそうな案山子ですね。
完成まであと少し・・・
デイケア、二代目案山子に期待のふくらむ秋なのでした。
猛烈に暑かった今年の夏のフィナーレを飾るデイケアの「手のひら教室」
気が付けば９月も半ばにさしかかってきました。
夏の思い出を貝を使ったクラフトに閉じ込めましょう。。。
空きビンに紙ねんど貼っていきます。
速乾性の紙ねんどは時間との戦いですね。
滑らかに紙ねんどを伸ばしたら、、、
津市の御殿場海岸で拾った貝殻を埋め込んでいきます。
天然素材の優しいグラデーション
桜貝がアクセントに・・・
ステキなペン立てが出来あがりました。
すでに秋の気配が聞こえていますが、
思い思いの夏を表現しました。
