晴嵐改の生存確認ブログ

ゆく河の流れは絶えずして、しかももとの水にあらず

アーユルチェアー

2007年07月26日 | モノ

アーユルオクトパス ブラック

前々から気になっていたアーユルチェアーを、思い切って購入しました。

この妙なデザインのイスのことを知ったのは、もう一年以上前のことだったように記憶しています。
その時は、値段が高い(といっても、アーロンチェアほどじゃない)のと、デザイン的に微妙な(といっても、特にダサいわけではなく、キャスターが付いてなかったり、あまり地味な色がなかった)のとで、良さげだなと思いつつも、買うのを躊躇っていました。
そうこうしているうちに、コトブキとのコラボモデルでキャスター付きの「アーユルオクトパス」というモデルが登場し、大いに心揺らいだわけですが、五万円近い値段ということもあり、さすがに手が出ませんでした。

その後しばらくは放ったらかしだったですが、最近になってイスに長時間座り続けていると腰がちょっと辛い気がして、たぶん姿勢がよくないせいなんだろうけど、イスを買い換えようかなという気持ちが盛り上がってきて、アーユルチェアーのサイトを見に行ったら、何と各モデルのカラーバリエーションにブラックが加わっているではないですか!
そこでピンと来てしまったのが運の尽きというか何というか。

夏のボーナスをもらえたことだし、物は試しということもあって、思い切って購入ボタンを押下してみた次第です。
折角ですから、アーユルチェアーのファーストインプレッションでも書いてみようかと思います。

まず、私が購入したモデルは「アーユルオクトパス」です。
これは、株式会社トレインのコンセプトに基づき、株式会社コトブキがデザイン、設計および製造したモデルで、五本足のキャスターが付いてます。
ちなみに、アーユルチェアー自体は複数のメーカーから異なるモデルが出ています。アーユルチェアーを考案したのはトレインなのですが、複数メーカーが参加するプロジェクトとしての性格もあるようで(参照)。

それはともかく、製品は完成品ではないので、届いたら組み立てを行わなくてはいけません。
これは、一人でも楽に組み立てられます。工具を使わず、パーツを下から重ねていくだけの簡単な作業なので、所要時間は五分ほどでした。

実際に組み立ててみると、座面の小ささがとても印象的です。
跨るようにして座るという性質ゆえ、必然的にそのような形状、サイズとなっているということは知っていたわけですが、改めて実物を見てみるとなかなか面白いなと感じます。見ようによっては、馬の鞍のようでもあるかもしれません。

無事に組み立てが終わったら、説明書を参考にして、実際に座りながらイスの調整をします。
調整するのは、座面と背もたれの高さです。ここをちゃんとしておかないと、アーユルチェアーの機能が十分に発揮されないこともあるようです。

イスの調整が終わったら、背筋が自然と伸びていることに気付いてビックリ。
素直に感動。
でも、坐骨で座るという性質上、ちょっとお尻――ちょうど坐骨のところ――が痛いです。そのため、時々イスから立ち上がって、お尻の痛みが取れるのを待ってみたり。でも、一日最低20分は座り続けた方がいいんですよね(^_^;
そもそもこのアーユルチェアーは、一般的なOAチェアに比べて、座面が硬いのです。これは、坐骨を意識させるために意図的にそのようなつくりになっているそうです。
なので、痛いのは当然と言えば当然なのかもしれません。これまで、坐骨で座るなんてことを全然やってこなかったわけですしね。
まぁ、そのうち慣れるかな…と楽観的に考えることにして、しばらく使い続けてみようと思います。

あと、しばらくアーユルチェアーに座ってから他のイスに座ると、坐骨を意識しながら、どうやれば背筋を伸ばして座れるのか、その感覚がわかって面白いです。
もっとも、その姿勢をどれだけ維持できるのかは別問題ですが。

以上、私のアーユルチェアーに対する第一印象をまとめてみました。
しばらく使ってみての感想は、いずれ機を改めて書いてみようかと思います。


■アーユルチェアー
http://www.ayur-chair.com/


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4 コメント

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アーユルチェアについて (とんすけ )
2007-08-07 01:51:35
実は、私も今アーユルチェアの購入を考えています。

トレインのオクトパス(キャスター有り)とオリジナル(キャスター無し)のどちらが良いか悩んでいます。

個人的にはキャスターは魅力的なのですが、動くので落ち着かないのではないか、キャスターが付いている足が長いので、足に引っ掛かるのではないか、と心配しております。

晴嵐改様はキャスターや足回り、又はそのほかの点で気になる事はありますか?もしあったら教えて下さい!
返信する
お答えします (晴嵐改)
2007-08-07 18:30:15
確かに、キャスター有り無しは悩みどころですよね。

>動くので落ち着かないのではないか
私は、フローリングの床の上に(傷防止のための)カーペットを敷いて、その上でイスを使っていることもあってか、動いて落ち着かないということはないです。
フローリングのままだと、ちょっと違ってくるのかもしれませんが、普通のOAチェアより重いので、動いて困るということはあまりないのかな?と思います。

>キャスターが付いている足が長いので、足に引っ掛かるのではないか
この点は、私も懸念していましたけど、特に問題ないですね。
座面が普通のイスより小さいので、相対的に足が長く見えるのですが、実際にはそれほどでもないのです。

>その他気になること
やはり普通のイスとは趣の異なるイスなので、身体に合わせた調整が難しいですね。
買ってから、何度も座面の高さや背もたれの位置を微調整しました。
実は、今も試行錯誤中です(^_^;

…とまぁ、こんなところでしょうか?
少しでも参考になりましたら幸いです。
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ありがとうございます! (とんすけ)
2007-08-10 21:14:44
遅くなりましたm(_ _)m

とても参考になりました!有難う御座います。

キャスターについての疑問は無くなりました。
しかし調整について気になってきました。笑

この値段だと、見た目がより豪華な椅子が買えてしまうので悩んでしまいます。


晴嵐改様のとしては、やはり「普通の椅子とは一線を画するような椅子」という感想をお持ちでしょうか。


今度キャスター付きのアーユルチェアに座りに行ってみます。


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そうですねぇ… (晴嵐改)
2007-08-11 12:43:41
>やはり「普通の椅子とは一線を画するような椅子」という感想をお持ちでしょうか。

そうですね。普通のイスとは全然違う感じです。
二週間ほど使用していて感じるのは、ただ漫然と座っていることを許してくれないイスだってことですね。
否応なく、自分の姿勢というものを意識させられてしまう…と言えばよいのでしょうか。
そういったところは、やはり普通のイスには無いものだと思うんですよね。
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