18日に行われた”忌野清志郎・完全復活祭 追加公演前夜の晩餐”
ブルーノートのライブレポの第5回です。
あれからもう8日たってしまいまったけど、未だに夢の中。
そして、アンコールの拍手が鳴り止まず・・・
ついに、あのアリーナ自由席をかき分けて
(通路のあたりの人は、何回もメンバーにさわったり握手できたらしい。ケッ!)メンバーが戻ってきた。
「もも、もう一発いくかい?!!」
もちろんだぜ、YEAH!
すてきなホーンのイントロから始まったのが、通算10曲目。
”NIGHT AND DAY”
「夢助」の中でも、特にこの曲や”毎日がブランニューデイ”などの
「大人の曲」がものすごくいいと思う。
”忘れられないあんで~い(NIGHT AND DAY)
あんなに 愛しあったのに・・・
忘れられないあんで~い(NIGHT AND DAY)
もいちど 涙を拭かせて おく~れ~”
肩の力が抜けた(リラックスした)ミディアムテンポのホーンに乗って歌う。
バラードでもなくアップテンポでもなく、ミディアムであるところが実にいい。
たとえばね、若い頃の失恋って、
辛くて悲しくて死にたくなるほどで
痛切なバラードやハードなロックが似合うけど、
次の恋に出会うと、あっさり忘れてしまったりするじゃないですか。
あとから思い出すと、どうしてあんな人を好きになったんだろう、
なんて思うこともあるでしょ。
でも、この恋はそうじゃない。
時間が経てば経つほど、その人の優しさ・すばらしさがわかってくる。
何年たっても、忘れられない。
それどころか、歳を取るほど、ますます好きになる。
その人を好きになったことが、
自分の人生の宝物だと思える・・・・・・
これが人生だよなあ。大人だよ。
こういう気持ちは、若い頃には持てないでしょう。
こういう歌が歌えて、それに共感できるんだから、
歳を取るっていいことだな、
大人になるってすてきだなあ、って思います。
そんな気持ちにさせてくれた、56歳の清志郎に感謝。
この曲では、渡辺和雄さんのトランペットが重要な役割を担っている。
ライブでは梅津さんや片山さんの陰に隠れて目立たないけど、
いつもにこにこしながら吹いているこの人。
いずれは最前列でソロを取って、清志郎やCHABOに絡んだらいいなあ。
ちなみに、毎月1回は登るという山好きらしい。
清志郎がいつかのライブでいってた。
趣味が共通しているのもうれしい。
そして11曲目。
伸ちゃんの高らかなイントロから始まる”JUMP”
この曲を聴くと、体が勝手に動くなあ。筑紫さんご推薦のこの曲。
「JUMP!!」と歌うたびに、僕も腕を振り上げて思いきりJUMP!!
そのとき、真剣な表情でベースを弾いていたきたろーさんがふとこっちを向いた。僕と目があった。
きたろーさん、「お、あのオヤジ、のってんな」って言う感じで、ニコッて笑ってくれた。THANK YOU!!
きたろーのベースはエネルギッシュでとてもいい。
ついでに、他のメンバーについて一言ずつ書いておこう。
まずは、目の前で演奏してる厚見さん。
演奏する姿をこれほど間近に見るのは初めてだ。
ポーカーフェイス。神業のようなキータッチ。ものすごく細い黒のジーンズを履きこなすスリムな体。
ホントにかっこいいです。
耕ちゃんは、残念ながらキーボードに隠れて顔はほとんど見えず・・。
おかえりなさい!!!
江川さん。
一番若いんじゃないかな。渋い耕ちゃん・元気のゲンタという感じ。ドラムソロはとにかくパワフルで、勝手に暴走して他のメンバーはあきれ顔・・という演出もあった。
梅津さん。
何回か、僕の目の前吹いてくれて、こちらも2回くらい目があった(と思う)。
いつもお澄ましした、世界で一番かっこいいスキンヘッド。
できることなら、僕もハゲたら梅津さんになりたい。
何年か前に「プチ大仕事」ライブに行ったことがある。あれもよかったなあ。
片山さん。
こちらはいつもニコニコのオヤジさん。いじられキャラ。今日もニコニコ。
最近、片山さんの追っかけをやっている女性と出会った。こんな若い人が片山おじさんの追っかけというのにびっくりしたし、そんな熱烈なファンがいることを知ってうれしかった。
自分のライブでもいじられキャラだそうだ。
伸ちゃんとも目があったなあ。ほぼ同年代のはずだ。
もう長いことバンマスなのに、CHABOが来ればすっと半歩下がる偉いやつ。
最初の頃、伸ちゃんのギターはちっとも好きじゃなかった。ファンクラブの会報にも書かれてた。CHABOだけを恋い慕うファンからのパッシングもあっただろう。
けど、今はCHABOとの違いを際だたせた伸ちゃんのギターも大好きになった。
みんなで飛び上がってたから、ブルーノートがますます狭く感じられた。
そして「HEY CHABO!!」とかいって始まった12曲目。
あのイントロが響く。
こりゃ定番中の定番”雨上がりの夜空に”だ。
やっぱりこれで来たか・・・
やベエ、スイッチ入っちゃった。
またもや、か・か・からだが勝手に動く・・・・
「こんな夜におまえに乗れないなんて (ダッダッ)
こんな夜に 発車できないなんて」
この(ダッダッ)で右・左の順で拳を真上に突き上げるんだが、
このままロケットになって空を飛べるんじゃないかと想うくらいの勢いで突き上げましたよ。ホント。
というわけで、全12曲、約90分のブルーノート1stステージでした。
武道館はものすごく短く感じられたけど、
この日は逆にすごく長く感じた。体験の密度が高かった。
ただし、エンディングについては意見があるな。
武道館で"LIKE A DREAM”をやったように、
最後にもう一曲、バラードが欲しかった。
願わくば”オーティスが教えてくれた”を。
CHABOのギターで。
想像するだけで鳥肌。
すっかり薄くなったラムを飲んで支払いを済ませ、エントランスに戻った。
2ndのお客と交錯してごった返していた。
グッズは全て売り切れていた。チケットを譲ってくれたyさんとuさんに贈りたかったのに・・・こんなに早くなくなるなんて・・ショック。
入口の花束の前で、相棒のt君と記念写真を撮り、
北風に吹かれながら表参道から帰った。
電車の中で、札幌のmさんに、メールした。
「ものすごいライブでした。もう死んでもE!」
mさん、セットリストやライブレポを見て、ショックを受けてしまったらしい。「腰が砕け・・(笑)」 台所に座り込んでしまった、と日記に書いてあった。
翌日、僕にもショックが。
mixiを見たら1stが終わったあと、ダメもとで「2ndも見たいんですが」と聞いた人がいて、なんと立ち見で入れてもらったらい!!!!!!!!!!!!!!
ブルーノートの人はとても親切だったって!!!!!!!!!!!
!そそそそんなあ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
!知らなかった!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
!くそおおおおおおお!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
!失敗した!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
でも、まあ、いいか。
1stだけでもおなかいっぱいだ。おまけにへとへとだ。
2ndまで見たら、おじさん、体力の限界を超えたでしょう。
おまけに、かぁこさんみたいに、
10回連載でライブレポートを書かなくちゃならない。
5回で終われてラッキーだ。
さあ仕事しよう。
ずっと昼間から夢見てたから、そろそろ戻ろう。
ブルーノートのライブレポの第5回です。
あれからもう8日たってしまいまったけど、未だに夢の中。
そして、アンコールの拍手が鳴り止まず・・・
ついに、あのアリーナ自由席をかき分けて
(通路のあたりの人は、何回もメンバーにさわったり握手できたらしい。ケッ!)メンバーが戻ってきた。
「もも、もう一発いくかい?!!」
もちろんだぜ、YEAH!
すてきなホーンのイントロから始まったのが、通算10曲目。
”NIGHT AND DAY”
「夢助」の中でも、特にこの曲や”毎日がブランニューデイ”などの
「大人の曲」がものすごくいいと思う。
”忘れられないあんで~い(NIGHT AND DAY)
あんなに 愛しあったのに・・・
忘れられないあんで~い(NIGHT AND DAY)
もいちど 涙を拭かせて おく~れ~”
肩の力が抜けた(リラックスした)ミディアムテンポのホーンに乗って歌う。
バラードでもなくアップテンポでもなく、ミディアムであるところが実にいい。
たとえばね、若い頃の失恋って、
辛くて悲しくて死にたくなるほどで
痛切なバラードやハードなロックが似合うけど、
次の恋に出会うと、あっさり忘れてしまったりするじゃないですか。
あとから思い出すと、どうしてあんな人を好きになったんだろう、
なんて思うこともあるでしょ。
でも、この恋はそうじゃない。
時間が経てば経つほど、その人の優しさ・すばらしさがわかってくる。
何年たっても、忘れられない。
それどころか、歳を取るほど、ますます好きになる。
その人を好きになったことが、
自分の人生の宝物だと思える・・・・・・
これが人生だよなあ。大人だよ。
こういう気持ちは、若い頃には持てないでしょう。
こういう歌が歌えて、それに共感できるんだから、
歳を取るっていいことだな、
大人になるってすてきだなあ、って思います。
そんな気持ちにさせてくれた、56歳の清志郎に感謝。
この曲では、渡辺和雄さんのトランペットが重要な役割を担っている。
ライブでは梅津さんや片山さんの陰に隠れて目立たないけど、
いつもにこにこしながら吹いているこの人。
いずれは最前列でソロを取って、清志郎やCHABOに絡んだらいいなあ。
ちなみに、毎月1回は登るという山好きらしい。
清志郎がいつかのライブでいってた。
趣味が共通しているのもうれしい。
そして11曲目。
伸ちゃんの高らかなイントロから始まる”JUMP”
この曲を聴くと、体が勝手に動くなあ。筑紫さんご推薦のこの曲。
「JUMP!!」と歌うたびに、僕も腕を振り上げて思いきりJUMP!!
そのとき、真剣な表情でベースを弾いていたきたろーさんがふとこっちを向いた。僕と目があった。
きたろーさん、「お、あのオヤジ、のってんな」って言う感じで、ニコッて笑ってくれた。THANK YOU!!
きたろーのベースはエネルギッシュでとてもいい。
ついでに、他のメンバーについて一言ずつ書いておこう。
まずは、目の前で演奏してる厚見さん。
演奏する姿をこれほど間近に見るのは初めてだ。
ポーカーフェイス。神業のようなキータッチ。ものすごく細い黒のジーンズを履きこなすスリムな体。
ホントにかっこいいです。
耕ちゃんは、残念ながらキーボードに隠れて顔はほとんど見えず・・。
おかえりなさい!!!
江川さん。
一番若いんじゃないかな。渋い耕ちゃん・元気のゲンタという感じ。ドラムソロはとにかくパワフルで、勝手に暴走して他のメンバーはあきれ顔・・という演出もあった。
梅津さん。
何回か、僕の目の前吹いてくれて、こちらも2回くらい目があった(と思う)。
いつもお澄ましした、世界で一番かっこいいスキンヘッド。
できることなら、僕もハゲたら梅津さんになりたい。
何年か前に「プチ大仕事」ライブに行ったことがある。あれもよかったなあ。
片山さん。
こちらはいつもニコニコのオヤジさん。いじられキャラ。今日もニコニコ。
最近、片山さんの追っかけをやっている女性と出会った。こんな若い人が片山おじさんの追っかけというのにびっくりしたし、そんな熱烈なファンがいることを知ってうれしかった。
自分のライブでもいじられキャラだそうだ。
伸ちゃんとも目があったなあ。ほぼ同年代のはずだ。
もう長いことバンマスなのに、CHABOが来ればすっと半歩下がる偉いやつ。
最初の頃、伸ちゃんのギターはちっとも好きじゃなかった。ファンクラブの会報にも書かれてた。CHABOだけを恋い慕うファンからのパッシングもあっただろう。
けど、今はCHABOとの違いを際だたせた伸ちゃんのギターも大好きになった。
みんなで飛び上がってたから、ブルーノートがますます狭く感じられた。
そして「HEY CHABO!!」とかいって始まった12曲目。
あのイントロが響く。
こりゃ定番中の定番”雨上がりの夜空に”だ。
やっぱりこれで来たか・・・
やベエ、スイッチ入っちゃった。
またもや、か・か・からだが勝手に動く・・・・
「こんな夜におまえに乗れないなんて (ダッダッ)
こんな夜に 発車できないなんて」
この(ダッダッ)で右・左の順で拳を真上に突き上げるんだが、
このままロケットになって空を飛べるんじゃないかと想うくらいの勢いで突き上げましたよ。ホント。
というわけで、全12曲、約90分のブルーノート1stステージでした。
武道館はものすごく短く感じられたけど、
この日は逆にすごく長く感じた。体験の密度が高かった。
ただし、エンディングについては意見があるな。
武道館で"LIKE A DREAM”をやったように、
最後にもう一曲、バラードが欲しかった。
願わくば”オーティスが教えてくれた”を。
CHABOのギターで。
想像するだけで鳥肌。
すっかり薄くなったラムを飲んで支払いを済ませ、エントランスに戻った。
2ndのお客と交錯してごった返していた。
グッズは全て売り切れていた。チケットを譲ってくれたyさんとuさんに贈りたかったのに・・・こんなに早くなくなるなんて・・ショック。
入口の花束の前で、相棒のt君と記念写真を撮り、
北風に吹かれながら表参道から帰った。
電車の中で、札幌のmさんに、メールした。
「ものすごいライブでした。もう死んでもE!」
mさん、セットリストやライブレポを見て、ショックを受けてしまったらしい。「腰が砕け・・(笑)」 台所に座り込んでしまった、と日記に書いてあった。
翌日、僕にもショックが。
mixiを見たら1stが終わったあと、ダメもとで「2ndも見たいんですが」と聞いた人がいて、なんと立ち見で入れてもらったらい!!!!!!!!!!!!!!
ブルーノートの人はとても親切だったって!!!!!!!!!!!
!そそそそんなあ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
!知らなかった!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
!くそおおおおおおお!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
!失敗した!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
でも、まあ、いいか。
1stだけでもおなかいっぱいだ。おまけにへとへとだ。
2ndまで見たら、おじさん、体力の限界を超えたでしょう。
おまけに、かぁこさんみたいに、
10回連載でライブレポートを書かなくちゃならない。
5回で終われてラッキーだ。
さあ仕事しよう。
ずっと昼間から夢見てたから、そろそろ戻ろう。