花にまつわる幾つもの話

子供時代の花にまつわる思い出や、他さまざまな興味のあることについて書いていきたいと思ってます。

天然石標本~桜色の練り飴&エチオピア・オパール~

2015年12月10日 | 天然石標本
今年最後にご紹介する天然石は
桜色の練り飴みたいなクトナラホ石と
マンガン方解石の混合石です。

色合いといい、結晶形といい
可愛くて何より美味しそう!
見た目以上に脆くて
撮影のために箱から出しただけで
パラパラと結晶の一部が崩れてしまったり(汗)。
そんなところもますますお菓子っぽいです。


『ManganoCalcite&Kutnohorite』
(和名:マンガン方解石(ほうかいせき)&クトナラホ石)


ネットによる説明は以下の通り

マンガノカルサイト、あるいはマンガンカルサイトとも。
マンガンを含むことにより淡くピンク色に色付くカルサイトの事。
特にマンガノカルサイトは紫外線ライトによる照射により
鮮やかなピンキッシュオレンジに蛍光する。
淡いピンク色をした針状結晶の束部分が
結晶集合したクトナホラ石。





シルキー感のある針状部分がクトナホラ石で
ピンク色のはっきりした部分が
マンガノカルサイトと思われます。


続いてこちらは母岩付きのエチオピア・オパール
燃え盛る炎を覗きんだような色合いが神秘的です。





少しわかりずらいかと思いますが
下の部分が母岩となります。
実はこのエチオピア・オパールはオーストラリア産に比べ
とても不安定な石です。
SGMセミナーでI先生も
取扱い要注意の石の一つに挙げていました。
水分含有量が他のオパールよりも多く
乾燥するとすぐに割れてしまうとか。
逆にそれだけ石が水分を吸収してしまうため
意図的に別の色合いに染められたり
(高価なブラックオパールなど)
うっかり水道水などで湿らせると
(水道水に含まれる成分によって)
本来の石の輝きを失ってしまうことも。
つまりはあまり宝飾品として取り扱うのには
向かない石ということですよね(苦笑)。
その分、値段も良心的で、こうしてコレクションとて
持つ分にはなかなか素敵かもしれません。



最後は恒例の二千円以上買い上げで
参加できるクジで当てた琥珀です。
最下位の7等でしたが
今最も欲しかったバルト産の琥珀だったので
こちらもラッキーでした!
(バルトは琥珀の代表的な産地)






6月に開催される新宿ショーや
10月のミネラルアート展では
先着プレゼントですが
12月の池袋ショーではもっぱら
くじ引きでのプレゼントが多いです。
ちなみにこのくじを引くためには
購入したお店の方に申し込み用紙に
サインしてもらわないといけないのですが、
相手が外国人だとどうしても
書いてもらうのをためらってしまうことも(苦笑)。
黄色の蛍石をマイフェイバリットワンと
説明してくれた白人女性の方が
自らサインしましょう、と英語で(笑)快く申し出て下さり
めでたくゲットできた品でもあります。
彼女には二重の意味で感謝ですね!


今日で年内最後のブログ更新となります。
今年一年も様々な石をご紹介できました。
全て趣味で集めているものばかりなので
自分にとっての備忘録みたいなものですね。


それでは皆様にとって来年が良い年となりますように。
少し早めですが


MerryChristmas&HappyNewYear!





コメント (1)
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天然石標本~黄色の蛍石&多面体のパイライト~

2015年12月09日 | 天然石標本
本日は昨日お知らせした
黄色の蛍石をご紹介したいと思います。
蛍石(フローライト)はもはやコレクター石と
言っても過言ではないほど集めています(笑)。
なのでブログにも多数登場していますので
詳細につきましては過去ブログを
ご参照いただければと思います。


今回戦利品の蛍石はこちら。





鮮やかな黄色に透明度が非常に高くとても綺麗な品。
一か所紫色のポイントがあるのも中々にお洒落です。
購入したお店の女性からは「マイフェイバリットワン」と
言われ、お気に入りの逸品だなんて
なお素敵だなぁと思いました♪


これまで購入してきた蛍石は
私が青系の石が好きなこともあって
青や紫、次いでグリーンなどがもっぱら。
黄色でこれだけ美しい結晶を手に入れるのは
初めてかもしれません。


続いて


『Pyrite』(和名:黄鉄鉱)
 

書籍等による詳細は以下の通り。


ギリシア語の火を意味するpyrに由来。
後にラテン語の火打ち石pyritesを経て英語のPyriteなった。
その名称を現在のパイライトとして知られる鉱物に充てたのは、
アメリカ鉱物学者デーナ。
結晶体で産出することが普通で、立方体や5角12面体に結晶する。
結晶の表面には条線という特徴がある。







蛍石と同じ店で購入しました。
自然物とは思えないほど端正な十二面体のパイライト。
四角いタイプは持っているのですが多面体は初めてです。
この石は石友Oさんも大好きな石なんですよ♪



最後はおまけの砂漠の薔薇。









サイズは小粒ですが
思いのほか値段が安く、しかも形が綺麗でしたので
思わず手が出ました。
パイライトといい、砂漠の薔薇といい
何度見ても自然の造形美の不思議さを
思わずにはいられません。


明日はお菓子みたいに可愛い桜色のマンガノカルサイトを
ご紹介したいと思います。

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天然石標本~青い庭(ライトアップ)~

2015年12月08日 | 天然石標本
本日から昨日12月7日月曜日に終了したミネラルマーケット
通称『池袋ショー』での戦利品をご紹介していきたいと思います。


最初はこちら
既に過去にも一度ご紹介済みの
デュモルチェライト・イン・クォーツ
『青い庭』=ブルーガーデンクォーツの異名を持つ
とても美麗なインクルージョン入り水晶です。


この水晶には今年に入ってからハマりまくり
今回は念願だった美麗マリモ結晶タイプをゲットしました!
そして戦利品の中では最高価格!(笑)。



『デュモルチェライト・イン・クォーツ』(和名:デュモルチェ入り水晶)台座付き
 ブラジル・バイア州産
  詳細については過去ブログ『2015年6月12日』参照







趣向を変えて初めてライトアップして撮影してみました。



アップの画像はこちら





マリモ状の結晶があるのがおわかりでしょうか?





ロイヤルブルーの輝きが魅惑的。


購入したのは最近ではすっかり人気店になってしまった
石おばさんのいるお店。
ミネラルマーケットの度にのぞいてはいるんですが
いつも物凄い人だかりで(苦笑)
おばさんにもお久しぶり~とご挨拶されてしまいました。
私がこの石にハマっている話をすると
奥からとっておきの幾つかを出してくれて
その中の一つがこれでした。


購入を始めてこの石もついに4つめ。
さすがにそろそろ打ち止めにしようかと思っています(笑)。
これほどハマったのはオレゴンサンストーン以来。


明日はお店の方をして「マイフェイバリットワン」と
言わしめた宝石質のイエローフローライトを
ご紹介したいと思います。






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2015年のクリスマスツリー&リース

2015年12月07日 | 日記
ミネラルマーケットでの戦利品をご紹介する前に
一週間遅れですが今年のクリスマスツリー&リースを
アップさせていただきます。


今年のイメージカラーは赤










リースは定番の松ぼっくりや赤い木の実をメインに自然観満載。
ツリーの方は珍しくポップでカラフルな雰囲気に。
以下は一つ一つのオーナメントのアップです。







一目惚れの可愛いミニアンブレラ。






こちらは淑女の帽子入れ?





ラストに手に入れたレースとビジューが美しい飾り玉


今年は色々なもの(人&機械)がクラッシュして
大変な師走となりました。
おかげでツリーの飾り付けがこんなギリギリに(苦笑)。


明日からは新しく入手した天然石を
幾つかご紹介していきたいと思います。
お楽しみに~♪


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