3月1日は、大奥様・清信院様の御一周忌です。
早いもので、もう一年経ってしまいました。
2月27日には、日泰上人と大奥様の御縁故、親族・寺内教講が参列して、御一周忌法要が営まれます。
大奥様は、ホントにボクらを可愛がって下さいました。親の如く、ありったけのお慈悲を注いで、お育て下さったお方です。今は寂光にて恩師のおソバでほほえんでいらっしゃるコトと存じます。
生々世々。暖かくなる頃にはサクラが綺麗なきれいな花を咲かせます。あっという間に散ってしまいますが、また翌年には同じく綺麗な花を咲かせます。散ったからといって、無くなったのではありません。同じように、人もいつか必ず命が散ります。だけど、たましいが無くなったワケではなく、その人の持つ善悪のご因縁によって、次の一生を迎えると説かれています。
お題目を信じ敬う人には、新たな安らぎの人生が待っているという…。だとしたら、生まれ変わったらまた近い所に生まれ合わせて、大奥様にお出逢いさせて頂きたいと願っております。
【 咲々常住 散々常住 】
法華経の行者には、目には見えないけれども、いつも仏さまがおソバにいて下さり、御守護下さる。ご信心で積んだ功徳は、次の一生も功徳の積める環境に生まれ合わせることができる。
喜怒哀楽の、人間の本能的な、六道を輪廻するサイクルではなく、御題目をお唱えして、御題目で人を救って、御題目で世を利益せんとする人は、生まれ変わりを何度も繰り返す中で、また今度の一生も、功徳が積める環境に生まれてきて、更なる功徳と罪障消滅で一生を終えていく。また次も。そのまた次も。