NHKテレビで「一日の食費が320円足らずの子供が6人に一人」と報道されました。
インスタントラーメンを半分食べ、いつも空腹ーーーまさに二極化の証明です
なぜこのようなことが起きるのか・・・・政治、行政の当事者の価値観が原因ではないかと思われます
いろいろな行政数字を役人独自の価値観で操作して、議員に出し、議員(弱者の思いなど到底理解不能)が法・条例とします
「いまどき水道の水を飲む人などいない」などと発言した大臣もいました。
議員は「弱者の思いは票にならない」と考えているのかも知れません
中国では公務員採用の競争率は100数十倍とのことです。
公務員になる為に早期教育で追いまくられる・・・・当然親の経済環境が良いのでしょう
こうして勝ち上がった人々には貧者の苦しい思いなど到底理解できません。(日本では東大に入る為の家庭教師の報酬は時間3000-5000円)
そうしてある意味傲慢な価値観を形成した人々が庶民の血と汗の結晶である「税金」を「我が物」と認識して分配します
中国もさらなる二極化が起きることでしょう
上海区の規制緩和が一年を迎えました。しかし許認可権を手放したくない役人の抵抗で前進は遅々たるものとのこと・・・
消費税について高給取りである議員・官僚は自己の経済環境から生まれた価値観で裁量しますから「たかだか2パーセントUP、たいした問題ではない」程度の問題でしょう
経済データーを操作して、議員が「消費税アップは仕方がないだろう」と結論するように誘導します。
反面でーーー公務員のベースアップが報じられています。
弱者はますます虐げられ、冨者は益々富むーーー施策の決定が冨者のみの価値観で決められていくーーー「民意を参加させる」という修正をしなければなりません
議員にお任せは役人にお任せと同義語ではないでしょうか
これでは官民較差は拡大するばかり、日本は良くならないのです
スイスのように特別重要なテーマは国民投票、そして年5-7の重要テーマは参政員制度によるべきなのです