「議員は官僚に頭が上がらない」為に社会は二層化、環境と福利の為の民主主義政治は国民投票か参政員制度でしか実現はしない

TPPは自民党を支持するが原発推進は民主党を支持すると考える人が自民に投票すれば「原発も賛成している」とされてしまう

議員にお任せは役人にお任せと同じ

2014-09-29 14:47:14 | 日記

NHKテレビで「一日の食費が320円足らずの子供が6人に一人」と報道されました。

インスタントラーメンを半分食べ、いつも空腹ーーーまさに二極化の証明です
なぜこのようなことが起きるのか・・・・政治、行政の当事者の価値観が原因ではないかと思われます

いろいろな行政数字を役人独自の価値観で操作して、議員に出し、議員(弱者の思いなど到底理解不能)が法・条例とします
「いまどき水道の水を飲む人などいない」などと発言した大臣もいました。

議員は「弱者の思いは票にならない」と考えているのかも知れません

中国では公務員採用の競争率は100数十倍とのことです。
公務員になる為に早期教育で追いまくられる・・・・当然親の経済環境が良いのでしょう
こうして勝ち上がった人々には貧者の苦しい思いなど到底理解できません。(日本では東大に入る為の家庭教師の報酬は時間3000-5000円)
そうしてある意味傲慢な価値観を形成した人々が庶民の血と汗の結晶である「税金」を「我が物」と認識して分配します

中国もさらなる二極化が起きることでしょう
上海区の規制緩和が一年を迎えました。しかし許認可権を手放したくない役人の抵抗で前進は遅々たるものとのこと・・・

消費税について高給取りである議員・官僚は自己の経済環境から生まれた価値観で裁量しますから「たかだか2パーセントUP、たいした問題ではない」程度の問題でしょう
経済データーを操作して、議員が「消費税アップは仕方がないだろう」と結論するように誘導します。
反面でーーー公務員のベースアップが報じられています。

弱者はますます虐げられ、冨者は益々富むーーー施策の決定が冨者のみの価値観で決められていくーーー「民意を参加させる」という修正をしなければなりません
議員にお任せは役人にお任せと同義語ではないでしょうか
これでは官民較差は拡大するばかり、日本は良くならないのです

スイスのように特別重要なテーマは国民投票、そして年5-7の重要テーマは参政員制度によるべきなのです










スコットランド住民投票

2014-09-19 18:23:52 | 日記
「イギリスから独立をするか否か」というスコットランド住民投票は「否」という結果に終わりました。
もしもこれが議会で決められていたのであれば スコットランド住民の約半分は納得できず激しく怒ったでしょう、独立派の人々はモチベーションが高い人々ですから実力に訴えていたかも知れません。

住民の選択結果についての可否は未来が不明のため言いません。ただ住民投票の素晴らしいところは、結果の「反意思だった住民も納得する」ところです。

不満ながらも「同胞の過半数が独立に反対というのなら、従わざるを得ない」となるのです。

このテーマがもしも議会で決めたとなれば、どのような結果となつても、利権などの情報が飛び交い、全住民は後味の悪いことになつたのは当然でした。(スコットランド出身の元首相などによる援護射撃は余計だつたかも・・・)

過半数の住民の選択「離脱せず」が後日悪い結果を招いたとしても 全ての住民が「悪い結果」も納得し、政治への関心を高める即ち「民度の向上」につながることになるでしょうし、修正も「再度国民投票を実施」することに賛成を得られるのです

向上、進歩は、失敗などの体験の結果得られるものです。「政治はプロに任せておくべきだ」という考え方はそのうち「時代にそぐわない考え方」になるでしょう。第一、役所に頭が上がらない人々(議員)によった政治は偏った結果をもたらし国を破局に導いてゆくのです

 維新の会はじめ 野党は本当に国を憂うのであれば 小異を捨てて「安保是非など飛びきり重要な政治テーマは国民投票、次位の5-7の政治テーマは参政員制度で消化する」の一点で合意して、自民党と対決すべきでしょう

そうでなければ 全ての野党は 次の選挙では お気の毒な結果になることは明らかですし 自民党の独裁、独断的政治は結果として日本を不幸に導くことになります

蛇足ながら野党の本音は「現在の特別に優遇された身分は維持しつつ日本を改革する」という二律背反的な主張のように見えるのですが・・・そうでないのなら世界に比類のない高額の「立候補供託金を1/10に」などと主張できるはずなのですが・・・・・