10月25日(日)に、NPO法人セイピースプロジェクト主催の核軍縮セミナーの１回目を開催しました。
初の核軍縮セミナーでは、午前の部に被爆者と若者の交流を実施し、午後の部ではワークショップや講演を聞いて、参加者とともに核軍縮について学び、考えました。
●午前の部 「被爆者が伝えたいこと」被爆者によるお話＆若者との交流
午前の部では６、７人ほどの４つのグループにわかれ、各グループ毎に被爆者からお話を聞き、お話を聞いた後は昼食を食べました。
セイピースプロジェクトのメンバーの感想を紹介します。
＜山田玲子さん(広島で被爆)のお話を聞いた感想＞
『目が合う距離できく被爆体験のお話は、より身近でリアルで、被爆者の方の強さや想いが伝わってきた。一方で、お昼を一緒に食べるなど身近な交流を通して、被爆者の方も被爆者である前に、一人の女性であり、母であるというごく当たり前のことに気づかされた。
私たちと何も変わらない一人の人が、きっと二度と思い出したくない悲しい体験を、何度も思い出して私たちに語っている。このことの意味や重みを受け止めて、次につなげていかなくてはいけないということを参加者同士で確認し合った。』
＜木場耕平さん(長崎で被爆)のお話を聞いた感想＞
『核軍縮の問題が話題になることが最近多くなっていますが、実際に核兵器がどれだけ悲惨なものなのかについて考えることは、実のところあまり無いように思います。木場さんに長崎の原爆投下の話を聞いて、核兵器それ自体の非人道性を改めて考えさせられました。
核廃絶を可能な限り早く実現していくことを考えなければならないと思いました。』
＜伊藤雅浩さん(長崎で被爆)のお話を聞いた感想＞
『一般に「核兵器はひどい」という認識はありますが、核兵器がどのような被害をもたらすのかということにちゃんと答えられる人はあまりいないのではないかと思います。被爆者の方のお話は臨場感があり、当時の情景が目に浮かぶようでした。
被爆者が100人いれば100人のエピソードがあり、聞くたびに新しい発見があるのではと思いました。核兵器が人類に及ぼす影響というのが、それだけ想像をはるかに超えたものであるということを意味しているのだと思います。核保有論者は、どれだけこのことを理解しているでしょうか？そんなことを思いました。』
＜永井淳一郎さん(広島で被爆)のお話を聞いた感想＞
『被爆者だと知れたら差別されるのではないか、と考えて被爆者だと名乗らない方がいることを話していただき、被爆したことで生活に影響が出ている方が現在もいることを改めて知ることができました。核兵器の威力を数字として知るだけでなく、被爆して生き残っている人たちの気持ちを知ることも大事だと思います。被爆した人たちの思いを活かしていける取り組みをしていきたいと思いました。』
●午後の部 ワークショップ＆講演
午後の部では、ワークショップや講演会などを実施しました。
講演してくださったのは、NPO法人ピースデポの代表の湯浅一郎さんです。
ワークショップは６、７人ほどの４つのグループにわかれて実施しました。
参加者の方たちのワークショップと講演の感想を紹介します。
・午後からの参加でしたが、ワークショップを交えての活動はすごく新鮮で楽しませて頂きました。
・とてもわかりやすくて、勉強になりました。
機会があれば、また参加したいです。
・核問題について新しい知識、知らなかったことを知ることができ、大変勉強になりました。
・普段意識していない重要な事を改めて考えるよい機会になりました。
・湯浅さんの話など本当にためになりました。
お話してくださった4人の被爆者の皆様、湯浅一郎さん、
イベントに参加していただいた皆様、ありがとうございました
今回のイベントで知ったことや、反省点などを活かしながら、
セイピースプロジェクトは今後も核軍縮の活動を続けていきます。
活動に興味がある方は、今後のイベントにぜひ、参加してください
よろしくお願いします。
午前の部の被爆者のお話や、午後の部の講演内容はセイピースプロジェクトが運営する、
「D-Navi 東アジアから軍縮平和を実現する総合情報サイト」に掲載予定です。
URL：http://d-navi.org/
掲載後、このブログで報告します。
※2009/12/19(土)に、2回目の核軍縮のイベントを開催します。
↓をご覧下さい。
http://blog.goo.ne.jp/saypeace/e/d2dff0469c5924dcd435c144afba6600
※このイベントはNPO法人セイピースプロジェクトが実施している、北東アジア非核化プロジェクトとして実施しました。
★北東アジア非核化プロジェクトって？★
来年5月、今後の核軍縮の方向性を決定する、N P T（核不拡散条約）再検討会議がニューヨークの国連本部で開かれます。この重要な国際会議に向けて、私たちはこの「被爆国」日本、そしてアジアから世界の非核化を実現していくために、北東アジア非核化プロジェクトを開始しました。高校・大学での出張ワークショップ、「若者と被爆者をつなぐ」核軍縮セミナー開催などを通して、日本にすむ様々な人たちの「思い」をメッセージカードに記録、集めたメッセージをNPT再検討会議に届けます!!
初の核軍縮セミナーでは、午前の部に被爆者と若者の交流を実施し、午後の部ではワークショップや講演を聞いて、参加者とともに核軍縮について学び、考えました。
●午前の部 「被爆者が伝えたいこと」被爆者によるお話＆若者との交流
午前の部では６、７人ほどの４つのグループにわかれ、各グループ毎に被爆者からお話を聞き、お話を聞いた後は昼食を食べました。
セイピースプロジェクトのメンバーの感想を紹介します。
＜山田玲子さん(広島で被爆)のお話を聞いた感想＞
『目が合う距離できく被爆体験のお話は、より身近でリアルで、被爆者の方の強さや想いが伝わってきた。一方で、お昼を一緒に食べるなど身近な交流を通して、被爆者の方も被爆者である前に、一人の女性であり、母であるというごく当たり前のことに気づかされた。
私たちと何も変わらない一人の人が、きっと二度と思い出したくない悲しい体験を、何度も思い出して私たちに語っている。このことの意味や重みを受け止めて、次につなげていかなくてはいけないということを参加者同士で確認し合った。』
＜木場耕平さん(長崎で被爆)のお話を聞いた感想＞
『核軍縮の問題が話題になることが最近多くなっていますが、実際に核兵器がどれだけ悲惨なものなのかについて考えることは、実のところあまり無いように思います。木場さんに長崎の原爆投下の話を聞いて、核兵器それ自体の非人道性を改めて考えさせられました。
核廃絶を可能な限り早く実現していくことを考えなければならないと思いました。』
＜伊藤雅浩さん(長崎で被爆)のお話を聞いた感想＞
『一般に「核兵器はひどい」という認識はありますが、核兵器がどのような被害をもたらすのかということにちゃんと答えられる人はあまりいないのではないかと思います。被爆者の方のお話は臨場感があり、当時の情景が目に浮かぶようでした。
被爆者が100人いれば100人のエピソードがあり、聞くたびに新しい発見があるのではと思いました。核兵器が人類に及ぼす影響というのが、それだけ想像をはるかに超えたものであるということを意味しているのだと思います。核保有論者は、どれだけこのことを理解しているでしょうか？そんなことを思いました。』
＜永井淳一郎さん(広島で被爆)のお話を聞いた感想＞
『被爆者だと知れたら差別されるのではないか、と考えて被爆者だと名乗らない方がいることを話していただき、被爆したことで生活に影響が出ている方が現在もいることを改めて知ることができました。核兵器の威力を数字として知るだけでなく、被爆して生き残っている人たちの気持ちを知ることも大事だと思います。被爆した人たちの思いを活かしていける取り組みをしていきたいと思いました。』
●午後の部 ワークショップ＆講演
午後の部では、ワークショップや講演会などを実施しました。
講演してくださったのは、NPO法人ピースデポの代表の湯浅一郎さんです。
ワークショップは６、７人ほどの４つのグループにわかれて実施しました。
参加者の方たちのワークショップと講演の感想を紹介します。
・午後からの参加でしたが、ワークショップを交えての活動はすごく新鮮で楽しませて頂きました。
・とてもわかりやすくて、勉強になりました。
機会があれば、また参加したいです。
・核問題について新しい知識、知らなかったことを知ることができ、大変勉強になりました。
・普段意識していない重要な事を改めて考えるよい機会になりました。
・湯浅さんの話など本当にためになりました。
お話してくださった4人の被爆者の皆様、湯浅一郎さん、
イベントに参加していただいた皆様、ありがとうございました
今回のイベントで知ったことや、反省点などを活かしながら、
セイピースプロジェクトは今後も核軍縮の活動を続けていきます。
活動に興味がある方は、今後のイベントにぜひ、参加してください
よろしくお願いします。
午前の部の被爆者のお話や、午後の部の講演内容はセイピースプロジェクトが運営する、
「D-Navi 東アジアから軍縮平和を実現する総合情報サイト」に掲載予定です。
URL：http://d-navi.org/
掲載後、このブログで報告します。
※2009/12/19(土)に、2回目の核軍縮のイベントを開催します。
↓をご覧下さい。
http://blog.goo.ne.jp/saypeace/e/d2dff0469c5924dcd435c144afba6600
※このイベントはNPO法人セイピースプロジェクトが実施している、北東アジア非核化プロジェクトとして実施しました。
★北東アジア非核化プロジェクトって？★
来年5月、今後の核軍縮の方向性を決定する、N P T（核不拡散条約）再検討会議がニューヨークの国連本部で開かれます。この重要な国際会議に向けて、私たちはこの「被爆国」日本、そしてアジアから世界の非核化を実現していくために、北東アジア非核化プロジェクトを開始しました。高校・大学での出張ワークショップ、「若者と被爆者をつなぐ」核軍縮セミナー開催などを通して、日本にすむ様々な人たちの「思い」をメッセージカードに記録、集めたメッセージをNPT再検討会議に届けます!!
