感情の専門家ざむ姫です。
今日はしばし、出産から得たスピリチュアル的実現ネタを。
よく、陣痛は男性には耐えきれずに死んでしまうくらいの痛み、と言います。
いや、確かに痛かったっすよ。それはそれは、痛かった陣痛ですが、痛すぎて頭の中は超冷静でした
「あかん。超痛い。パニックになったら長引くから絶対冷静でいよう」
こんな感じで。
なんかさー、キリストが瞑想してるとき、悪魔のマーラが誘惑してきたじゃん。
それに対して、キリストは「マーラよ去れ」の一言で追い返してたんですね。
↑テキトー。
4時間半の間、ずっとそんな感じでした。
ありとあらゆる弱音や、逃避や、後悔や、怒りや、責任転換や、パニックがひっきりなしにやってくるんですよ。
「今から産むのやめる~~~~
無痛分娩にしときゃよかった~
誰のせいだよ~
気絶したい~~
なんで私(女)だけ~不公平~
誰か変わってくれ~
こんな痛いなら最初からしなきゃよかった~
そんなこと言ってもうまくできな~~~い」
こんな感じで。
それを、片っ端から打ち返してゆく。
どんなに弱音を吐いても、逃げても、誰かのせいにしても、できるのは自分だけだから。
「いやいや、自分で選んだんだから最後までやり切るぜベイベー」←まさしく(笑)
だって、どれをやってみても最後には自分の力でやんなきゃいけないわけで。
で、最中に気がついたワケですよ。
これって人生のメンタルブロックの縮図ぢゃん。
・・・と。
旅の途中で壁にぶち当たったとき、自分の頭に湧いてくる言葉そのものなんだよね。
ひえ~~。
つい、ああこれは記事にせねばと思ったよ。分娩台の上で(笑)
とにかく、全てを自分の責任と思ってやる。
うまくできないと言っても、困るのは自分。
こんなにがんばってるのにと嘆いても、困るのは自分。
逃げたいと言っても、逃げようとするほど苦しむのは自分。
だったら、全てをいいイメージでくるみながら、ゴールにむかってひた走るしかないのよ。
うん、これぞ人生の縮図。
どこまで、自分の意識に集中できるか。
どこまで、自分の責任をまっとうできるか。
どこまでもどこまでも、意識のなせるわざ、なのよね。
貴重な体験でした。
終わった後、助産師さんに「面白かった~!」と言うと、「助産師17年やってますが、そんな感想は初めてです」とニコニコされました。
自分の仕事とかぶしあわせて、面白い体験でした☆
あの状況で冷静だったとは・・・
私も妻の出産には二度立ち会いましたが、お医者さんも妻も必死で・・・冷静なのは自分だけ。
何もできないので頭の中ではいろいろなことがぐるぐる回り、できることといえば、大丈夫だよ(何の根拠もなく)と言うことと、祈ることだけだったのを思い出しました。
「いのちの絆の物語」(池川明・澤谷こう著)で、池川先生は「出産はデトックスである」とおっしゃっていましたが、ざむ姫さんにとっては、「人生のメンタルブロックの縮図」と感じられたのですね。
・・・ということは、メンタルブロックが解除される経験になるということでしょうか?
「 私もやっぱり、出産を経験したいな」と思いました。
ありがとうございました。
男性はなにもできないんだよね。
でもそばについててもらってるだけでも心強いもんでした。
みかっちさん>
経験者には、わかる感覚ですよね~!
ももさん>
確実に人生が変わる感覚でしたよー。
面白い経験なので、ぜひ一度!