19面相のみんゴル日記

最近、土曜は毎週お散歩してます。足が棒になるほどに…。だから日曜はゆっくりゴロゴロ。

由緒あるお散歩。~興津で日本を動かす~?!

2006-11-19 10:55:36 | お散歩日記 =現実、仮想の旅
 さて、清見寺を訪れた後に子供の頃に行ったプールを
 探しに行ってみました。まだあるのかな?そう思いながら
 歩いていると“拝観無料”の文字が目に入りました。



 受付がありましたが、「どうぞ!中へ。」とのこと。
 建物の名前は「興津坐漁荘」で西園寺公望(きんこう)
 という方の別荘の再現だそうです。パンフレットを
 見ると、国の文化財として明治村に移築されたそうで
 静岡市は歴史的経緯を踏まえ「もともとこの地にあった
 ので。」復元したとのことでした。



 良いですね。日本人「和のこころ」です。こういう
 家に住みたいですよ。そして床の間を発見!!



「こんにちは。どこからお出でですか?」とおじさん。
 名前は“浅野”さんです。ボランティアの方で坐漁荘に
 ついての説明をして頂きました。 

 さて、ここからが長く、話は多岐に渡ります。
 床の間に居たので再現に使った木が京都から来ている
 とか、そこから京都御所の話になり(写真はその図)、
 西園寺家はこの家から出たとか、もともと歌人の家柄
 とのことで、百人一首の句のお話へ。そして立命館や
 京都大学の設立に関係されていたとか、そして西園寺
 さんの人柄に始まって、第二次世界大戦、最近の教育
 基本法の話まで繋がります。

 すごいでしょ!!まだまだ聞いたお話はありますが、
 一度では覚えきれないですね。楽しくオモシロかった
 です。あっという間に30分くらい過ぎました。

「ありがとうございました。」とご挨拶。すると、 
「土日はいつもここに来ています。坐漁荘の研究会を
 開いていますので、よかったら来て下さい。」と
 名刺まで頂いてしまいました。



 そしてしびれる足を引きづりながら(正座してたの)、
 坐漁荘を見学です。庭にはお茶が楽しめるところが。
 二階に上がると「ギィギィ。」と鶯張りの廊下です。



 二階の床の間も立派ですね。上から庭園をパチリ。
 そして廊下のところに昔の風景の写真がありました。
 見ていると、この坐漁荘の近くまで砂浜があって
 海水浴場でした。そうか、清見寺で感じた雰囲気の
 違いってこの辺から来てるんだ。



 一階に下りると黒電話発見です。この形は古いですね。
 外に出ると井戸もありました。ふと時計を見るともう
 お昼近くです。



 そうだプールと思って見に行ったのですが、場所が
 違っていたのかありませんでした。もう少し調べて
 見ればよかったかな?まあ、次回にでもということ
 にして清水方向へ行きました。

 ちょっと脇道に行ったら“ひょうたん”がいっぱい。
 この中にお酒を入れて、なんて考えたりして。



 何のお店?って感じでいろんなものを飾ってある
 お店がありました。入口を見ると自然栽培販売所
 とのこと。自然というよりは不自然な入口!?

 その後はてくてくと歩きました。この辺りは以前に
 歩いているので省略です。でもちょと思い出して。 
  <プチOSANPO!清水市内線跡を歩ちっと。>
  <プチOSANPO!ありました終点。>

 JR清水駅に着く頃には曇ってきて手が寒かったです。
 富士山が小さく(写真中央)雲の下に見えました。



 お昼がまだだったので清水港へ。水上バスはいつもの
 通り。この時期は寒いから人が少ないかな?そして、
 お昼を清水魚市場で海鮮丼を購入です。パクリ…、
 美味しいですが、でもウニが…。

 といった感じでお散歩してきた19面相でした。
 楽しかったです。坐漁荘の浅野さん、とっても気さくで
 いい人でした。もう一度行ってみたいと思いましたよ~。
 調べたら坐漁荘はJR興津駅から歩いて15分でした。
コメント
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