茜ちゃんの「島日記」

奄美群島から文化の発信を試みております。自然・文化・民俗学など想い付くままの事柄どうぞお聞きください。

New ・サワラちゃんの加計呂麻島日記-004

2014年05月09日 | 教育

 

 New ・ サワラちゃんの

 加計呂麻島日記 

 貝殻採取

004



 

加計呂麻島

長閑な入り江  

 

断崖の上に林道が走っており、これが唯一の連絡道路です。ここから真っ逆さまのような急坂を下って、浜の小さな集落に辿り着きます。絶景ですが・・・バイクで下りるのはスリル満天。でも、ここしかないのですから・・・

浜の周囲は珊瑚礁です。干潮になりますと海面以下になります。潮干狩りのチャンス到来。でも、誰も来ません。中央に塩工場が一軒・・・

隣の集落までは断崖を穿った林道を通って行くしか有りません。先には小学校・中学校が有ります。大潮の干潮の時間は、断崖の下の海中の珊瑚の岩礁伝いに歩いて行けます。爺も一度挑戦しましたが、冷や冷やものでした。

出産シーズン

 

狐の子供達・・13匹の兄弟でした。

 

 

カンガルーの雛でしょうか? 

  

 

 

 

喫茶店でちょっと一服-01      

 

 

 

 

ローマ法王韓国民、倫理的に生まれ変わることを望む

 

 

韓国・中央日報・・4/25報道より

<ローマ法王庁で天主教大田教区長のユ・フンシク主教がフランシスコ法王に会った。ユ主教は、旅客船「セウォル号」の犠牲者を哀悼した法王の祈祷に感謝の意を伝えた。
  法王は「韓国民すべてに深い哀悼を表す。若者に会いに行く訪韓を控え、多くの若い生命の犠牲を非常に残念に思う」と述べた。また「韓国民がこの事件をきっかけに倫理的・霊的に生まれ変わることを望む」と強調した>

 ゴールデン・ウイークも終わり、これから教育機関も一般企業もいつものリズムに戻って来ました。韓国での突然起きた悲しい遭難事故が一区切り付き始めているようです。マレーシア航空機事故もその後は、まったくの尻切れトンボ状態。忘れられてしまったような感じ。中国の報道機関も相変わらずの日本攻撃はいつもの状態ですが、自国民の安否はもう忘れてしまったような状態である。

 

 

ローマ法王が口にした言葉の中に興味ある一文がある。非常に意味のある韓国民に対する、或いは中国国民にも相通ずる言葉である。自らのことを棚に挙げて他を強烈に、執拗に攻撃する国民性に対する痛烈な批判に聞こえる。

自らの襟を正した上で、批判を受けぬ行動を控えた上で、他を批判するならばそれなりの効果は見込める。しかしながら自らを棚に挙げた他国批判は、結局のところ<天に唾する>ものである。

 

今回の海難事故が発生した際、日本の海上保安庁が救援を打診したが、その際の回答は<その必要性なし>である。にもかかわらずその後大惨事になり、すべてが後手後手に回り、首相辞任までに至った。全ての動きが自らの思いに反して暗転しているのである。

 

 

 

周りの国、国民は冷静に物事を見ているものである。「慰安婦問題」「南京虐殺問題」「尖閣諸島問題」など、中韓両国は世界中に喧伝しているようであるが、まさに一方的なものばかりである。批判した国が過去に似たような行為をしたことがないのだろうか。歴史書を丹念に紐解いてもらいたい。

中国も韓国(朝鮮)も国の身の潔白は過去の歴史において100%証明し得ない。ローマ法王曰 <倫理的・霊的に生まれ変わることを望む> この言葉は非常に重い言葉である。韓国大統領への国民の批判の度合いは増し、新疆ウイグル自治区の多数の死傷者発生事件など、騒然として来ている。これらは自ら蒔いた種ではなかろうか。

 

そして、5/01・・韓国ソウル地下鉄追突事故・・・240人余りの負傷者発生・・・ 

・・・・

・・・無言・・・


白洲能面学 & 面打ち>は別ブログで引き継がれることになりました。 

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南西諸島貝殻学入門 

& 

貝殻図鑑

 

 

奄美群島はそろそろ入梅が近いとの情報で、余り期待しないで加計呂麻島半周の貝殻拾いを敢行しました。最近は海も荒れないし、この日は大潮の日。そして干潮の時間。貝殻は殆ど沖の方に運ばれて、砂浜は何もない状態。

予想した通りでしばしガックリ!それでも次の浜へ向かいました。3っ目の浜で予想外のホームラン!

これ!

               ↓

 

アオイガイ>です。下の小さいアオイガイが今までの最大サイズです。格段に大きいサイズ・・120mmです。福岡県辺りでは200mmを超えるのがかなり打ちあがるとか。加計呂麻島のフェリー乗り場のショーウインドウの中には、今回のと同じサイズのが陳列されておりました。今まではフィリッピンからの輸入品かと??

これで地場産の<アオイガイということが判明したわけ。

 

 

今までのものと格段にサイズが違うのが分かりますでしょう。この中にメスの蛸が入って、この中で産卵保育していたのです。南方から海流に乗せられて奄美群島まで旅行したのでしょうか。

こんな感じ 

 

 

 プカプカ浮かぶのはオーム貝も似ておりますが。殻の模様がアオイガイは繊細です。可愛い写真ですね。

アオイガイタコブネ 

 

65mmのタコブネ 

 

 

この貝は見かけは良く似ておりますが、タコブネは薄茶色がかっております。 

動物体のほうを指すときは殻をもったタコの意でカイダコともいう。大きなものでは 25cmくらいになる。雌はこの貝殻の中で産卵し,子を育てる。雄は雌の1/10くらいしかなく、貝殻を持たない。浮遊生活をし,カメガイなどを捕食する。世界の暖流域に広く分布し,日本近海でも,太平洋岸の諸地域や,対馬暖流域に分布する・・農林水産センター 

ということは今回のは、可也 大きかったというわけ (^-^)

後は二枚貝の中に眩い黄色の貝が人工のコンクリート・スロープ(船を海に出しいれるスロープ)の溝に挟まって居りました。

左中央の貝がそれ!形は<ベニガイ>とおなじ。しかし赤ではなく黄色?オマケニ左右二枚の完品。このような貝は初めてでした。下は<ナデシコガイ

 

 

艶々で傷なし 

 

中央下は<ミカドミナシ>磨耗もなく完品。右下は<スイジガイ>の幼貝で、これまた完品でした。 

後はいつものメンバー 1

後はいつものメンバー 2

 

 

という感じでブログを終わろうした時、メールが着信した。予め関西の知人のコレクターに発信していたメールの返信であった。何と、下記の如し・・・

アオイガイ>はホームランですが、<黄色のベニガイ場外ホームラン>です。極稀に色彩変異で黄色の紅貝・・・・・

Hontoudesuka ・ 本当ですか?! 

ベニガイ

 

下記の貝が本来の<ベニガイ>です。

 

少し色彩変異をしたベニガイ

         

 

この度偶然に拾った変異した黄色いベニガイ

一見、形状、大きさは<ダイミョウガイ>に似ているが、細部の形状が違うような??・・・・

爺にはよく解らん?

 

* 微小貝データーベースより掲載 

Species Name 学名 Pharaonella sieboldii (Deshayes) (Deshayes)
和名
Japanese name
Common name
ベニガイ
BENIGAI

 

 

Class Subclass Order
綱 亜綱 目
BIVALVIA HETERODONTA VENEROIDA
二枚貝綱 異歯亜綱 マルスダレガイ目
Group
グループ
Tellins
サクラガイ
Super Family / Family
TELLINOIDEA(TELLINACEA) TELLINIDAE
ニッコウガイ超科 ニッコウガイ科
Genus(Subgenus)
属 (亜属)
Pharaonella
ベニガイ

 

 クリーム色の見た目お菓子のような感じです。

                    

 

 中央に<ツメタガイ>による穿孔の跡がみえる。奴に殺されたね!

 

 知人のコレクターがメールで送ってくれたオークションで、発表された<黄色のベニガイ>。色合いが濃いです。

 

オークションでのベニガイ

 

オマケ

貝殻の縁が薄紫色の<ハナビラダカラ

ハナビラダカラ>は岩礁に行けばいくらでも居るので、最近は無視気味。これからは丁寧に探してみよう。有るかもしれないね・・・・でも、綺麗だね!

爺は専門家でないので、上記の<黄色のベニガイ>がどの程度の希少価値があるのか不明。専門の貝のコレクターが言われるのだから相当珍しいのであろう。太平洋岸の砂浜のコンクリート製の施設の溝に、ポツンと落ちていた。以前もそこで<オオイトカケ>を拾ったことがある。地元の爺さんの話では、ここいらは昔から珍しい貝の拾えるところとか・・・・成るほど・・・・

確かにGOOGLEの画像検索で調べてみたが、これと同じ色合いの<ベニガイ>は一枚もなかった。何の気なしに砂浜を歩いていると、このようなことがよく有る。反対に勇んで探しているときは、碌な物がない。「無欲の欲」というところか。 本日は「大安吉日」であった。 

 

 

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