「さとかず」の読書のススメ

シンガポールから送る独断的な読書録
(基本ルールとして、単行本は出版社名、文庫本は文庫シリーズ名を記載)

バックパッカー魂に響いた、「冒険女王」大高美貴

2005-06-09 20:25:51 | 
一挙に読みましたこの本。

読了本
「冒険女王 女ひとり旅、乞食列車一万二千キロ! 大高美貴 幻冬舎文庫」
惹かれたのはこの言葉*乞食列車*です。

「路上」を手に取りビートした馬鹿。
「深夜特急」を読み、賭場で旅費をすった馬鹿。
「バンコク楽宮ホテル」に呼ばれるようにバンコク沈没した馬鹿。

この本を読んでどのような馬鹿が生み出されるか、楽しみです。

知り合いに中国語を大学で学習、中国旅行中に外国人が入ってはいけない土地に侵入。公安に捕獲されながらも目を放した隙にパスポートを奪還し脱出(本人曰く、思い切り走って逃げたとの事。私は思うのですが公安も面倒くさくなって追うのを止めたのではと)。現在、シンガポールで働いている日本人女性がいます。「いや~、中国語を話したらお前は中国人じゃないって言われて大変でした」とのたまう豪傑です。

余談ですが、時々飲茶の時に呼び、通訳として重宝しております。

本日購入本
「翻訳夜話 村上春樹 芝田元幸 文春文庫」
芝田元幸はポール・オースターの訳などで知られている翻訳家。

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