『SROⅤ ボディーファーム』 富樫倫太郎

2013年04月09日 19時15分02秒 | 読書
これが最終巻になるのかな?



「本性を隠し潜伏生活を送っていた“最凶の殺人鬼”近藤房子が再び動き出した。巧みに変装しながら捜査の目をかいくぐり、残虐な殺人を重ねる。焦った警視庁上層部は、房子が執着するSRO副室長の芝原麗子を囮に逮捕せよと、室長の山根新九郎に迫るのだが―。 」(BOOKデータベースより)


この作品は、過去4作品(『SROⅠ 警視庁広域捜査専任特別調査室』、『SROⅡ 死の天使』、『SROⅢ キラークィーン』、『SROⅣ 黒い羊』と続いた、SROシリーズの第5作目になります。

シリーズものだと、後になればなるほど紹介しにくくなるっているか、紹介すればするほど前の作品のネタばれになっちゃうのが難しいんですけどね。

今回の作品では、1作目で逮捕された連続殺人鬼「近藤房子」がある理由により逃げ出し、その姿を追う流れとなっております。
逃走したのち、しばらく鳴りをひそめていた房子だったが、その生活にも飽きてきてまた殺人を犯し始めます。
房子が殺したのが札付きの悪の若者であったり、強制わいせつしようとしている男性だったりして、房子は一部の人に賞賛されるようになってきます。
その反面、何人もの被害者を出しながらも房子を捕まえられない警察は猛烈な批判の矢面に。
山根室長は房子を追い詰められるのか。
麗子は房子の恐怖に打ち勝ち、房子を逮捕できるのか。


あー、これくらいしか紹介できません。
ちなみに、今回はわりとグロ系です。免疫ない人は読まないことをお勧めします。

終わり方がちょっと私好みじゃなかったですけどね、なんかまた続くのか?みたいな気もしないでもない。
解説とかあとがきがないので何とも言えないですけどね。

とかく、富樫倫太郎さん、僕は期待してます。

★★★★☆

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