ザッハーホテルの入口で・・・
ウィーンと聞いたら、皆がいう
ザッハートルテ食べた?・・・
10人のうち4人くらいはこの話題になる
私はちょっと他の人と違ったことをやりたいので
ウィーンに来たら、お決まりのカフェを味わい、シュニッツェルを食べる・・・
なんてことをするのは、絶対に否定していた。
バーデンでランチ(シュニッツェル)した時・・・
あまりにお決まり過ぎて、自分は一般ピープルとは違うぞ・・・なんて
やけにかっこつけていたのだ・・・ほんとはカフェでお茶するシーンは
大好きで映画みたいで一日中いても飽きないんだけど・・・
すごく美味しー生クリームとザッハートルテ・・・
今回、娘の恩人の先生がわざわざグラーツ市からウィーンに出向いてくれて、
一緒にお茶しようということになった。
会うなり、ホテルザッハー行きましょうか・・・
なんて言われて、え~地元の人達も観光客だらけのホテルザッハーに行くのか・・・
と思ったが、ホテルザッハーでお茶するための地元らしき人間の結構な行列だった。
やっぱりウィーンで人気のホテルザッハーでザッハートルテを頂くことは
ちょっとお洒落な人ならば皆経験しているみたいである。
地元の人も自然に言うのだから、我々観光客そのままの人間にとっては
経験するべきなのだ。
いかにも長期滞在風を装って慣れてる風にカフェしようという感じで・・・
思えば人気がでるっていうことは、地元が認めているからそれが世界に広がっていくのだ・・・
特に日本人は吸収するのが早くてとらえるのも早い、そして日本には情報も早いし
我々は結構得しているはずだ・・・
今まで、観光客に人気のコースはミーハーぽくっていやだったのだが、
地元の人も気軽にいく・・・
ということは、ホテルザッハーとかデーメルでカフェするってことは、
地元人間などは全然意識していなくて、普通の会話で何気に出てきてしまうらしい・・・そして実際もよく利用する・・・
地元の生活をちょっと味わうっていうのが観光客でもあり、
現地の人がよく行き、いい雰囲気で、地元人間もよく利用し認めているから、
観光客にも人気がでるのであり、それを、知らない観光客の我々がわざわざ否定などしていたら、ただの変わり者になってしまう・・・
お決まりのウインナーコーヒー
いいものはいいから人気が出るのだ、ホテルザッハーだってデーメルだって
ケーキが美味しいから、雰囲気がいいから、老舗だから・・・変わらぬ人気は続いているのだ。
観光客がいくところは行きたくないなんて変なのがきを言っていた自分が
ちょっと恥ずかしくなってしまった・・・。
もっと素直になって楽しんだ方がいいに決まっているのである。
勝手な理屈を言ってると、誰からも相手にされなくなって寂しい思いをするのは自分である。
もっと素直に・・・人気のあるところは普通に楽しもうと反省した・・・
妻はホテルザッハーでザッハートルテを頂くあの雰囲気大好きだと言うので
やっぱりザッハートルテはたのんでみる。
超~~~美味しいアップルストゥリューデル
なぜあんなに甘いザッハートルテが人気があるかわからなかったが、
今回判明した。
一緒にお皿についてくる生クリームが決めてだと・・・
生クリームと一緒に頂くとあのすごい甘さが緩和されて、実に美味しいのである。
そして、一緒にたのむウィンナーコーヒー・・・これもウィーンで飲むからか・・・
すごい美味で豪華である。
コーヒーの町でコーヒーを頂く・・・今までお決まり過ぎていやだった自分が
情けない・・・素直に楽しめば、通の人達の考えがよく伝わってくる・・・
かっことかこだわりなんかどうでもいいのである。
美味しいものは美味しい、まして日本の我が家のいかにもお茶の間という感じで
味わうコーヒーとは訳が違う・・・
ザッハーホテルのちょっと映画みたいなこの雰囲気でウィンナーコーヒーを頂くからまた一段と美味しさを感じてしまうのである。
素直になると沢山楽しめる。
そう思ったこのよき日に1人で満足した私であった。
蘊蓄(ウンチク)ばっかりこねてないで、素直になろう・・・
いいものはいい、美味しいものは美味しい・・・それでいいのだ・・・
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