県展入選

帰宅したら県展入選の葉書が届いていた。
実は県展は過去に一度だけ（一昨年）応募した事がある。
今回が二度目。

私の陶芸の先生は、公募展の入選を目指して必死で頑張るというタイプの陶芸家ではないので、弟子の私も公募展にはそれほど興味を持っていなかった。

ところが一昨年、私の写真の師匠が、相当真剣に陶芸のほうで県展入選を目指して取り組んでいる姿をみて、私も一度出してみようかなと思った。

ところが応募してみると、ものの見事に落選した。
私は出せば入選するものと信じて疑っていなかったので、落選通知を受けて「えっ！」と、驚いた。

でも、落選してみて分かるものがある。
県展が終了して返還してもらった作品をじっと見ていて、これじゃあ落選してもしかたない。
自分の作品がこれほど幼稚だという事に何故今まで気が付かなかったのだろう、と不思議に思った。

そこですぐ、次回の県展出品に向けて取り掛かろうとしたのだが、
そこでまた初めて、自分が大した技能も独創性もないことに気がついた。
それまでだって大した作品は作っていなかったのだが、実は本気になってやれば相当の作品ができると思っていたのだ。ハハ。


というような訳で、公募展にたまに応募するのも悪くないなと思った。

でも県展に入選してもテンション上がらないんだよなぁ。
私のこんな気持ち、写真の師匠に知られたら、傲慢不遜だと相当怒られそうで恐いけど。
私はどうせやるなら、たとえ現状では入選の見込みがまったくなくても、
もうワンランク上を目指したいね、将来は・・・。

PC故障中

一週間位前からパソコンがおかしくなってしまった。
パソコンの仕組みについては、中途半端というか、ほとんど分かっていないので、
ちょっと複雑な故障になるともうお手上げ。

息子のほうはここのところ、休日出勤をしている忙しさなので、
修理を頼んでも、中途半端に動く状態にはしてくれたものの
時間をかけて見る気はまったくなし。

この状態だと、へたに動かしていると全部だめになりそうで、恐くて動かせない。

ということで、今回は画像も貼れない。

欠航

連休は家族３人で四国松山に帰郷した。
帰りの飛行機は二人分しか席が取れていなかった。
妻は翌日帰ってもいいが、息子は翌日から会社がある。
「お前はＡＮＡで帰れ」とさんざん言ったのだが、どうしても電車で帰るというからしかたない。妻と私はＡＮＡで、息子は電車で帰ることになった。

「あいつはバカだ」とか言いながら、松山空港で搭乗手続きを終えて出発を待っていた。
ところが、出発直前になって到着便は濃霧のため松山空港上空で待機しています、と言うアナウンスがあった。
その後、出発時間が遅れるとか、着陸を試みたがうまくいかなかったとか４・５回アナウンスがあった後、結局欠航となってしまった。

さてどうしようか、という事になった。
「もう今日はこの後飛んでも空席はないから仕方ない、明日帰ろう。明日は会社を休む」
「何言ってるの！連休の後くらいちゃんと会社に出なさいよ」
というやりとりがあった後、とにかく帰ることにした。

とりあえず、今頃は新幹線に乗っているであろう息子に、妻がメールを送った。
「飛行機が濃霧のため欠航になり、私達も新幹線で帰ります」。
息子から返信メールが届いた、「頑張って下さい」。
「新幹線は混んでいるの」と送ると、
「知りません」という返信メールが届いた。

「この子冷たい、面白がってる」と妻はつぶやいた。

松山観光港からスーパージェットで広島に渡り、新幹線に乗り継いで家にたどり着いたのは夜中の１２時だった。

写真は帰郷時に撮ったトンボ。