たんぽぽと春きゃべつ その2

春になると思い出す、幼い頃の思い出。。。
この前、春きゃべつだけで終わってしまったので続きを〜=(^.^)=



幼い頃…朧げな記憶では、幼稚園の頃かと思うんだけど〜
朝、ご近所のみんなと並んで幼稚園へと向かう道…(たぶんね)
途中にある川。
その土手は一面黄色の絨毯を敷き詰めたみたい。
たんぽぽが一面に咲き広がってた。

私はその素敵な黄色に魅せられてしまったの。
(そんなことははっきり覚えてる…)
ものすごくきれいだったの。
その黄色い花がどうしても欲しい‼︎ って、一日中思ってしまったの。

で、帰り道…
お友達の手を引いて…(ここ、かなり無理やり〜ねっ) 採りに行こう‼︎ って〜
もう、一日中その花のことが頭から離れなかったからね〜

今朝見たあたりについた…
あれっ⁈ …ないっ‼︎
なんで⁈
ここじゃなかったのかも〜
もっとあっちかな〜
って、どんどん歩いて行ったの。

探しても探しても…あの一面の黄色いたんぽぽは見当たらない、見つからない。。。

かなりの時間を歩き回ったみたい…
諦められなかったのね…
でも、かなり遠くまで行っちゃったみたいだし…さすがに諦めて帰ろうと来た道を戻って、ようやく家の近くの通りまで帰り着いた。
かすかな記憶では、あたりは薄暗くなってきてたような。。。

家が見えた頃、ご近所のおばさまたちが家の前に集まってて、"あっ‼︎ 帰ってきた〜‼︎" と大きな声で。
私と友達の二人の周りに、ご近所さんたちが集まってきて… "よかった、よかった‼︎" って。
母から "どこ行ってたの⁈ こんな時間まで‼︎" と叱られた。。。
"朝見たたんぽぽが、どうしても欲しくて探してた…" と私。
一瞬ぽかーん、そのあとはなんか大笑いしてた母、そして周りの大人たち。。。😅
ご近所の皆さんに"おさわがせしました〜"と頭を下げ、皆さんが"まぁ無事でよかった〜" と…
そして "あまりに遅いから捜索願い出すところだったのよ〜。まぁよかったわ〜" とどなたかが言ってた。。。

そんなこんなで家に入り、お腹すいた〜って夕飯食べて…食べながら、ずっと考えてた。。。
"あんなにたくさん咲いてたのに、どこにいっちゃったんだろう…⁈" ってね。
その時、何時頃だったか、何を食べたかなんてことはまるで覚えてません〜٩( ᐛ )و

見事に咲き広がってた朝のたんぽぽの黄色、そして跡形もなく消えていた帰り道…すごく不思議でなんか夢だったのかも〜と思ったのを覚えてる。。。
狐につままれたみたい⁈ 当時の幼い私がそんな言葉を知ってたとは思えないけど…魔法にかかってたみたいな日だった。。。

翌朝、また一面に咲いてるたんぽぽを見た。
幼い私は "近寄っちゃいけないものなのかも…" なんて思った。
それからは帰り道にたんぽぽを追いかけることはしなかった…ちゃんとまっすぐお家に帰りました とさ〜😉

今でもたんぽぽを見ると、あの幼い頃の風景を断片的に思い出す。。。

そんな幼い頃の春の思い出…でした。。。😊



今ではそんな風に追いかけるものって…⁈
諦めない気持ち…どこかに忘れてきてたかも…⁈
もう一度思い出そう。。。
春の思い出が蘇ったこのときに。。。
幼い頃の思い出に…ありがとう。。。