北九州市小倉北区の北東、門司区の境界近くに「手向山公園」があります。標高70m小高い丘。眼下に関門海峡、響灘が広がります。ここに「宮本武蔵顕彰碑」があります。武蔵の養子である小倉小笠原藩家老職の宮本伊織が建立しました。1654年のことです。碑文には、武蔵の剣術の経歴が書かれ、数々の決闘のことも記されているそうです。北九州一級品の碑文といわれています。そして、この碑の50mくらい離れたところに作家村上元三の詠んだ句が刻まれた「佐々木小次郎碑」があります。ここでも二人が対峙しているのです。まさに丘の上の巌流島です。海を見下ろす展望台は改修中で、全貌を見渡すことはできませんでしたが、春には完成するとのこと。また行ってみたいものです。
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