佐久市 ヤナギダ 趣味の店

長野県佐久市野沢93番地
ヤナギダ☎0267-62-0220

『人生に必要な“素敵な嘘”』佐久市 金買取値 ヤナギダ コラム

2017-12-10 10:57:47 | 日記
K18金  ¥3340
プラチナPT950 ¥3010
【12月10 日(日)即買値】

佐久市野沢93番地十二町
ケヤキの木の真向かい
ぴんころ地蔵側
  ~ヤナギダ~
☎0267-62-0220

<ブログ>
フランスのある画家がいた。
農民の子であり、みずから
も農耕をしつつ、画を描い
ていた。

この画家が不遇で、ストーブ
に燃やす薪も買えないほど、
生活に窮していた頃。

ある日突然、彼の家に親友の
ジャン・ジャック・ルソーが
飛びこんできた。「自然にかえ
れ」と叫び。『民約論』『エミー
ル』『告白』の名著を著わした。

あの思想家のルソーである。
その頃の彼は、めきめきと世
に知られつつあった。
「喜んでくれたまえ。きみの
画に買い手がついたよ」
ルソーは、三百フランの紙幣
を見せた。

「買い手の人は、画の選択を
ぼくにまかせてくれている。
前に見せてくれたあの絵をく
れないか?」

画家は久しぶりに息をつき、
窮乏から脱することができた。
数年後、ルソーの家を訪ねた

画家はその壁に、自分が描い
た絵がかかっているのを見た。
そして、はじめての事情を悟
った。あのときルソーは、友
のプライドを傷つけないよう
に、「嘘も方便」の実行まで
して、その生活を助けたので
あった。

「助ける」という行為は、助け
られる人よりも、助ける人自身
のしあわせであるだろう。

対象が個人であっても、知らな
い多数の“人々”であっても。


この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« オーベル | トップ | 『ミルク、玉ねぎ』:佐久市... »
最新の画像もっと見る

日記」カテゴリの最新記事