だらだらと気の向くままに
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前回に引き続いて、今回もプール事故についてエントリする。

時間が経つにつれてずさんな管理体制が浮き彫りになってきたようである。

プール事故:管理委託会社が監視員募集など下請けに丸投げ(毎日)
プール事故:渡された吸水口のふた、監視員は認識できず(毎日)
落札会社が管理、丸投げ 埼玉・プール事故(朝日)



上記報道をまとめると以下のような構図となる。

ふじみ野市(旧上福岡市&旧大井町が合併→見回り1日1回から2日に1回へ減る)
  ↓管理委託
太陽管財
  ↓管理委託(市の承諾を得ずに丸投げ)
京明プランニング→監視員アルバイト募集&指導。
         マニュアル及び適切な指導がなされていなかった状態。
         監視員プールの構造を把握していない状態。
         女性監視員;事故直前に何のフタか分からず。

もう、とても人の命を扱うようなシステムになっていない。

各メディア報道では明記していないが、
監視員は高校生アルバイトである可能性が高いのだが、
このままアルバイト監視員が責任を被る
→未成年だからという理由で責任回避
というような責任うやむやで進むことは
是非さけてほしいものである。


しかし、今回の事故が「平成の大合併」の温床だとしたら、
推し進めた政府にも責任がある。

というのも、このあたりは合併時に
かなりどろどろとしてしまったことを俺は覚えているからである。

ふじみ野市は元々
旧上福岡市、旧大井町、富士見市、三芳町の2市2町で
合併して誕生することを見越していたのが、
住民投票結果が
旧上福岡・旧大井町→不成立
富士見市→賛成
三芳町→反対
とになり、2市2町合併が破綻した。

ここで止めていればよかったものを、
旧上福岡と旧大井町の1市1町で再度合併協議に入ってしまって、
生まれた市なのである。

(ちなみに俺が住んでいる朝霞市も、和光市、志木市、新座市との
合併協議があったが、和光市の住民投票否決により、白紙になった経緯を持つ。)

地名と駅名がややこしくなってしまった理由などは
ふじみ野市-wikipedia
↑こちらを参照してください。

今思えば、結果的に旧上福岡市にとっても旧大井町にとっても
予算的にハイリスクローリターンの合併であったように思える。

現に旧上福岡市にあるもう1つの市営プールは
営業停止しているのだから。

合併のツケが予算不足→人員不足→ずさんな管理に陥ったのだとしたら、
なんだか空しいものだけが残る。

そう、ただ「空しい」。

<関連記事>
2006年8月1日エントリ「ふじみ野市営大井プール事故の件」

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<追記>(2006.08.02 23:15)
TB先
共通テーマ「小2女児プール死亡事故」
☆彡…夢 風…☆彡「□■ジョーズ・大きく口を開けたプール■□ 」



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