その他、ミーレを無理なく導入できるキッチンメーカーとしてキッチンハウスというメーカーがあることを知りました。
実は世の中にはたくさんのキッチンメーカーがあると言うことを知った今日この頃。
調理器具などを含め、キッチンというのは奥が深い。
水回り設備というのは20-30年でのリフォームが一般的のようですが、基本的には自分が生きている間はずっと使うことを前提に考えるべきスパンにも思えます。
30年後には70台ですから。
仙台でキッチンハウスを扱っているお店はHOLZというところです。
オリジナルのオーダーメイドキッチンに加え、キッチンハウスやドイツのポーゲンポールも取り扱っているようです。
キッチン以外にもテキスタイルやウインドウトリートメント等もやっています。
これは一度見てこなければ、ということで先日訪問してきました。
オーダーメイドキッチンについては無垢材によるクラシックな物からモダンな物まで様々なようです。
無垢材を使用した物についてはインテリアとしては重厚ですばらしい物になりそうですが、高額になることは間違いなく、清掃性という面でやや気になるため、今回はキッチンハウスでのプランでどの程度の金額になるか大まかにプランを立ててもらうことにしました。
ポーゲンポールは更に金額が跳ね上がることから最初から対象外です。
キッチンハウスはエバルトという輸入高圧メラミンが魅力的なメーカーです。
また、キャビネットの成型に樹脂のインジェクション方式というものをやっていて、大変頑丈に作られている様です。
エバルトは非常に傷が付きにくく、汚れも取れやすい機能的な面材です。
メラミンというと昔の給食用食器のイメージで安物の印象を持っていましたが、高圧メラミンというのは実は結構高価で見た目の質感も悪くない物です。
見た目は当然ながら無垢材あるいは突板を綺麗に塗装した物には及びませんが、機能性という点で大きなアドバンテージがあります。
ただし、アイカ工業などの国産メーカーのメラミン材とエバルトでどの程度の違いがあるのかは現時点ではよくわかりません。
個人的には意匠性の違いが主なのではないかと勝手に思っています。
現物を見て来ましたが、エバルトの傷の付きにくさは人工大理石を上回りそうな印象です。
コーリアンとの比較なら良い勝負かも。
とにかくカチカチな感じで、汚れも完璧に弾いてくれそうです。
木目のワークトップが選べるのはメラミンならではでしょうか(木製ワークトップは機能の面から対象外)。
気になる点としては、ステンレスあるいは人工大理石のシンクとのシームレスな接合がどの程度耐久性のある物かと言うこと。
展示されているステンレスシンクはうまい具合に接合されていました。
ただ、こういう風に異素材を接合するよりはワークトップもシンクも人工大理石にした方が安心感は有るようにも思えます。
あとはコストが許容範囲かどうかです。。