あんこらな日々

毎日の記録の様なものに・・

刺激的なふたつの展覧会

2019-01-07 15:35:22 | 美術展
東博の後は銀座三越へ。
12月26日から7日まで
「棟方志功の福光時代展」が開催されていました。

志功は疎開を機に約7年間を
富山県福光町(現在は南砺(なんと)市)で制作をしており
今回その時代に制作された作品に加え
倭画(やまとが)、書、油絵、書管などが展示されています。
その大多数が初公開とのこと。



作品は版画だけでなく、書に至っても
力強く、生命力に溢れていました。

色彩も豊か。

南砺市には棟方志功の美術館(分館かな?)
もあるようです。
機会があれば行ってみたいです。


三越を後にして向かったのは
東京ステーションギャラリーで開催中の
「吉村芳生 超絶技巧を超えて」展です。

2013年に逝去した吉村芳生。
中国、四国地方以外では初めての
美術館個展だそうです。




ほとんど足を運ばない現代アート。
恥ずかしながら作品も何も存知あげませんでした。

いやーすごいのなんのって
自画像。これは写真ではないの?

金網。コピー?

藤、バラ、菜の花・・・PCで描いた?

いえいえ全て、画家が鉛筆や色鉛筆で描いたものでした。
正に超絶技巧を超えております。

同じ日に見た
作風は対極にあるようなふたつの展覧会。
でも同じでした。
生きること、描くことへの執念、情熱は。
だから帰りはへとへとでした。

2019年始まったばかりですごいの見ちゃったなー








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