☆おもいでノート☆

イギリスから遠距離で嵐応援中。

4泊6日のItaly旅行☆2

2006年01月16日 09時49分05秒 | 旅行
■12日ーローマ、そしてフィレンツェへ

今度こそ、時差を考えて目覚ましをかけ、
割り切れない3個のクロワッサンに驚くこともなく朝食を済ませ、チェックアウト。
凄くドスのきいた声のいじさんに、めちゃめちゃ笑顔で
「Next time, maybe」と言われ、なぜか笑顔で「Yes」と答えてしまった私。

ローマの休日で有名な「スペイン広場」。
しっかし、工事中。つか、今回は至る所工事中だった。

そのあと、トレヴィの泉へ。

後ろ向きにお金を投げると、願いが叶うらしい。
しかし、ガイドブックに今はお金の投げ入れは禁止と書いてあった。
でも、やろうかな~なんて悩んでいたら、怪しいおじさんを発見。
めちゃめちゃ泉の目の前を行き来し、お金を見てる。
「もしや、こいつお金拾うんじゃ…」と思っていたら、
拾うどころか、針金の先に磁石の付いた棒を出して、漁り始めた!
「すげ~強者!」と思っていたら、上には上が居た!!
もう少し若めの男性がおじさんに声をかける。仲間だ。
したらなんと、釣り竿みたいに、木の柄が付いてるの!
磁石なんてもっとでかくて、めちゃめちゃくっつくの!お金が!

絶対に投げないし、投げるなら遠くにだな~と思いつつも、
結局投げずに、興味深く彼らを観察(笑)。
二人で、「この際、底引き網漁法にすればいいのにね」と意見を出し合いつつ観察。

時間があったので、パンテオンに行って、きちんとラファエロのお墓を見学し、
フィレンツェへ。

フィレンツェ到着、お昼ご飯の後に行動開始。
まずは、ミケランジェロ様設計のお部屋のあるメディチ家礼拝堂へ。
中はまたまた工事中。
工事中でなくても、ほとんど見るところないのに6ユーロは高過ぎだろ。

ドォーモのすぐ近くのホテルだったので、荷物を置くためにチェックインを済ます。
部屋に入って、二人で驚いたことは、ダブルベッド(爆)

ヴァチカンのクーポラの教訓を生かして荷物を置いてからドォーモ登って正解。
疲れた後の景色は、最高でした。



ドォーモへ登る階段にはたくさんの落書き。
日本人の名前が多くて残念。良くないよね、そういうのね。
そしてふと見つけた「中田英寿 加藤志成 2002,11,18」の落書き。
……本当にあの中田が書いたのか?字は似てる気がする。
違うと信じたい。違うと信じたい。ヒデは、そんなに子供じゃない。
もしそうなら……けっこうショック。

そして、有名画家のお墓の多いサンタ・クローチェ教会へ。

左からガリレオガリレイ、ミケランジェロ様、ダンテのお墓。

最後にウッフィッチ博物館へ。
ボッティチェリの「春」と「ヴィーナスの誕生」を見る。
荷物がないにもかかわらず、歩き疲れてたのと博物館が長いので、
途中何度もくじけそうになるが、何とか全部見学。
写真は撮れず、残念。ポストカードを購入。

夜、ホテルからの眺めは最高。

しかし、再び2つ星なのでお風呂・トイレは共用。
特に今回のお風呂は、ちょっと使いたくなかったので断念。

■13日ーピサの斜塔後、ヴェネチアへ…問題発生

朝ご飯は、まだ前回よりまとも。何よりちゃんと割り切れる偶数だったし(笑)
っつっても、4つだけだけど。

しかも、チェックアウトでトラブル発生。
私たちの前に30代前半日本人男性が並んでいたんだけど、
受付のイタリア人のおばさんが怒り始める。
「Voucher!Voucher!」と言っている。
このページの次に出てくるページのコピーが必要だと言っている。
しかし、日本人男性、英語が出来ないみたいで固まる。
しかも、イタリア人のおばさんもあんまり英語出来てなくて、
やな予感がし始める。
Voucherは日本語だと「証明書」になるんだけど、
証明書ページの前の、予約確認ページを印刷しているらしい。
後ろにいた私たちに、このページじゃダメだ、こういうページだと言ってくるんだけど、
私たちは、チェックアウト時に払うように書いてあるから、
コレでも平気だろうって見せるんだけど、
おばさんの中で、その日本人男性と連れだと思われたらしく、
そのページも違うんだと、イタリア語でまくし立てられる。
(いやね、何日もいるとイタリア語を理解し始めるんだよ。笑)
「We are not in the same group!」
と言うんだけど、聞こうともしない。
「Hey, listen. We are paying now. This paper says 'Pay aty check out'!」
しかし、聞いてくれない。
もう一人いた、おばさんの息子らしい男性に説明しようとするが、
おばさんの権力が強いらしく、おばさんに話せとgesterされる(怒)

結局、そのおじさんに説明し、おばさんに話してもらって、
おばさんが理解したんだかしないんだか、ぶーたれた顔をしながら消え去る。
嵐が去った。
おじさんに、「私たちは何も悪くないんだよね?」と聞くと、
「悪くない。あの男性が間違ってたんだ」と言われる。

……怒られ損じゃん!!!!!!

朝から寿命が縮まったぜ。
そして、後から判明するんだけど、コレがその後のトラブルの発端だったのさ。
(何を気取って居るんだか…汗)

まずは、ピサの斜塔へ、電車で1時間。遠い。
しかも、ピサ行きのバスがまたまた分からず、歩き。

ピサの斜塔は、本当にめちゃめちゃ傾いていた。

お金がないのと、登ってもピサの町が見えるだけで、
特に面白くないだろうと言うことで、斜塔には登らず。
ピサの町には本当に斜塔だけしかなかった。
だったら、是非分かりやすくバスの乗り場とか、道筋とかを明記してくれ。

基本的にね~イタリアは観光地なのに、いろいろおかしいぞ…
まぁあとで、その辺は語るとして。

フィレンツェに戻って、ダビデ像を見るためにアカデミア博物館へ。
この博物館は、本当にダビデ像だけだった…。
でも、そのダビデ像、マジ凄い。思っていたより、全然大きい作品だった。
友達は、今回で一番の感動だったと言っていた。
台座だけで、普通に外人の男性くらいの身長があったし。
ミケランジェロ様はやっぱり凄いぜ。

そして、時間を調べてあったヴェネチアへの電車を予約
…しようと思ったら、チケット完売!!
そのあと4~5本分、全部完売!2時間強後のチケットをやっと買えて、
時間を潰さなければならないことに。

時間になって、電光掲示板で自分たちの電車のプラットホームを確認しようと思ったら、
どこにも、その電車の表示がない!!!
めちゃめちゃ焦って、チケット見たら、乗車駅が違う!
待っていた駅は「Firenze SMN駅」で、本当は「Firenze Rifredi駅」。
ガーン!ちゃんと確認しなかった!
その電車出発2分前到着のローカル線に何とか乗り込む。
間に合うかも微妙なのに、みんな駆け込み乗車するもんだから出発が遅れる。
次の駅で、止まっている電車を発見して走ったけど…

乗り過ごした!

元の駅に戻って、次の電車を確認。
全部指定席だから、チケットをたぶん変えるなりなんなりしなきゃなはず。
しかし、1枚しかチケットが残っていないらしく、販売機で買えない。
でも、でも、その時すでに夕方5時半。次のその電車は6字40分。
ヴェネツィアまでは3時間近くかかる…。
さんざん2人で相談して、知らない振りして次の電車に乗ることに。
全席指定なので、ドアの近くに立っているしかない。
切符拝見をどうにか逃れれば一番いいけど、聞かれたら正直に話そう。

しかし、結局切符を拝見させられず、ヴェネツィアに到着。
まぁ、お金は払っているわけだから良いんだけど、
二人で「これ無賃電車できちゃうじゃん!」と驚く。
自動改札という物が、こっちにはないんだな、コレが。
あ、イギリスもないよ。
LondonのUndergroundはあるけど、Winchesterにはないよ~。

9時半にヴェネチアに着いて、そこから水上バスでホテルのあるリド島へ。
今度は4つ星のホテルなので、トイレとお風呂が部屋にあることを期待しつつ、
いざ、ホテルに着くと、明らかに高級感!
受付のお兄さんがめちゃめちゃカッコイイ!(そこ関係なし)
お風呂もトイレも付いてる!
冷蔵庫もある!最高!
そして、朝ご飯に期待が高まるばかり(笑)

■14日ーヴェネツィア、そして飛行機

期待の朝ご飯、やっぱりまともだった!
ブッフェよ、ブッフェ!
フルーツも、シリアルも、ヨーグルトも、パンも3種類、スクランブルエッグ、
ベーコン、ハム、チーズに飲み物もいっぱい!
感動したよ、あの最後の朝食。
また来たいと、素直に思えたホテル。

そして、ヴェネツィア観光開始。
まずは、サン・マルコ寺院へ。

しかし、広場にはすんごい鳩の群れ群れ群れ群れ群れ!

しかも、えさとか売ってるし!
肩に乗せて写真撮っているアジア人が多い!ガーン!
鳩、汚いよ!
昔、「200X」で鳩から菌が感染して病気になるって言ってたもん!

そして、お土産をいろいろ買いつつ、その後ゴンドラに挑戦。
基本的に一艘に付きいくらって感じだから、2人で乗るより4人とかで乗れれば安いんだけど、
日本人に声をかけても、ツアー出来てるのでもう乗っちゃた人ばかりだし、
europeanに声をかけるも、半分怪しまれるし(当たり前か…)。
二人とも本当にお金なくて、50以上は払えない、と言う話になり、
試しに交渉してみる。

●第一段階…50分で80ユーロ。
コレが通常料金だと言われる。嘘だぁ。本には50分65ユーロって書いてある。
アジア人だと思って、高くいいやがったな~!
でも、わたしは100とか言い出すと思ってたので、さほど驚かず。
40分とかで良いから…と言うと…
●第二段階…50分で60ユーロ。
めちゃめちゃ下がってるじゃねぇか!と思いつつも、無理だと答える。
なにせ、本当に2人でお金合わせても50ないくらいだったので。
30分で良いからって言っても、50分が普通だと言われる。
本気で諦めて、もう一回一緒に乗る人を探してみようと思って、
とりあえず、今回はいいや、と答えて立ち去る。
したら、なんとしばらくして追いかけてきた!
●第三段階…40分で50ユーロ
「何が問題なの?40分50だったらどう?」と言ってくる。
とにかく、お金がないから、同乗者を捜すよ、と答える。
相手はちょっと残念そうな顔。

で、探したんだけど、いないしさ~。
他の乗り場も聞いてみようと持ったんだけど、そっちは雰囲気が悪い。
どうしたら安くなるかを必死扱いて考える。
元に戻って、他の乗り場で40分45ユーロと言われたんだけど、
雰囲気が良くないので、もし45で乗せてくれたら、こっちにする、
と言ってみようと思い、元の乗り場に戻ったら、人が変わってる!!!

「さっき、40分50ユーロって言ってくれたんだけど…」
「それはあり得ないよ。50分80が普通だもん」
「でも、さっき他の人は40分50っていってくれたよ」
「本当に僕の友達と話したのかい?」
「うん」
「いつの話?昨日?」
「ううん、今日。ほんの30分前」
「30分?30分前?」
「そう」
「いやぁ、でもダメだ」
「は?じゃぁいいよ、やめる」
「じゃぁ。50分60はどうだ?」
「いや、無理。やめる」帰りかけると…
「待て!分かった。40分で50で良いよ」

これが限界だと察して、交渉成立。
みなさん、ヴェネツィア行くときは、頑張って交渉してね!
帰りかけると、向こうはさらに下げてくれるぞ!

しかし、本当に乗れて良かった☆

この家の右上の部屋にマルコポーロが住んでたんだって!

そしてこの方が私たちのゴンドラの漕ぎ手さん。
ちなみに交渉した人とは別の方。

ヴェネツィアと言えば、仮面とガラス細工。
こんなお店もあったよ☆


そして、とうとう帰国。
疲れたなぁと思いつつ、チェックインをしたら、
「1時間フライトが遅れています」と言われる…。

と言うことは…
フライト到着時間とCoach出発時間が同じなんですけど!

Gatwickで夜を明かすの!?無理!エッセイもあるし無理!

とにかく中に入って、寮に電話して友達にGatwickからWinchesterへの電車を調べてもらう。
お金がないのに~><

でも、とにかく、着いたら走って、Coach乗れるよう頑張ることに。
実際45分の遅れで、15分フライト時間が短くなったので、30分の余裕が出来るが、
まだ危ない。
すぐに飛行機降りれるように、後ろ側の扉に近いように座ったら、
前の扉しか使わないと言い出すし!
そのせいで、飛行機降りてから建物までの送迎バスが2台目になる。
明らかに出遅れる。10分ミスする。
イギリスの、EU諸国外の人へのチェックは厳しい。
何を勉強しているんだとかまで聞かれる。
DanceとFilmだ!と答えてやる。
走る、走る、走る。
間に合った!間に合ったよ~!

本当にお騒がせしました。無事、寮まで帰れたよ!



つーか、長いね!
読んで下さってありがとうございました!
そして諦めちゃった方、気にしないで下さい。長すぎで申し訳ないです。
諦めちゃっても全然当たり前っす。

そう、今回の旅行で思ったことは、
イタリアは、スプレーの落書きは多いし、ゴミは多いし、人は怖いし、
表示は観光客に不親切だし、路駐多いし、なんか残念。
あれだけの遺産を持つ国として、もっと市民?国民?が、
キレイに保とうっていう教育が必要だと思う。
Winchesterのがよっぽどキレイだし。
日本も、京都とか綺麗だしさ。
なんか、私がTourismとか勉強してたらDissertation(卒論)で議題に出来そうな感じ。


さぁて、エッセイやらなきゃヤバイです。
しかし、日曜は何もやりませんでした。やばいっす。
体調も、悪いっす。
でも、頑張ります。


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6 コメント

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おかえり! (ひかり)
2006-01-16 21:34:51
さえこちゃん、おかえりなさい!

良かった!無事に帰ってこれて。。密かに心配してました。。はははは。

旅行記読ませてもらいましたー。面白かった。笑っちゃったよー!!私もイタリア行きたいなーって。

バス間に合って良かったね。。旅行に行った友達(私もね。。)みーんな飛行機遅延の為にバス乗り過ごしてるからさ。。easy jetは色々ハプニングが起こることで有名な航空会社なんだよ、、実はね。。エアーラインっていうテレビ番組見てみて。はははは。



じゃーエッセー終わったら街でお茶でもしようね。
ただいま~! (さえこ)
2006-01-16 23:33:16
ただいまです!

有名だったんですね!エアーライン見てみます☆笑

いや~ハプニングも含めていい旅行でした!

頑張ってエッセイ終わらせます。

あ、お土産は私とおそろです☆お楽しみに♪
イタリアかー (櫻井★一番)
2006-01-17 00:50:05
おかえりなさい♪無事帰ってこれてよかったね☆彡日記すごく面白かったよ~。

イタリアいいね!行ってみたいって思っちゃった★けど、英語もできないし、イタリア語だってできないから・・・無理かな。ドイツならなんとか・・・(^_^;)

夏にもし日本に帰ってきたらいっぱい土産話聞かせてね。
えみちゃんかな?笑 (さえこ)
2006-01-17 02:04:11
ただいま~☆

いや、イタリア語は出来なくても英語で単語を並べ立てればなんとか行けるよ!笑

あれ?第二言語、ドイツ語なんだっけ?

夏はもちろん帰るよ~☆ソロコンは行ったの??
Unknown (櫻井)
2006-01-21 00:42:04
そうです。私です。

ソロコンゎ友達に頼んだけどだめだったみたい。まじ悲しいよ~。。。。オークションとか掲示板で譲ってもらうとか考えたけど、本人確認とか厳しいし、もし入れなかったらチケットあるのにもっとショック受けそうだしとりあえず保留中なの
そうかぁ… (さえこ)
2006-01-21 02:50:48
残念…泣

そうそう、私も地元ぢゃん!って感動したんだよ。

本人確認厳しいのか~…掲示板で譲ってもらう時に条件で「○○の理由で○○さんに譲ります。ハンコ」って書いた紙も一緒に送ってもらって、えみちゃんの証明書とかも持って行けば平気じゃない?

今はファンクラブ入ってるんだっけ?もしまだだったら一緒に行く子がいれば、その子がファンクラブは行ってれば何となく平気な気がするけど…どうかな。