書籍「愛から祈りへ」
【 悲しみの時 】
●人生と悲哀
(一部抜粋)
生まれ落ちてより、人間は両親の愛に恵まれて、すくすくと育っていくものですが、
やがて、片親が亡くなったり、身内に不幸があったり、家庭が経済的に傾いたりして、悲しみに打たれることがあります。
成人してからも、たとえば受験や就職に失敗したり、
恋愛に失敗したりと、さまざまな失敗を通して、心に傷をつくっていきます。
社会人として働くなかにおいても、自己実現の難しさ、多くの人びととの調和の難しさを感じます。
家庭においても、苦しみや悲しみがつきまといます。子供のできない悲しみ。
子供ができても、満足に育てられない悲しみ。家庭内の不調和。
やがて老いるにしたがって、老いのさみしさというものも、ひたひたと押し寄せてきます。
しかし、悲しみの時というのは、魂を光らせるべき時として、あえて用意されているのです。
たとえば、刀が真っ赤に焼かれ、たたかれ、水に入れられて、焼きを入れられるように、
みなさんの魂も、悲しみという名の水のなかを、いくたびか、かいくぐることによって、
鋼 (はがね) の剣となっていくのです。
したがって、悲しみの時は、みなさんの魂が試されている時であり、みなさんの勇気が試されている時であり、
みなさんの人生が一編の詩となるかどうかが試されている時なのです。
人生の悲しみのなかを、いかにほがらかに生きていくか。
いかに美しく生きていくか。
いかに芸術的に生き抜いていくか。
そこに、人間としての真実の姿があるのです。
書籍「愛から祈りへ」
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あまり、表には出さない人でも、みんな同じような中にある・・・
また生まれ変われるから・・って
来世があるからって、、
今は今しかない。。今の私、今の環境も。
大切に生きなきゃ、ーー
今の与えらている人生の中で・・葛藤の中で・・
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