17/08/20(日) 07:16:13http://u1sokuhou.ldblog.jp/archives/50502036.html
現在、ヒマラヤ山脈に位置するわずか88㎢の土地に対して、世界中の注目が集まっている。ドクラム高地と呼ばれるこの地は、中国、インド、ブータンの3ヶ国の国境と接しており、30年以上にわたって国際問題化されている係争地だ。このドクラム高地をめぐる中印両国の緊張関係について迫る。
◆40日以上にわたる中印両軍の対峙
ことの発端は今年の6月中旬。ブータン政府が「中国人労働者によるドクラム高地での軍用道路の建設」を発見したことに始まる。これに対し、ブータンの同盟国であるインドは、中国の動きを牽制するために同地に軍隊を派遣した。
中国当局は、「道路建設はあくまで自国内で行われた事業である」という立場で、インド側を非難し撤兵を要求。
7月7～8日にドイツで開催されたG20サミットでも、インドのモディ首相と中国の習近平国家主席の個別会合は行われず、ドクラム高地において中印両国の軍隊がわずか150mの距離で対峙するという異常事態が40日以上にわたり続いている。
その後、「新興5ヶ国（BRICS）の安全保障高級事務レベル会議第7回会議」に出席するため、インドのドバル国家安全保障顧問が7月28日に訪中するも、依然事態は改善されていない。
インドのトリビューン紙の報道によれば、「中国側の心変わりがない限りは、この問題が数ヶ月単位で長期化する」であろうことが懸念されている。
◆地政学的価値が大きいドクラム高地
そもそも、ブータン西方のドクラム高地をめぐる国境紛争は、1890年締結の「チベット及びシッキムに関するイギリス・清国協定」にまでさかのぼる。
イギリス領インド帝国と清朝中国という今や存在しない二国間で定められた当時の国境線協定においてですら、ドクラム高地は矛盾した扱いを受けており、ある条文では「インドの保護国であるブータンの領有」を認める一方、「中国の領有」を明記する文言も見受けられる。
その後、2017年現在に至るまでブータンと中国（共産党政権）は正式な国交を結んでおらず、同地の領有権については棚上げされた状態となっている。
その反面、ドクラム高地の地政学的価値は、中印両国にとって非常に大きい。この高地の南方に位置する「シリグリ回廊」は、最小幅わずか32kmほどの狭い地域でありながら、インドの中枢地帯と北東部を結ぶ同国最重要地域であるためだ。
つまり、インド側が危惧するところは、「万が一、中国がドクラム高地を領有すれば、さらに南下してシリグリ回廊に侵攻し、インド北東部（4,500万人の人口を擁し、イギリス国土と同面積を誇る）を分断するであろう」という最悪のシナリオなのだ。
◆中印対立から安倍政権の外交を考える
ブータン、中国間の係争地・ドクラム高地をめぐる当事国の立場について、整理しよう。
現在、インド側は中印両国の同時撤兵を要求しているが、中国側は「まずインドこそ撤兵すべきだ」と主張し、両国の妥結には至っていない。しかし、両国にも弱みが存在する。
もしインド側が「自国のみ先んじて撤兵」という宥和的な弥縫策をとれば、同盟国ブータンに対する面目を完全に失うこととなる。ブータンは、同じく仏教国であるチベットを中国が併合して以降、中国に対する恐怖感情からインドに接近してきたため、インドを同盟相手として見限る可能性もある。
一面、インドとの国境紛争の長期化は、中国側にとっても望ましくない。インドは、中国の提唱する経済圏構想「一帯一路」で重要な一角を担っているが、今回の国境紛争により、中国に対する協力をさらに拒絶することが、容易に予想される。
結果として、世界経済における中国のイニシアチブが大幅に低下することは否めないであろう。
最後に視点を日本に転じると、安倍政権は、中国の「一帯一路」に対しては、5月の国際会議に代表団を派遣するなど、積極的な態度をとっている。
その一方で7月には、ベンガル湾に自衛隊を派遣し、インド、アメリカとともに10日間の海軍演習を実施し、中国への牽制も行っている。経済では中国、安全保障ではインドと、核保有国でもあるアジアの二大国を両天秤にかける日本。
「ドクラム高地」問題は日本にとって対岸の火事でなく、対中国、対インドの日本外交における重要な転換点となるかもしれない。
Text by 天城 修
http://u1sokuhou.ldblog.jp/archives/50502036.html
◆40日以上にわたる中印両軍の対峙
ことの発端は今年の6月中旬。ブータン政府が「中国人労働者によるドクラム高地での軍用道路の建設」を発見したことに始まる。これに対し、ブータンの同盟国であるインドは、中国の動きを牽制するために同地に軍隊を派遣した。
中国当局は、「道路建設はあくまで自国内で行われた事業である」という立場で、インド側を非難し撤兵を要求。
7月7～8日にドイツで開催されたG20サミットでも、インドのモディ首相と中国の習近平国家主席の個別会合は行われず、ドクラム高地において中印両国の軍隊がわずか150mの距離で対峙するという異常事態が40日以上にわたり続いている。
その後、「新興5ヶ国（BRICS）の安全保障高級事務レベル会議第7回会議」に出席するため、インドのドバル国家安全保障顧問が7月28日に訪中するも、依然事態は改善されていない。
インドのトリビューン紙の報道によれば、「中国側の心変わりがない限りは、この問題が数ヶ月単位で長期化する」であろうことが懸念されている。
◆地政学的価値が大きいドクラム高地
そもそも、ブータン西方のドクラム高地をめぐる国境紛争は、1890年締結の「チベット及びシッキムに関するイギリス・清国協定」にまでさかのぼる。
イギリス領インド帝国と清朝中国という今や存在しない二国間で定められた当時の国境線協定においてですら、ドクラム高地は矛盾した扱いを受けており、ある条文では「インドの保護国であるブータンの領有」を認める一方、「中国の領有」を明記する文言も見受けられる。
その後、2017年現在に至るまでブータンと中国（共産党政権）は正式な国交を結んでおらず、同地の領有権については棚上げされた状態となっている。
その反面、ドクラム高地の地政学的価値は、中印両国にとって非常に大きい。この高地の南方に位置する「シリグリ回廊」は、最小幅わずか32kmほどの狭い地域でありながら、インドの中枢地帯と北東部を結ぶ同国最重要地域であるためだ。
つまり、インド側が危惧するところは、「万が一、中国がドクラム高地を領有すれば、さらに南下してシリグリ回廊に侵攻し、インド北東部（4,500万人の人口を擁し、イギリス国土と同面積を誇る）を分断するであろう」という最悪のシナリオなのだ。
◆中印対立から安倍政権の外交を考える
ブータン、中国間の係争地・ドクラム高地をめぐる当事国の立場について、整理しよう。
現在、インド側は中印両国の同時撤兵を要求しているが、中国側は「まずインドこそ撤兵すべきだ」と主張し、両国の妥結には至っていない。しかし、両国にも弱みが存在する。
もしインド側が「自国のみ先んじて撤兵」という宥和的な弥縫策をとれば、同盟国ブータンに対する面目を完全に失うこととなる。ブータンは、同じく仏教国であるチベットを中国が併合して以降、中国に対する恐怖感情からインドに接近してきたため、インドを同盟相手として見限る可能性もある。
一面、インドとの国境紛争の長期化は、中国側にとっても望ましくない。インドは、中国の提唱する経済圏構想「一帯一路」で重要な一角を担っているが、今回の国境紛争により、中国に対する協力をさらに拒絶することが、容易に予想される。
結果として、世界経済における中国のイニシアチブが大幅に低下することは否めないであろう。
最後に視点を日本に転じると、安倍政権は、中国の「一帯一路」に対しては、5月の国際会議に代表団を派遣するなど、積極的な態度をとっている。
その一方で7月には、ベンガル湾に自衛隊を派遣し、インド、アメリカとともに10日間の海軍演習を実施し、中国への牽制も行っている。経済では中国、安全保障ではインドと、核保有国でもあるアジアの二大国を両天秤にかける日本。
「ドクラム高地」問題は日本にとって対岸の火事でなく、対中国、対インドの日本外交における重要な転換点となるかもしれない。
Text by 天城 修
http://u1sokuhou.ldblog.jp/archives/50502036.html
中国 崩壊 最新情報 中国軍のブータン侵攻が『前代未聞の危険すぎる事態』を発生させた模様。現地は極限の緊張状態に
またイギリスの二枚舌外交が原因なのか
インド頑張れ
あっちは水源問題も絡んでるからインドも中国も引けんだろ
中国はあっちでもこっちでも侵略してやがるのか。
しかしこういうのはテレビはスルーなんだね。
ブータン国王が来日したとにには持て囃してたくせに。
これで北が煽りすぎてアメリカが中国に経済制裁してきたり半島で戦争再開したら
ちょw待ってwwww二面戦争つらいお！
ってなるから国連の制裁決議でヘタれたんか
国境が陸続き、なんて我々日本人には想像もつかない。やっぱり、物は考えようだと思います。
インドには英国の後ろ盾があるから確実に英連邦引き込むな
東で日米と睨み合い
南で印英連邦と睨み合い
中国が喧嘩売りまくるからこれだよ
＞ことの発端は今年の6月中旬。ブータン政府が「中国人労働者によるドクラム高地での軍用道路の建設」を発見したことに始まる。
＞これに対し、ブータンの同盟国であるインドは、中国の動きを牽制するために同地に軍隊を派遣した。
どう見ても、侵略してるのは中国軍だし、中国が引くべきだろ
ブータンなんか国土の4分の1も既に中国に勝手にぶん取られてる状態だし
核保有国（持ってるけど持ってないことにしてる国は除く）間の戦争って今までなかったんじゃね
ヤクザの手打ちで玉虫色は、後の抗争の種。
やるしかないねえ。
パヨクが話し合いの仲介すればいいんじゃね
戦死者より高山病の死者の方が多いという悲惨な戦いって確かこの辺。
ブータンがんばれ
ブータンかなりヤバくなってなかったか
シナが毎年500mずつ侵攻してるんだっけかw
少しずつ国境線侵してもGPSでバレるやろwww
国境問題でずっと揉めてるけど、この支那の拡大路線は一体何なんだろう
世界各地で迷惑をかけるクズども
かつてのナチスの手口を真似してるのよ。
ドイツ民族の生存圏(レーベンスラウム)を拡大させようと
周辺国に侵攻したナチスドイツといまの中国は同じ
中国の侵略第一主義には困ったものだ。
>中印両国の軍隊がわずか150mの距離で対峙
中間地点にコンビニ作ったら儲かるかな？
膠着状態の時は、敵と物資の交換なんて頻繁にやってる
もう諸々あわせてシナを制裁対象にすべき
中国の侵攻に合わせてブータン下げ。
生来のインベーダー「大朝鮮人」、軍事力使わんでも普通に移民
侵略して来るぢゃん。
奴等の最大の武器はその数の多さと「繁殖力」だよ、最早人類
では無い。
プータン、インド頑張れ、支那畜生何ぞに負けるな！日本人はプータンとインドを応援する！
チナス第四帝国建設中アル！
特亜エテ公 を人類の範疇外だと、俺は提言する‼️
要駆除指定害獣 だよ、過去スレ ※9手前は死ねよゴミが‼️
凄い戦いだ
中国は今でも領土拡大という時代遅れの野望を全面に出してるクソ国家。
ブータンがんばれとか他人事言うんじゃなくて、もしもの際、本当に救援できるよう日本が力を持たないと平和は守れんよ。
中国のマナーで「残さないと失礼にあたる」てのがある
だから食べきれない量の食事を毎回テーブルに出す
漁では子供の魚を海に帰したりもせず、あげたらあげただけ全て持って帰り、食べきれない量の食事の一つになる。
そのせいで中国の海にはもう魚がいない。
だから他国の海に頻繁に漁をしにきたりで、日本ではサンマなどが殆どとれなくなってしまっている。
彼らはイナゴと同じで資源を侵食しなくす存在。
こんなゴタゴタが永遠に続くよ
三國志 の時代でもあるまいし、何時迄 時代錯誤の覇権主義 が、
通用すると思うのか・・・。
特亜エテ公 には未来永劫理解不可能か❓文化大革命で頭良い奴等を、
overkill しちまったしな❗️wwwwwwwwwwwwwww
日本のメディアはこのニュースを取り扱ってんの？日本も他人事じゃないだろ
およねこブータン
自由民主主義vs中華覇権独裁主義のイデオロギー戦争に持ち込んでフルボッコにしよう。中国が民主化したら世界の景気がよくなるし
中国共産党王朝と称する西朝鮮人 ＝ 侵略者
朝鮮人って侵略者しかいないね。
今すぐ苦しみぬいて死ねばいいのに。
死滅すればいいのに。
世の中は力のあるものが正しい行動をしてこそ、平和がもたらされる。
ノブレス・オブリージュ。
白人は民主主義をうたっているが、実際は強力な権力者に支配されている。世界を混沌に導くものへ投票するように誘導されている。
それでも、建前上は選挙制度なのだから、一般の白人達が賢かったら、世界は平和で満たされる。白人は馬鹿なんだろうなと悲しい。
日本はかつて孤軍奮闘したが、重傷を負った。
イスラム教圏の反政府組織を育てたりせずに、中国がチベットを侵略した時点で世界各国で中国を制裁していれば、こんな面倒なことになっていなかったのに。
そもそも、日本を戦争に巻き込み袋叩きにしたこと自体が間違いだけどな。
その間違いに気づき、レッドパージが起こったことだけは評価する。
つか、
中国人が今すぐ20億人死ねば世界の九割がたの問題が片が付く事実。
米軍の主力はインド近辺にはおりませんし、国連も機能を果たすつもりはないようなので確かに危険ですね。