「国境を守る人々へ」

「国境を守る人々へ」
(20101030)
～ANAコンチネンタルホテル石垣リゾート～

皆様方は本当に日本のまさしく国境にあって、
この国を守っておられる最前線にいて下さっている方々
であるということに感謝を込めて、今日は参りました。

先日、ベトナムのハノイにて、中国の温家宝首相と管首相が
会談する予定でしたが、菅首相、前原外務大臣は
１時間待たされた挙句、会談はキャンセルされました。
中々、老獪な相手だと思います。

マスコミには中国の国内問題があるという説明がついて
おりますが、そうでなく、もっともっと大きな流れ、
大きな問題が動き始めています。
近習平が2012年に次期主席なることがほぼ確実ですが、
北朝鮮との軍事同盟化の強化を打ち出そうとしています。

そして、朝鮮戦争について、我々は正義の戦争をしたのだ、
と述べております。
中国の大きな方針が出てこようとしています。
アジア、太平洋地域において「覇権主義」を本格化する
ということが明確化され、出されています。

それに対して、韓国は、急速にアメリカとの同盟強化
していくことを打ち出しました。

フィリピンも日本の尖閣諸島問題について、日本側を指示する、
と発表しました。

アジア各地において領土問題が存在しています。
中国はアメリカをアジア地区から後退させて覇権国家に
なろうとしています。

アメリカは世界の警察をしてきましたが、今年、ＧＤＰが日本を抜き、
世界第２位になろうとしている中国が、新しいチャレンジャーとして、
大中華帝国を打ち出そうとしています。民主党政権が発足した
初めのころ、中国よりの方針を出していました。

しかし1年も経たずして崩れようとしています。
ハワイでの前原大臣がクリントン国務長官と日米同盟強化の
発言をして、中国の逆鱗に触れて会談はキャンセルされました。

沖縄では知事選。日本と世界の運命が変わっていく瞬間です。
どうか皆様、心を澄まして未来を見つめてほしいのです。
沖縄県だけではとどまらない。

尖閣諸島における中国漁船の船長を逮捕、釈放問題がありましたが、
管、仙石さんは那覇地検の裁量にゆだねる、それを了とすると
しました。逃げたんですね。

日本国憲法下では三権分立と言われ、立法、行政、司法とあります。
立法は国会です。行政は内閣および行政機関。司法は裁判所。
それぞれ介入しない、という言い方なのでしょう。
検察は、司法ではない、行政機関なんです。
法務省はその上にある。上司は法務大臣。

トップは内閣総理大臣なんです。普通に言うと、係長が
言ったことに社長は口を出さない、と言っているようなものなんです。
これがわからなければ、彼らの法律知識が足りない。
間違った考え方です。
地方分権についても、地方を振興される地方分権なら反対では
ないが、責任を回避するための地方分権あるならば反対です。
ずるい、卑怯者です。

いわば、明治政府以前の幕府の体制に戻そうとしている。
長州藩、薩摩藩が外国と戦っても、幕府は関係ないと
言っているようなものです。
石垣市長に戦ってください、と言っているようなもの。
地域の問題なので、沖縄県単独で戦ってください、といいかねない。

外交問題は国のトップが責任を担わせなければならないのです。

沖縄県知事選挙に前知事と革新候補が立っていますが、
二人とも、県外移設、と言っています。
そうしないと選挙に勝てない、と思っているのでしょう。
しかし、次の大きな国難を招くことになるかもしれない、
その危険性に責任を取ることはできないでしょう。

11月のオバマ来日に向けて日米同盟５０周年を祝う式典があります。
それに合わせて同盟強化することもできないでいます。
沖縄県知事選の結果を見て先送りと言うことになっいます。
国外交問題を地方のせいにしようとしている。

私は申し上げたい。
本当にこの国のことを考えるならば、石垣島のことは
考えるならば、尖閣諸島に新しい問題が起ころうとしている
ことに自覚をしっかり持たなければならない。

国の方が地方に責任を丸投げしようとしているならば、
石垣市、沖縄の皆様の考え、地方の考えで国の方針、
考えを変えることができるということ、ねじふせることが
できるということです。

一旦、放り出したアメリカが沖縄を救いにくるのか、
そう思っていたら甘い。
自衛隊で守ろうにも、臆病な総司令官の総理大臣で、
そんな逃げ腰、弱腰であるならば動けない。
大きな犠牲を払うことになるかもしれないのです。

あえて、金城タツロー氏が未来の日本国のために立ったのです。

米軍は、アジア、太平洋地域の要です。
台湾、韓国はぴりぴりしています。沖縄の選挙にぴりぴりしています。
韓国には海兵隊はないのです。
現時点で自衛隊単独で対応は不可能です。もし米軍が引くことが
あれば、台湾は風前の灯です。一瞬で終わってしまうかもしれない。

中国が核のカードを切ると、その時点で外交交渉は終わりです。
中国が核のカードが切れないのは、この同盟があるからです。
中国は切りたくてしょうがないのです。

ノーベル平和賞を受賞した劉暁波が投獄されていますが、
なぜ投獄されたのか。2008年1党独裁をやめて民主主義に
変えるべきだ、言論の自由がある国にしようと主張したのが、
国家反逆罪として１１年の刑になったのです。

中国を選ぶか、アメリカを選ぶか。

ユニクロも中国から引き上げようとしています。
カントリーリスクがあるからです。アジアの他の国でも
できないことはないのです。中国は、最後は日本企業を
没収し日本人を逮捕することも考えられる。

今こそ、国家の気概、背骨を立てるべきです。国民の安全、
生命、財産を守りますというのが当然です。
税金を徴収しているのですから使命があります。

下手に出ていると、地方を犠牲にする可能性があるのです。
アメリカは完全であるとは思っていませんが、
移住したいと思っている人は沢山います。

北朝鮮は脱出したい国なんです。脱出しても、連れ戻され、
監禁されます。収容所列島みたいな感じになっています。
移住したい国か、脱出したい国か。

国難が沖縄から始まっていることを重視しています。

日本にゴールデンエイジが来るという話を何度もしてきました。
しかし、民主党政権になって日本危うし、が今の状況です。

先がどうなるか知りたいのなら、先がどうなるか知っている
人に聞いてほしいのです。

この国の運命は風前の灯です。
皆様方の投票が決めるのです。
日本の未来に大きな大きな影響があるのです。

ここ最近は、自由の価値というものをお話申し上げて来ました。
国家社会主義では１番嫌われる言葉は「自由」です。
人間にとって1番大切なことは、自由を確保されるということです。

劉暁波がノーベル平和賞受賞したというニュースは、
テレビがブラックアウトしました。NHKでもCNNからも消えました。
国民に知らしめしたくないということが、まかり通るということです。

今、反日デモが続発していますが、共産党大会のときに
デモできるはずないのです。
指導しているのは習近平と思われます。
コキントウ、温家宝もいつ失脚されるかわからない。
あんまりいい国ではありません。

未来の幸福、人々の繁栄を考えたら、自由を享受できるために
未来をその方向に選択されるべきです。

石垣、沖縄に限られたことではないのです。
知事選は世論に大きな影響を与える。
この地から、自由と繁栄に向けて烽火を上げてほしい。

日本の国家として今後大事な、
少なくとも１０年２０年生き延びるためには、
日米関係を壊してはいけない。
政権中枢部は地方に責任を押し付けようとしている。

地方における判断責任は重い。
皆様方は、重大な責任と運命の荒波におかれるかもしれない。

どこまでも、どこまでも、皆様方の未来を明るくするために
励まして参りたいと思います。
私たちを信じて応援して下さることを祈念致しております。
有難う御座いました。
以上。

抜けているところ、ニュアンスの違うところはご容赦下さい。
(N支部　Y.U)

 詳細

日本の将来を真剣に語るさん

http://blogs.dion.ne.jp/lamdhia/archives/9790821.html

 

 .

。