理想国家日本の条件 自立国家日本 日本の誇りを取り戻そう! 桜 咲久也

マスコミで報道されないような
情報と日記です(^▽^)/
世界と日本の危機を伝える・・

金正恩の横暴に激怒!習近平が画策する「北朝鮮生け贄計画」

2016年01月12日 13時00分35秒 | 海外2017年まで

2016年01月11日(月)

http://gendai.ismedia.jp/articles/-/47315?page=3 一部抜粋

〔PHOTO〕gettyimages

「あの三胖めが・・・」

1月6日午前11時前、同行中の栗戦書党中央弁公室主任から「北朝鮮で起こった緊急事態」の報告を受けた習近平主席は、思わずこう呟いた。

「三胖」(サンパン)とは、「三代目のデブ」という意味で、中国の共産党・政府幹部たちの間で、金正恩第一書記を指す隠語になっている。以前は、「金三胖」(ジンサンパン=金ファミリーの三代目のデブ)だったが、昨年頃からなぜか頭の一字が抜け落ちた。

この時、習近平主席は、中国西南部の中央直轄地で、中国最大3000万人の大都市、重慶市を2泊3日で視察中だった。PM2.5地獄の首都・北京を抜け出して、心地よい気持ちで重慶に来たつもりだった。

ところが、視察初日の1月4日に北京からもたらされた「緊急消息」は、大発会の日にいきなり上海総合指数が7%暴落し、今年から始めた新規定によって上海市場を閉鎖したというものだった。そして北京へ戻るこの日は、北朝鮮の突然の水爆実験の消息である。習主席が思わず毒づいたのも無理はなかった。

習近平主席が重慶を視察した理由

本論の中朝関係、そして「北朝鮮生け贄論」については講談でふれるが、習近平と重慶についても重要なところなので、述べておきたい。習近平主席が、第19回中国共産党大会まで2年を切った2016年の新年、最初に重慶を視察したのは、主に3つの理由があった。 

第一に、この中国最大の都市が、「薄煕来の地盤」から「習近平の地盤」に移り変わったことを自らの眼で確認するためだ。習近平主席が重慶を訪れたのは、2010年12月以来、約5年ぶりで、当時は習近平の兄貴分で、「重慶の毛沢東」こと薄煕来党委書記の天下だった。

その時、兄弟同様に育った二人の「太子党ホープ」は、大ゲンカをして袂を分かった。当時、2年後の「ポスト胡錦濤」に内々定していた習近平副主席は、薄煕来重慶市党委書記に、2年後の北京市党委書記のポストを打診した。「自分が国家を治め、薄兄貴が首都を治め、二人三脚で次代を担っていこう」と持ちかけたのだ。

それに対して薄煕来は、「オレはこれ以上、地方政治家なんか真っ平ご免だ。お前が『ポスト胡錦濤』をオレに譲れ」の一点張り。この時の「決裂」が、2012年に起こった「薄煕来事件」の遠因となった。

第二に、地方経済の崩壊が叫ばれて久しいが、重慶は2014年のGDPが10.9%、2015年が約11%(予定)と、他の地域に較べて突出した経済成長を続けていたからである(数値の操作があるという説もある)。そのため、全国に「模範都市」として喧伝しようとしたのだ。

第三は、おそらくこれが習近平主席の心中、最も大事な「作業」だったと私は推察しているが、現在の重慶市党委書記(市トップ)である孫政才の「人品」を見極めることである。

 

中略

金正恩第一書記に対する「激怒」

習近平が中国共産党総書記に就任したのが2012年11月、金正恩が朝鮮労働党第一書記に就任したのが同年4月なので、

二人はほぼ同じ時期に両国のトップに就いた。だがこの二人の関係は、最初から最悪だった。

詳しくは、拙著『習近平は必ず金正恩を殺す』(講談社刊)

で述べたので、興味のある方はご高覧いただければと思う。

簡述すれば、今回の習近平主席の金正恩第一書記に対する激怒は、すでに5回目なのである。仏の顔も三度までではないが、イエローカードから限りなくレッドカードに近づいている。

一度目の怒りは、北朝鮮が2012年12月にミサイル実験を、翌2013年2月に核実験を強行した時だ。この時は紆余曲折を経て、北朝鮮が5月に崔竜海軍総政治局長(当時)を訪中させ、「もう二度とやりません」という意思表示を見せたことで、何とか関係を修復した。

二度目は、2013年12月に、金正恩第一書記が、中朝間の架け橋的な存在だった「親中派筆頭」の叔父(金正恩の父・金正日の妹の夫)、張成沢党行政部長を電撃的に処刑した時だ。

この時、習近平主席は、金正恩第一書記に対しても激怒したが、中国中央テレビのニュース速報を見るまで自分に誰も知らせなかったという、中国政府の情報収集能力の不足に対しても激怒した。

三度目は、昨年9月3日に行った抗日戦争勝利70周年記念軍事パレードに、金正恩第一書記が参加しなかった時である。中国と北朝鮮は1950年代の朝鮮戦争を共に戦った「血盟関係」であり、実際1961年以来、軍事同盟関係にある。

現在でも中国は毎年、食糧・石油・化学肥料を大量に援助している。それなのに北朝鮮のトップが、飛行機でわずか一時間余りで来られる北京まで挨拶に来ないのは何事かというわけだ。

北京を訪れた牡丹峰楽団のメンバーたち 〔PHOTO〕gettyimages

そして四度目が、先月に起こった牡丹峰(モランボン)楽団ドタキャン帰国事件である。この顛末は、以下の通りだ。

9月3日に北京で挙行された軍事パレードに金正恩第一書記が不参加だったことで激怒した習近平主席だったが、9月下旬に訪米した際、南シナ海の埋め立てとサイバーテロの問題で米オバマ政権と「敵対」してしまったことから、周辺諸国に対する「微笑外交」を始めた。その一環として、10月10日に平壌で行われた朝鮮労働党創建70周年軍事パレードに、劉雲山党常務委員(共産党序列5位)を派遣した。

その時、金正恩第一書記は、外国の要人と初めての首脳会談を行った。金第一書記は劉雲山書記に、「私の楽団(牡丹峰楽団)を年末に北京に派遣したい」と伝えた。

当時、中国側は、この金第一書記の申し出を、単に北朝鮮が中国との関係改善を望んでいる証しだと受け取った。それで劉雲山書記が帰国後、平壌の中国大使館勤務の中国共産党中央対外聯絡部の若い外交官が、公演内容のDVDの提出を求め、確認を行った。ところがその外交官は、DVDを最後までチェックすることなく、「問題なし」とゴーサインを出してしまった。

中略

混迷を極める2016年の世界情勢

中国が長年、北朝鮮に膨大な援助を行ってきたのは、いわゆる「北朝鮮番犬論」に基づく措置だった。つまり、アメリカに対して中国が直接、言いにくいことを、北朝鮮が代わりに番犬のように吠えてくれるというわけだ。

ところが習近平時代に入って、新たに「北朝鮮生け贄論」が内部で議論されるようになった。これは、中国とアメリカが共に北朝鮮を「生け贄」として共闘することで、アメリカの矛先が中国へ向かうのを防ごうという考え方だ。

今後、この「北朝鮮生け贄論」を、習近平政権が本気で考えるようになる可能性があるのだ。その代わり、南シナ海においては、半ばフリーハンドで埋め立てを続けるというわけだ。

総じて言えば、2016年の世界は、ポスト冷戦期に「世界の警察」を務めてきたアメリカの弱体化によって、世界各地でテロや紛争が絶えなくなるだろう。シリアの内戦はますます混迷し、イランとサウジアラビアが開戦し、ウクライナ情勢も紛糾し、ヨーロッパには難民が溢れる。

アジアでは、南シナ海で中国がますます「海上の万里の長城」を築き、北朝鮮情勢は一触即発となり、台湾独立派の蔡英文新総統誕生で中台関係も危機に向かっていく。そして仕上げに、11月にアメリカでトランプ候補が次期アメリカ大統領に当選する――。

混迷の2016年を日本はどう生き抜くのか。ぜひ危機感を持った骨のある国会論戦を期待したい。

 

 


 

正義の法

正義の法 大川隆法著 幸福の科学出版

 

「北朝鮮は新しいステージに踏み込んでいる」 大川隆法総裁 大講演会「『正義の法』講義」 2016.01.09

北朝鮮抗議決議を棄権 本会議を欠席した議員は次の通り■■■日本再生ネットワーク厳選NEWS■■■

[ザ・リバティ]号外!”「水爆実験」金正恩守護霊が豪語~日本人全員を人質にしたい~”

北朝鮮、核の小型化に「成功」 金正恩守護霊が90分間激白! 2016.01.07




最新の画像もっと見る

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (泣き虫ウンモ)
2016-01-12 21:09:51
唇が無くなり歯が寒くなったら、もう一つの唇を手に入れればよいだけなので、あり得ない話ではないですかね。

というか、唇を大きくするぐらいの感覚でいるんじゃないの?

返信する
バランスオブパワー再考 (Unknown)
2016-01-13 00:48:38
某・覇権国家にとって最もイヤなことは、自分なしに強力な経済圏ができたり、軍事的に最強レベルの軍隊が別所に存在してしまうことです。
勢力均衡を促すためには、それなりに力を持つ国同士を戦わせて力を削ぐことに注力します。
日本にとっては中国や韓国などが、あてがわれた競争国となっています。
こういうのはやっぱり誰かが敷いたレールですね。
そういうのを理解した上で政治家を選ばないと、いつまでも他国に振り回される国のままです。
返信する

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。