「助けたい」という想い。

皆さんおはようございます。住吉さくらです。今回は「母性本能」について調べた時に私が想い出した事、そしてその時思った事をお話させていただきます。

「母性本能」というのは女性にあるものですが、女性の皆さんはご自分の母性本能が強いかどうかを意識する事はあるでしょうか？。私は普段は全くありませんが、過去に何度か「さくらって母性本能強いなぁ。」とか言われた事があります。私が子供を大好きな事などからそう言われたのですが、私自身は普段その事は全く意識していません。なので私は最近、「母性本能」について調べてみました。すると「困っている人がいると助けずにはいられない。」等の特徴が書かれていました。

私にはある男の子の想い出があります。中学の時の想い出です。

私は中学に入ってすぐに吹奏楽部に入部しました。そしてその時からユーフォニアムを吹いています。
私が吹奏楽部に入部した時、同じ学年の人でもう一人ユーフォニアムの人がいました。その人は男の子でした。
その人は凄く明るい人で、私もその人と一緒にいる時楽しかったです。ですがその子は1年の時に吹奏楽部を辞めてしまいました。
私は3年の時にその子と同じクラスになりましたが、その時あの子は既に別人のように暗くなってしまっていました。私はあの子を助けたくて毎日あの子に話しかけていましたが、あの子はもはや返事をする事すらできなくなってしまっていました。後で聞いた話ではその子は中学に入ってからお母さんが亡くなられてしまったそうです。あの子はそのショックで話す事すらできなくなってしまう程精神が崩壊してしまったようです。

結局あの子は中学を卒業するまでずっとそのままでした。私はあの子の力になれなかった事、そしてあの子を助ける事ができなかった事が本当にもの凄く辛かったですし、今でももの凄く辛いです。でも私は自分があの子に積極的に話しかけた事であの子が「信じられる人もいる。」と思えるようになってくれていたら嬉しいです。

もし私に強い母性本能があってそれによって私が人を助ける事ができるなら私は嬉しいです。私も何でもできるわけではありませんが、できる限り人の力になりたいです。そして大切な人たちを助けたいです。

私たちが中学校を卒業してからもう既にもの凄く長い年月が経ってしまいましたが、私はあの子の心が落ち着いて幸せに生きていたらそれでいいです。