桜子でーす

日々の感想や思いついた事柄を写真や文章に表しました。ビジュアルに表現出来ると嬉しいな!

大晦日?何もやらないよ!

2014年12月31日 | 日記・エッセイ・コラム
12月31日(水)

穏やかな日になった。
これで、夜には天気が変わるのかな?元日は好天気であって欲しい。

今までの私は、けじめをつけるのが好きだったから、決まり事はよく守ったものだ。
それも、つい、最近まで。
しかし、今年はすっかり、人間が変わってしまった。
ぼけたわけではないと思う。

今は、しきたりを絶対に守るなどという気が全然と言ってない。たった、一年間のうちにである。
それ程、今年の五月下旬から九月上旬に及ぶまでの入院生活は、その後の生き方に大きな変化をもたらしているのだ。

今までの様に、これでなければ良くないとか、こうしようと言ったような神がかりめいた気持は『あの時』から必要のないものに見えてきた。
若しかすると、ヤケになったのかな?
そう!
どんなに頑張っても、信じても、気持ちを改めても、思うようにいかないのが、人生である。
つまり『健康』を害したら何もかもお仕舞いである!と言う事を身にしみて感じたからだ。

と、言う訳で、年末が来ても、何か変わった事をやろうとする意欲が一向に起こらない。
それに、体力の言いようの無い低下である。
最近は、腕を伸ばして高い所に物を置こうとしたりすると、腰が痛む。やっと、届いたと思うとと、今度は足がフラフラになる。

かつて、会合へ必ずと言って良いほど、出席をする先輩女性がいた。
座るのにも大変そうで、随分、無理をして出席をされるのだなと、密かに驚いていた。
今になって、彼女の行動が理解出来るようになった。
偉いなぁ、義理堅いなぁと思う。そして、矢張り、無理はしない方が良いとも、思う。
その後、何時の間にか快方に向かったらしく、足腰が確りしている彼女を見かけて、ホッとしたものだ。

ところで、私の体の状態は悲観的。急に、驚く程、変化している。
でも、私は絶対にこの辛さに負けたくない。
だから、無理なことや、やらなくて済むことは、大いに省くつもりだ。


そう、独りよがりの理屈をこねて、大幅にサボる年末になってしまった。

ところで、
夕方、洗濯物を取り入れに行く。空気が寒~い。ついでに、手すりで足の体操。
郵便局はお休み?だ。仕方がないから、コンビニへ行く。大変な運動になった。

今晩の年越し蕎麦は楽しみだ……特に味がね!


※ もう、桃の木の芽が出始めた。直ぐ春がやってくる。




 



結局、何をしたの?

2014年12月31日 | 日記・エッセイ・コラム
12月30日(火)

結局『何をしたの?』と、題名に書いたとおり、一体、今日は何をしたのかわからない程、漫然としている。
結局、いろいろなことをやっているが、記憶に残る程のこともしていないのだ。

『12月30日のブログ』は、とっくに十二時を超えてしまった。
布団のカバーをかけ直したりするうちに、つい、ごろりとしてしまったのだ。だらしのないことおびただしい。

階下へ降りて行って「何か食べようか」と姉に声をかけた時は、すでに十一時を越していたらしい。
食べながら、ふと、時計を見て驚いた。しまった!これでは直ぐ寝るわけにはいかないと…

結局、寝床に入ったのは二時過ぎ。
また、不健康なくらしに戻るのか?


さあて、昨日は一体何をやったのだろう?思い出せない。と、言う事は大したことはやっていないと言う事だ。

そうそう、近所のスーパーへ出かけた。み~んな高い。同じ商品かなと思われる物をえらく高く表示していた。
買う物無し。

まあ、こんなぼんやりしている日もあって良いのかな?


* 病院の玄関には両側に花が生けられています。



今年最後のリハビリテーション

2014年12月29日 | 日記・エッセイ・コラム
12月29日(月)

ずうっと、天気が良かったのに、今日は雨降り。
午後になると、雨は止んだ。天気予報通りの天候だ。

姉の『ノルディック』の長さを調節してもらうため、病院へ車で行く。
杖二本と雨傘を持っては、歩き難いからだ。

車で行くと、あっという間に東邦医大近くまで進む。
心配していた駐車場所は空いていた。

今年最後のリハビリである。
院長先生の事前診察があった。「お元気で良いお年をお迎え下さい」と挨拶をする。

さすがに、年末の患者は少ない。先日から考えていたのは『この時期に入院する人は憂鬱だろうな?大晦日と正月を否応無しに病院で迎えなくてはならないのだから…』
我が身を合わせて考えると、もともと、入院などしたくはないが、特徴のある季節の時期に自分の生活が一変するのは、相当に覚悟がいるものだと思う。
特に食生活が大きく変化するし、日々の暮らし方も制限されるからである。

何時も、リハビリを待つ間に親しく話す女性がいる。
退院後の生活についてお互いの苦労話が始まる。
今回は「正月なんて、もう要らない」だった。私だけでなく、他の人も似た様な事を感じているのだなと思う。


今日は一時間の治療だった。靴下を脱いで見せると、足の変わりように驚いている。
確り揉んでもらったが、後が厳しい。

今度は一月五日に予約をする。真面目ネ!(少しでも良くなりたいものネ)

車で帰ろうとすると、シートベルトの警告音がうるさく鳴る。
「ちゃんと装着しているのに…」とあちこち調べたが、結局はそのまま運転した。
いやになる!もう、壊れるなんて!と思いながらそのままにする。
途中からサインは出ているが、警告音は鳴らなくなった。

今日は、一度切り返しただけで、無事車庫入れが済んだ。
『人を頼り』にするのは、私のように気の小さい人間にとっては効果が少ない。失敗も多いのだ。
姉は見るつもりだったようだが、部屋から覗いて「良かったわね!」と言った。

ところで、あのシートベルトの警告の原因は分かった。
なんと!助手席の差し込みに入れていたのだ。新しい車がこれぐらいで変になる筈はない。
真っ直ぐに工場へ持って行こうかと思ったりした自分が恥ずかしい。
結局、気がついたのは、この車がなかなかの優れものであることだ。

ところで……
私は車に恐れを持たずに、積極的に挑戦しなくてはと思う。
一年以上、運転をしなかったので、随分、下手になった。いや、心理的に可成り低下している。
まず、慣れること。そして車種の区別にこだわらない事だと思う。
そして、
何よりも、自分の技量にこだわったり、不勉強の所為を車が原因としないことだ。

兎に角、安全第一!!


もう、疲れた。今日は食べてばっかり!

寝むことにした。寒い。
目が覚めたら、まだ午後十時前だった。
さあ、寝なくては……
その前に今日のブログを書こう。(この文の推敲は明日にしよう)なんて思いながら終わりとする。
やはり、文を一応見直した。



※ 病院は正月の用意万端です。




いよいよかぁ!!

2014年12月28日 | 一年前
12月28日(日)

いい天気だ。今年最後の日曜日。
午後、姉と買い物へ行く。
この辺りでは大きい店で、駐車場にはたくさんの車が来ている。


野菜は驚くほど高い。
先日、なかったかまぼこは色々な銘柄が山のように並んでいた。
私は、あまりかまぼこは好きではないが、姉のお気に入りである。

それよりも、昆布巻きの方が魅力的。しかし、たった、一本しか入っていないのに、八百三十円とは驚き。
姉が買えばいいじゃないのと勧めてくれたが断る。
今まで、私は自分で昆布巻きを作っていた。思う存分食べたいという気持ちもあったし、正月の料理は母が用意する様子を見て、色々な物を作った。

特に、煮物、酢の物、きんとん、酢蓮、酢牛蒡、そして昆布巻きなどなどを、見よう見まねで作ったものだ。
だから、我が家では出来合いのものを買って来て並べることは無かった。

家族が少なくなっても、その内容はあまり変わらなかったが、今回は全くと言ってよい程、簡略化している。
もう、動きたくないのだ。しかし、絶対に食べたい物は、やはり作ることにしている。
昨夜は『焼豚』を作った。まだ、試食をしていないが、楽しみだ。

そういう訳で、大好きな昆布巻きはやはり作ろうかなぁと考えている。
食いしん坊だから、たった、一本の高価な昆布巻きを食べる気はしない。    
もっと、思う存分、食べたいのだ。
だから、正月でなくても、気の向いた時に、鰊と昆布を揃えて挑戦しようと思う。

今日の店の中は、何時も以上に混んでいた。家族連れが多い。
店内では、約束したわけではないが、自分自分で歩き回る。これも足の運動だが、便利な二本杖も買い物をする時には持つのが面倒だ。

買い物をした後、家まで二停留所分歩いた。昨日の疲れがまだ残っているが、いい運動になった。

夕方になると、寒さが身に染みる。
ああ、年末だなぁ!
とうとう、今年は年賀状を、まだ、一枚も書いていない。


* 夕方の空です。



庭掃除はきつい

2014年12月27日 | 日記・エッセイ・コラム
12月27日(土)

朝、起き抜けに庭掃除を始めた。
特にススキ。これはすっかり枯れて穂が皆開いている。
このままじゃ大変だけど、相当にあちこちに散っていったのだと思う。
若しかすると、近所の家でススキが何時の間にか生えて来て、あちらこちらへと子孫を残すのかなと思ったりするが…

随分、時間がかかった。最後には、車を移動させながら掃除をする。
一度にするのだから、私の体にしては重労働。
これは大変、今日は買い物に行けないぞ!と思ったが、兎に角、やり遂げなければならない。

ススキの片付けは大変だが、もっと、大変なのは、二階まで上り詰めた蔓の始末。
これは手で引っ張っても切れない。下手をすると、自分の手を切ってしまう程、頑丈だ。
愛用の植木鋏は良いものだが、こんなにバリバリ切ってばかりいるのでは刃が怪しくなる。
手袋も邪魔になって、素手になった。

何とか庭の片付けは終わったが、何時もの様には綺麗にならない。でも、これだけでもせいせいする。
何時もは八時きっかりぐらいには、収集に来るクルマも、今日は忙しいらしい。
今日は、この地域の可燃ゴミ収集の今年最終の日だからだろう。


もう、すっかり疲れた。不思議なもので、夢中になっている時には、さほど、フラフラしない。
シャワーで髪を洗う。私はいつも、朝、シャワーを使うことにしている。

衣服だけでなく、靴下が一番ひどい状態だった。
今朝、着たばかりの上着も全部、洗濯槽の中へ入れる。今日は天気が良いから、よく乾くことだろう。


姉に買い物へ行かないかと聞かれた。
ゴメン!行けそうもないと断る。

兎に角、やり過ぎもひどいところだ。













2013年には海外から

2014年12月26日 | 一年前
クリスマスには何を?
12月25日(水)今日、嬉しかったのは、フィリピンからのクリスマスの挨拶だった。ケンちゃんからである。彼はもうおじさんだね。でも、彼の可愛かった頃の顔しか覚えていない。大...

うん、やっぱり自分で作ると……

2014年12月26日 | 日記・エッセイ・コラム
12月26日(金)

毎日、何かしら、今までに食べたかったものを作ることにしている。
これは三ヶ月以上に亘る入院生活で食べさせてもらえなかった食物に対する、つよ~い憧れというか、執念というかが凝り固まった時を過ごしたからだ。

これは私だけでなく、入院患者のそれぞれが感じている事である。正に餓鬼というべきか?
私は退院した日から、食べたい物の追求を実行し始めた。

中には、今まで食べようとしなかったものもある。しかし、やはり何と言っても家庭の味が一番。
その実現に、フラフラしながらも炊事を始めた。料理なんていう大げさなものではない。

姉が時々、笑いながら言う。「ねえ、ここのところ、私たちご馳走ばかりね」
「そりゃぁ、そうでしょう!私が食べたい物ばかり作るから、時には姉さんが嫌いなものも作っている」
「いや、それでいいのよ」と姉。時には我慢をして食べてくれるのかな?
私が入院中は、一番暑い時期だったから、彼女は食欲がなかった。いうなれば、簡単なものしか食べなかったらしい。
それを聞いて「絶対に、私が作る!」と、決心したものだ。

買い物へ行くと、二人とも、目のいく場が変わってきた。食品選びの基準が変化したのだ。
お陰で、美味しく食べて栄養になるものはと言う狙いがはっきりしてきた。


まあ、偉そうな事を書くのではなく、食生活をどう楽しめるかが第一の課題だ。

私は色々なものを調理した。喉の具合が良くないので、味は保証出来ない。しかし、姉は喜んで食べてくれる。

今朝は久しぶりにおでんを炊いた。
市販の袋詰めのおでんを炊くのではなく、材料を一つ一つ選んで炊いた。
おでん用の汁も無手勝流。何とか、適当な味になったような気がする。
やはり、味が違う。食べ過ぎるくらいに食べた。
こんなに殆ど、食べ尽くしてしまう程、たくさん食べたのは珍しい。


最近は、よくテレビで料理番組を見る。料理のテキストも買う。それでも分からなかったり、気になるものはインターネットで調べることにしている。

今日は『焼き林檎』も作った。
おかげで、かなり疲れている。
食いしん坊の自分を満足させるのは大仕事だ。でも、頑張るぞ!

うん、やっぱり自分で作ると……
「いいねー!」である。



* 夕方、南の空に三日月がくっきりと見えていた。写真はややボヤケているが…





久しぶりお茶の水

2014年12月26日 | 日記・エッセイ・コラム
12月25日(木)

久しぶりのお茶の水である。
姉に一緒に来てもらった。(心を引き締めるためかな?)

以前に馴染んだ道とは随分変わっている。
時々、あ、これと違う!などと言いながらも、皇居前の通りに出た。
気になるのは駐車場。私の車は車高が高いので、表の駐車場しか使えない。
幸い、空いていた。

およそ五ヶ月ぶりにN先生。手術は上手くいっているとご機嫌だ。
しかし、私の方はリハビリ病院を退院して予約を取ったところ、現在はフランスへ滞在中と聞いて驚いた。
まあ、経過は良かったので、心配する程ではなかったが、その後は足の方が問題である。
二ヶ月ごとに様子を見ることとなった。

姉を探したら、食堂にいた。蕎麦を食べる。
そのあと、外科へ行った。
S先生のお話はよく分かる。まあ、なんとかなると思いたい。


帰りに駅ビルへ行く。
適当に右折したら、間違えて狭い道ばかりだ。公園のそばの一方通行を通って、駐車場へ入った。
パーキングは上手くいった。

S食料品店で買い物をする。
正月の準備のつもりだ。

道路にはそれ程、抵抗感もなく順調に運転が出来たが、都心の道路はかなり変わっている。
特に東京タワー周辺は幾つも道路があって迷うが、昔のことを思い出す。
見たことのある古めかしい蕎麦屋は『砂場』以前、勤めていた虎ノ門近辺だ。懐かしい。
都心は、大体、勘で分かるから大丈夫だと思うが、矢張り疲れた。


夜は牡蠣のレモン掛けを食べた。「うーん!いける~」白ワインが味をぐっと上げてくれる。
今年は姉もワインを飲むようになった。むしろ、私より飲めるかな?

女二人のメリークリスマス!!











二本杖、大活躍

2014年12月24日 | 日記・エッセイ・コラム
12月24日(水)

今週のリハビリは今日が一回目。
クルマで行くつもりだったが、朝から疲れ果てている。
原因は、朝のシャワーの後に庭の掃除をした事。
庭掃除は、何時も疲れるから用心しなければならない。
しかし、私以外は誰も?しないから、見兼ねて、時々、掃除をする。

今日みたいな日にやるのはいけないなぁと思いながらも、ゴミ収集の時間に間に合わせようと、頑張った。
枯れ葉が相当溜まった。白樺の樹もわずかに黄色な葉を残している。

あまり綺麗に掃除は出来ていなかったが、直ぐ出かける事を考えて、適当に止めにした。後は昼間の暖かい日中にしようと思う。


昨晩から胃の調子が良くない。食べ過ぎだと分かっている。
だから、朝食は止めにした。


クルマで出かけて、帰り道に姉と合流する約束だったが、今日は中止にする。
体調が良くないので、運転は中止。


タクシーが直ぐ見つかった。
病院へ着いた時には、何時もより、かなり早い時刻だった。
駐車箇所が一つ空いている。残念。チャンスだったのに。


今日は『ノルディック・ウォーク』を持って行ったので、歩き方が変わった。
背筋がピンとするし、何よりも足の運びが早い。

姉達の杖も注文した。
帰りは歩いてバス道路まで行く。これがきついのだ。ここまで行き着くのが遠くて大変。

懸命に歩いていると、バスが通り過ぎるのを見た。急いだって、もう、次まで待つしかない。
混雑したバスで二停留所目が我が家の最寄の地点となる。

席を勧められたが、お断りをする。ふらふらするが頑張っていると、そばにいる女性が支えて下さった。


朝御飯抜きで空腹を感じる。まあ、食べても大丈夫そうだ。
青変わらずの食いしん坊だ。


リハビリと朝の疲れと、遠い道のりを歩いた事が足腰にもろに響く。
少し休んで、久しぶりに近所の大型スーパーへ行く。
年末とクリスマスでセールは盛んだ。つい、買う物が増えていく。

帰りは二停留所分、歩いた。帰り着いた時には、もう、フラフラだ。
やり過ぎだと、自覚しているのだけど。

明日はお茶の水だから、よく休まないといけない。







ノルディック・ウォーク専用ポールと言いますよ

2014年12月23日 | 日記・エッセイ・コラム
12月23日(火)

なんとなく年末を感じられないのは、私だけだろうか?
『感じられない』のではなく『感じたくない』と言った方が正しいようだ。

本当は年内にやるべきことが多すぎる。これは三ヶ月余りになる病院暮らしが原因だ。
片付け物が全く出来ていない。今、少しは復活しているのはパソコンいじりだけである。
考えてみれば、時間さえあれば、パソコンの前に座っている。いけないなぁ!


先日、荷物が届いた。なんだろう?細長い荷物を眺めながら考えた。
そうだ!リハビリへ行った時に注文したステッキだ。
二本の細い杖はセットになっていて、左右の区別がついている。
言うなれば、山道を歩く時に使用している杖と同じものを歩行訓練などがし易いように出来ている物である。
名付けて『ウォーキングポール』

この便利な杖は以前から欲しいと思っていたが、ステッキ売り場には売っていない。
どこで買えるか尋ねてみたが分からない。
リハビリ病院へ通い始めて、その存在を確認した。
成る程、リハビリ用のシューズや杖、手押し車、車椅子などの道具が置かれている。


私はここで、この二本杖を使ってみた。背中がしゃんとして、正しく歩けることが分かった。
早速、注文したのが、我が家に届いたのだ。

このステッキを使っていると、人は物珍しげに見る。
しかし、格好がどうであろうと、気持ちも背中もシャンとして、しかも、さっさと歩けるのだから有難い。

姉二人にも勧めてみた。二人とも欲しいと言う。
三人がこの杖をついて歩くところは見ものだろうな!それでも、健康にはいい。

相変わらず、年末の掃除は見過ごして、まず、何よりも自立する第一歩としよう。









日が一番短い日のこと

2014年12月22日 | 日記・エッセイ・コラム
12月22日(月)

今日も、日本海側は大雪だというニュースがあった。積雪だけでなく、停電したり交通の妨げになるのは気の毒と言うほかはない。

庭の白樺を見ると、すっかり冬らしく真黄色の葉が真っ白な木の幹にしがみつくようにしている。
小さな花壇のススキも折れ曲がって、冷たい風に吹かれている。
なんと不景気なこと。手入れをしないからよ。もう、今年も終わりだというのに、何一つやっていない。

今日こそはと思いながら、早くも夕方になってしまった。
今日は『冬至』南瓜に柚子がつきもの。
先程、スーパーへ行ったら、入り口の一番目に付きやすい台に南瓜と柚子が山のように置かれていた。
でも、買う人は殆どいない。
最近は、南瓜やら柚子にこだわる人は少なくなったのかな?

それに引き換え、クリスマスをテーマにした商品、食べ物、行事などなどの宣伝や報道は目に見えて多くなった。
「どうしてクリスマスなのかしら?」と、ちょっと皮肉めいた言葉が出てくる。
「クリスチャンでもないのに、日本人ってこういう行事が好きなのよね」と……
「そう、出かけて行っては南無阿弥陀仏。そして柏手でパンパン。教会へ出かけもしないのにメリークリスマス!

日本人って宗教にこだわりがなく、自分たちの生活に取り入れている。不思議だね。
あまり信じる心がないから、何に対しても関心や興味を示せる。言うなれば平和な国民性を持っているのだ。
ああ、なんて幸せなことだろう!
と、いささか、皮肉めいた言葉が出てきた。

子供達はどんなプレゼントを貰うのかな?結構なことです今時の子供は…
でも、私だって何十年か前に、親からお菓子の入った箱を貰ったことがある。私の父は洒落ていたんだな!


なんだかんだと言っても、スーパーへ出かけた時に買った鶏のモモ焼きを二人で食べた。一本だけど、いかにも大きい。温めて切り分ける。
先日買った白ワインを開ける。ずいぶん久しぶりのことなので、うまく栓が抜けるかと心配したが、成功。
しまいこんでいたワイングラスも久しぶりに顔見せ。

結局、このご馳走も「これでもう結構!」と言うことになった。我々の胃にはいささか重すぎるのだ。
それに、名コック?の私には、他の計画があるのだから…






どこまでも苦しめられるパスワード

2014年12月21日 | 一年前
12月21日(日)

今、私のパソコンの周りは色んな物で散らかっている。
プリンターをひろげて印刷したいものを一度にやってしまおうとしたのだ。
おかげで、年賀状の印刷も終える事が出来たのは嬉しい。

常に、プリンターをガタゴトと作動させる状態にして置けば良いのだが、出来るだけお邪魔ムシにならないように片付けておく為には仕方がない。


今日は、カード会社から送られてくる利用代金表を出すために苦労した。
なんと言っても、パスワードが分からないのだ。
いや、自分ではよく分かっているのだが、相手の方が拒否するので、えらく手間取る。
何回やってもダメなので、仕方なくパスワードを変更した。

こう言う事を繰り返していると、色々なパスワードが増えて訳が分からなくなる。
つまり整理が悪く、だらしがないと言う事だ。


最近、私も物忘れがひどくなった。もう、私にはパスワードを必要とするものは無理かもしれない。
と、言って、ネットを直ぐに止めてしまう訳にもいかない都合というものもある。
最近はパスワードを求められても、面倒だとばかりに無視してしまう事さえある無精人間の私だ。

一覧表にしておけば良いものを「まあ、後でいい」としてしまうので、結局は何時までたっても「無理無理」と言う事になる。


とにかく、最近の生活は『記号』や『数字』の世界になって、実にややこしい。
今日も、上の姉が送ってくれた荷物が届いた。
配達人が直ぐ、立ち去ったので間に合わなかった。
姉が『ご不在連絡票』なるものを持って来て、電話をかけて欲しいと言う。


宅急便の会社ではそれぞれ再配達依頼のやり方が違う。
電話で依頼しても、数字の羅列でミスすることがあるので、結構、時間がかかる。

なんとか、連絡は出来たが、この方法は高齢者や日頃あまり慣れていない人にとって、大変な作業だと思った。
我が家でも、結局は私がやる事になるが、困った事だ。
姉は「私は出来ない」と、あっさりと、私にバトンを渡す。

世の中、数字や記号に囲まれた生活が普及しているが、こうなると、アナログの時代が懐かしい。
電話をかけても、肉声を聞くのと押しボタンで答えるのでは大違いである。


やっと、届いた荷物は、何時もの美味しい草加煎餅だった。
何れにしても、年末の宅急便配達はご苦労様な事である。勿論、受け取る方も…

そうだ!。今日のパスワード、しっかり書き留めておかなくては……